川崎大助のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・「教養」「パンク・ロック」非常に食い合わせの悪い単語をタイトルに頂いたこの本。本屋の店頭にこんなタイトルの本があったら、「クソが」と毒づき普通にスルーだ。著者が川崎さんで無ければ。僕はこのタイトルが好きでは無い。
・本の冒頭このタイトルの意味が語られる。「パンク・ロック」こそ「教養」という文脈が必要な音楽である事。好きでは無いがそこで語られた事は僕も普段から薄ら感じていた事だった。
・本の内容はパンクのあれやこれや、知ってる事や知らなかった事、そこからの川崎さんの推測等、無類に楽しく、興奮する物だった。最高。
・でもやっぱりタイトルで損してるよな。(新書ってとこも…)ほんと「クソが!」と思う様な人が面白がれるし、届いて欲しい。
・なので何年後かに増補版で単行本化を、タイトル変更で希望します。また読みます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ400ページ以上あって、こんな分厚い本をそれほどファンでもないのに読むのは大変だと思いながら読み始めると、フィッシュマンズのキャリアを時系列で語っているので、触れている通りにapple musicでこれまで聴いていなかった初期作品から聴きはじめる。90年代に世田谷三部作だけよく聴いていた。『マイライフ』という曲が特に好きで今でもランニングしながら聴いていた。
各作品についてじっくり語られているのでじっくり音楽を聴きながら読み進めると、ほぼ7月の一か月間はフィッシュマンズをどっぷり聞き続けた。特に『いかれたベイビー』を好きになって何度も聞いた。佐藤さんが亡くなって寂しい。当時より今の方が喪失感が大きい。読み終わってしまうのが寂しい。
『いかれたベイビー』を繰り返し聞いていると、ラブソングと言うより、ドラッグを一緒に楽しむ女の子についての思いを歌っているようにしか聞こえない。しかし川崎さんは『ナイトクルージング』でドラッグソングという解釈を矮小であると猛否定していたのだが、ラブソングをそれほど高いものと思わないし、ドラッグソングを矮小であるとも思わないので、受け止め方が違った。川崎さんは佐藤さんと大変長い時間を共有している関係者なので、川崎さんの方が正しいはずだ。
8月に映画が見れるので、フィッシュマンズとの夏はまだまだ続く。 -
Posted by ブクログ
名盤リスト 米ローリングストーン 英NME 合計500位順
89位 Daydreamnation/Sonic Youth ’88 ノイズの絵の具
83位 Trans Eoropa Express/Craftwerk '77
85位 Slantedand Enchanded/Pavement ’92 DIY時代のLo-Fiロック
76位 Please Please Me/The Beatles ’63 デビューアルバム
62位 Loveless/My Bloody Valentaine ’91 ノイズギターの雲の絨毯
58位 The Queen is Dead/The Smith ’86 NME1位
51位 OK Computer/Radiohead ’97
50位 KID A/Radiohead ’00
49位 The Bends/Radiohead ’95 2作目
48位 The Dark Side of the Moon/Pink Floyd ’73
47位 Led Zeppelin Ⅳ/Led Zeppelin ’71
46位 Closer/Joy Division ’80 アメリカツアー前日イアンカーチス自殺
23位 Sgt.Pepper's Lonley Hearts Club Night/The Beatles ’67 RS1位
20位 Never Mind the bollocks/The Sex Pistols ’77
8位 London Calling/The Clash ’79 80年代全米を制する
3位 The Beatles(The White Album)/The Beatles ’68
2位 The Velvet Undergraoud &Nico ’67
1位 Revolver/The Beatles ’66 RS3位 NME2位 -
Posted by ブクログ
明治維新果たせず、征夷大将軍の下、刑事は腰に帯刀していた。
もうこの設定、それだけで勝利と思って、ワクワクして手に取った。
が、がっかり感。
設定はその通り。多分、物語のプロットと展開は、時代劇と考えれば然程特筆するものでもない。
要は設定を除けば、どうと言うこともない。
しかし、その、なぜ明治維新がならず幕府が継続していて、どんな社会になっているかの設定が、ドン引き。
軽く触れているだけならいいのだけど、しっかり章を割いて書いており、しかも物語が成り立つに必要なものとなっていて。
日本下げ。
歴史や社会への洞察が浅い、高校の文芸部レベルかと思うが、まあ、フィクションだしまなじり上げることもないのだろうが、そこに力入れて書いてるところが、気持ち悪く感じた。
必要があってやってるより、本気が滲み出る。
韓国アゲ。ファンタジーだからいいんだけど。
それで、維新がなく間違った方へ行ったという設定かと思えば、現代日本まで嘲笑う謎の展開を見せる。
天皇を中心として紡がれてきた日本の歴史も足蹴にして。
まさかと思うが、センスのいい風刺のつもり?
登場人物の深みもない。
結局、愚かな世界で愚かに振る舞う登場人物の全てに、何の共感もできないのではないか。どう言うつもりで書かれた作品なのか、分からなくなった。
こう言うのが喜ばれるものなのか?
それでも、最後まで作品としては読めたので、星三つ。