川崎大助のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・「教養」「パンク・ロック」非常に食い合わせの悪い単語をタイトルに頂いたこの本。本屋の店頭にこんなタイトルの本があったら、「クソが」と毒づき普通にスルーだ。著者が川崎さんで無ければ。僕はこのタイトルが好きでは無い。
・本の冒頭このタイトルの意味が語られる。「パンク・ロック」こそ「教養」という文脈が必要な音楽である事。好きでは無いがそこで語られた事は僕も普段から薄ら感じていた事だった。
・本の内容はパンクのあれやこれや、知ってる事や知らなかった事、そこからの川崎さんの推測等、無類に楽しく、興奮する物だった。最高。
・でもやっぱりタイトルで損してるよな。(新書ってとこも…)ほんと「クソが!」と思う -
Posted by ブクログ
ネタバレ400ページ以上あって、こんな分厚い本をそれほどファンでもないのに読むのは大変だと思いながら読み始めると、フィッシュマンズのキャリアを時系列で語っているので、触れている通りにapple musicでこれまで聴いていなかった初期作品から聴きはじめる。90年代に世田谷三部作だけよく聴いていた。『マイライフ』という曲が特に好きで今でもランニングしながら聴いていた。
各作品についてじっくり語られているのでじっくり音楽を聴きながら読み進めると、ほぼ7月の一か月間はフィッシュマンズをどっぷり聞き続けた。特に『いかれたベイビー』を好きになって何度も聞いた。佐藤さんが亡くなって寂しい。当時より今の方が喪 -
Posted by ブクログ
名盤リスト 米ローリングストーン 英NME 合計500位順
89位 Daydreamnation/Sonic Youth ’88 ノイズの絵の具
83位 Trans Eoropa Express/Craftwerk '77
85位 Slantedand Enchanded/Pavement ’92 DIY時代のLo-Fiロック
76位 Please Please Me/The Beatles ’63 デビューアルバム
62位 Loveless/My Bloody Valentaine ’91 ノイズギターの雲の絨毯
58位 The Queen is Dead/The Smith -
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Posted by ブクログ
明治維新果たせず、征夷大将軍の下、刑事は腰に帯刀していた。
もうこの設定、それだけで勝利と思って、ワクワクして手に取った。
が、がっかり感。
設定はその通り。多分、物語のプロットと展開は、時代劇と考えれば然程特筆するものでもない。
要は設定を除けば、どうと言うこともない。
しかし、その、なぜ明治維新がならず幕府が継続していて、どんな社会になっているかの設定が、ドン引き。
軽く触れているだけならいいのだけど、しっかり章を割いて書いており、しかも物語が成り立つに必要なものとなっていて。
日本下げ。
歴史や社会への洞察が浅い、高校の文芸部レベルかと思うが、まあ、フィクションだしまなじり上げ -
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