川崎大助のレビュー一覧

  • 教養としてのパンク・ロック
    ・「教養」「パンク・ロック」非常に食い合わせの悪い単語をタイトルに頂いたこの本。本屋の店頭にこんなタイトルの本があったら、「クソが」と毒づき普通にスルーだ。著者が川崎さんで無ければ。僕はこのタイトルが好きでは無い。
    ・本の冒頭このタイトルの意味が語られる。「パンク・ロック」こそ「教養」という文脈が必...続きを読む
  • 僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ
     400ページ以上あって、こんな分厚い本をそれほどファンでもないのに読むのは大変だと思いながら読み始めると、フィッシュマンズのキャリアを時系列で語っているので、触れている通りにapple musicでこれまで聴いていなかった初期作品から聴きはじめる。90年代に世田谷三部作だけよく聴いていた。『マイラ...続きを読む
  • フレディ・マーキュリー 写真のなかの人生~The Great Pretender~
    2019/12/28予約
    見たことのないショットがたくさん。
    穏やかな表情のものは、ほとんど使われていないのだと思った。
    表紙の写真もとてもいいが、P137の笑顔は最高だと思う。
  • 教養としてのパンク・ロック
    学生時代はメタル好きで「ロッキング・オン」は敵性雑誌だった事もあり作者の事は全然知らなかったのだが、タイトルに惹かれて読んだら面白かった。パンクについてはピストルズくらいしか聴かないし(ピストルズは普通にロックしてるので好き)「レコード・コレクターズ」の特集で読んだ程度の知識だったが、詳しい時代背景...続きを読む
  • 教養としてのロック名曲ベスト100
    納得できた。
    ランキングに納得できたんじゃなくて、
    その決め方に納得できた。
    ランキングに納得なんて、
    そんなの出来る人いないでしょう。
    ならば、決め方が大事だと思う。
    今度はここに「日本」のランキングも
    掛け合わせて出してほしいです!
  • 教養としてのロック名盤ベスト100
    ロックの名盤ガイド(R&B、ジャズ、ヒップホップ、ラップも含まれている)だが、類書と違うのは筆者自身が選定していないところである。

    本書ではローリングストーンとNMEのランキングをポイント化し、上位100枚を選んでいる。

    いずれもよく知られた作品ばかりだが、聴いたことがないアルバムも含まれている...続きを読む
  • 日本のロック名盤ベスト100
    1970年代以降の様々なジャンルの音楽が紹介されており、新たな発見や深い見識が得られる。
    後半では日本の戦後の音楽史が(多少批判的に)欧米の音楽との比較で語られ、そちらも面白く読めた。
  • 日本のロック名盤ベスト100
    確かに本邦初、しかし、ロックの定義がイマイチ。宇多田ヒカルやperfumeを入れるところにやや著者の妥協が見える。歌謡曲やポップスで類書がどんどん出れば面白いのに。
  • 素浪人刑事 東京のふたつの城
    ・お〜。
    ・失礼ながら結構堂々たる作品でびっくりした。
    ・アイデアも最初は架空戦記物?みたいな?と思っていたけど、細部の設定がしっかりとしていたので、意外とこけおどし感が無い、と言うか率直にすげえちゃんとしてんじゃん!と思った。
    ・前小説より飛躍的に上手くなった印象。
    ・現実の歴史との関わり画ありそ...続きを読む
  • 教養としてのロック名曲ベスト100
    若い頃にディープパープルやレッドツェッペリンからロックにハマったのでタイトルに惹かれて読んだ。ランキングはややマニアックで一位はニルヴァーナ、以降ビーチボーイズ、ザ・ロネッツと続く。
  • 僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ
    きっかけは山崎まさよしのカバー
    「いかれたBaby」
    これは分かりやすくイイ曲。
    でも、そこからが不思議な感じ。
    合わないのかもしれないが、
    通り過ぎるわけにはいかない的な。
    なんやかんや私が気になるトコロで目にするし。
    この本でさらに迷いこみました笑
  • 日本のロック名盤ベスト100
    前半はランキング、後半は著者の視点からの日本のロック史という内容。

    はっぴいえんどの影響が、少なくとも筆者にとっては非常に大きいことが読み取れる。オウム事件に対するポップ音楽のスタンスなど、違和感を感じる論考もあるが、基本的には楽しめた。

    著者はJポップという言葉に強い違和感を持っているようだが...続きを読む
  • 教養としてのロック名盤ベスト100
    個々の解説文は面白いけど、クイーンもU2も入ってないランキングに意味はあるのか…。NMEとローリングストーンのオールタイムリストの両方に掲載されたアルバムの中間値を取ったそうだけど、それは意味ないよなあ。客観性を持たせるならもっとたくさんのオールタイムリストを参照すべきだし、尖ったものを作るなら何か...続きを読む
  • 教養としてのロック名盤ベスト100
    ガイドブックとして購入。
    あの名盤が入ってなかったり、よく知らないアルバムが入ってたり。RS誌とNMEの評価の違いが面白い。自分はNME派かな。
    いくつか気になったのがあるのでチェックしてみよう。
  • 教養としてのロック名盤ベスト100
    読む前は絶対自分はNME派だろうと思ってたけど、意外とRSの順位に同意する事が多く…親父になったってことか?
  • 日本のロック名盤ベスト100
    そもそも客観的なロックベスト100など、あまり意味がない。専門家数十人のアンケートをとればその数だけベスト100があるわけで、一人の業界人が「これがベストだ」といっても単なる参考程度と言えるだろう。そういうツッコミを承知で書かれた本だと認識して読んでみたが、やはり個人的嗜好があるように見える。年代的...続きを読む