有森隆のレビュー一覧

  • 社長争奪

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    日本を代表する、した、会社の黒歴史が詰まった大好物。会社の数だけ社長もいれば部下もいるわけで、いかに上層部が情実で動いているかが(特に創業者がいるうち)よく分かる一冊。

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    2018年11月14日
  • 世襲企業の興亡 : 同族会社は何代続くか

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    あり意味、どの企業も最初は同族企業、経営者は私欲を捨て、世のため、社員のために、それが企業永続への王道、そう感じました。
    感謝です。ありがとうございます。

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    2012年08月25日
  • 経済情報の裏読み先読み : 超円高、国の大借金、赤字決算、年金はどうなる!?

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    目に見えてる数字にだまされてはいけないということ。
    自分の頭で考え、自己責任で判断することが大切。

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    2011年12月10日
  • 巨大倒産

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    巨額の損失額で倒産、登場した経営者たちの好調時の私生活や、倒産後の姿なども知りたいと感じた。
    それぞれの小説化、などもあったら読んでみたい。

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    2022年05月29日
  • 社長解任 権力抗争の内幕

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    30年全国紙の経済記者として活躍し、現在は経済ジャーナリストとして活躍する著者。長年企業の栄枯盛衰を追ってきたからこそ著せる著書だろう。

    国内大手企業10社において過去発生した解任劇を、古くは戦前まで遡って解説している。1冊で10社の事を纏めているのでざっくり感は免れないが、ポイントはしっかり押さえられている。

    会社組織、特に経営陣の人事が、如何に人間臭く泥臭いかが分かる一冊。

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    2021年05月09日
  • 巨大倒産

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    信用構築には長い時間を要する。けれども瓦解は一瞬だ。その盛衰を9社の事例を採り上げ分析する。

    特にそごう、安宅産業、三光汽船は立身出世伝と経済小説が混じったような面白さだ。米エンロンのように史実を振り返れば批判されるようなビジネスモデルでも、いずれの経営者も当時としては画期的かつ革新的な成長手段を開発・実現したことは評価すべきだろう。晩節を穢した面はあろうが、副題『「絶対潰れない会社」を潰した社長たち』とするのはやや酷な気もする。一方タカタやシャープなどは経営判断を誤り安泰に胡坐をかいた結果の際たるものだろう。

    タカタや大昭和製紙あたりはwikiからの転載?と思うほど表層的内容だったが、中

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    2018年09月07日
  • 巨大倒産

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    凋落の仕方はそれぞれだけど「ブレーキがきかなくなることの恐ろしさ」や「バブルは本当に魔の沼」だということを教えられた気がしました。
    あと、適性関係なくトップになる創業家の跡継ぎってどんな気持ちで就任するんだろとかふと思ってしまいました。
    (ここに出てきた)身上つぶした跡継ぎのアレ感がなかなかにひどかったので…

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    2018年04月24日
  • 海外大型M&A 大失敗の内幕

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    要するに、誰のため、何のため、ってのをしっかり考えて、それを絶対に忘れないで、そこから逸れてはいけない、ってことだな。

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    2016年03月31日
  • 企業舎弟の掟~「巨悪」欲望の暗闘史 一巻

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    第1巻はバブル期を中心とした金融裏面史。イトマン、住銀、平和相銀、阪和銀、伊藤寿栄光、磯田一郎などなど、語られつくした感もあるバブルキーワードが満載である。
    中で関心したのは和歌山県とイタリア(なかでもシチリア)との類似性の指摘である。個人的に和歌山=日本のフィリピン説を唱えてきたものとして、自説の強力な補強者が現れたようで嬉しい限り。
    またイタリアンマフィアの出自として、土地貴族の代理人として、農民から搾り取り、上納を値切って富を蓄えたとの記述があるが、中世の武士の発祥とまったく同根である。

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    2013年12月23日
  • 世襲企業の興亡 : 同族会社は何代続くか

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    まあ、事後であれば批判するのは簡単だが、破綻や不祥事が発覚するまでの、マスコミの持ち上げ方も滑稽でおかしいのがわかる。
    しかし、こんなにも大企業なのに滅茶苦茶な世襲企業が多いとは。
    中小の世襲企業の方がよっぽど真面目。

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    2013年06月08日
  • 世襲企業の興亡 : 同族会社は何代続くか

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    ここ数年話題となった世襲企業について、沿革から失敗に至るまでをまとめた本。著者は数多くの企業経営者に関する著作があるが、どれも大変興味深い。本屋によくある「特定の経営者のヨイショ本」とは一線を画すものであり、短く沿革もまとめてあるので、「新聞で耳にしたことがある」程度の読者でもついて行ける内容になっている。
    それにしても、ここで取り上げられた社長たちはいわゆる「経済誌」でインタビューを受けた人たちばかり。ある意味経済誌の見る目のなさを裏付けてるような気がする。

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    2012年06月09日
  • 社長解任 権力抗争の内幕

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    本書の紹介文にある通り、名だたる大企業。トヨタ、JR、住友銀、関電、帝国ホテル、フジサンケイグループ、日産、神鋼、東芝。これら大企業10社の社内抗争劇について。本当かは分からない、週刊誌のような記事でもある。だが、これも紹介に書かれるように、実際に企業はビジネスの場であると同時に、政治の場でもある。従い、社内抗争は自然発生的に起こるものだろう。だからこそ、これを抑止して最大限収益に目を向けるガバナンスが重要だ。

    「リアル・半沢直樹の世界」と書かれるようにその迫力やドロドロ感は確かなのだが、残念なのは、取り上げられる事例が、少し古い。現役については書けない事もあるだろうし、中々こぼれ話も出てこ

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    2025年09月09日
  • 社長引責 破綻からV字回復の内幕

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    好きなジャーナリスト、有森隆さんの書籍。

    日本を代表する有名企業9社において、その生い立ち、業績悪化に陥った背景、そこで先頭に立った社長をキーパーソンとして、どのように組織を回復に導いたかを著した著作。企業経営の難しさの片鱗を見いだすことが出来る。

    ただ限られたページ数ゆえ、表層的になった一面は拭えない。読んで興味を持った企業については、巻末に参考文献が掲載されているのでさらに深掘りして読むことをお勧めする。

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    2021年06月27日
  • 海外大型M&A 大失敗の内幕

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    日系企業9社が行った海外企業の失敗事例のM&A。
    当時の背景・経緯から、その失敗に至った理由を著者の視点で綴った内容。

    改めて感じる目的の重要さ。更に目的がビジネス上妥当なのか?
    あるべき姿が見えていないM&Aはやはり成功しないことが実感できる。
    自社がM&Aをする際、こうした本に失敗例として書かれないようにとも痛切に感じる。

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    2018年08月30日
  • 海外大型M&A 大失敗の内幕

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    失敗の理由はたくさんあるだろうし、ここに書かれたことはかなり表層的なところがあるだろうけと表層的だからこそ本質を突いているところもあるかもしれない。何にしても日本企業の(というか日本企業に限らないが)巨大M&Aはどこかしら失敗含みだとも思う。

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    2016年12月10日
  • 海外大型M&A 大失敗の内幕

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    有名な日本企業が、華々しく発表した大型M&Aが、あまりにも稚拙な計画で行われていたことを確認できます。
    なれない大金を持った小心者が、大失敗をする話は、昔からよく聴かれます。バブルのときに失敗し、その後の「グローバル化」で失敗し、巨額のお金を海外にだまし取られていく姿が、ありありと現れています。
    しかし、失敗することが明らかでも、周囲の役員たちは転がりだす大きな流れのを止めることができません。その姿は、自分ならどうするだろうと考えると、やるせない気持ちにさせられることでしょう。
    最近は、カリスマ経営者の強引な世襲が通らなかったり、あまりにも傍若無人な経営を行う企業の内幕が外に漏れるよう

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    2016年04月14日
  • 経済情報の裏読み先読み : 超円高、国の大借金、赤字決算、年金はどうなる!?

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    ◆年金 賦課方式 積み立て方式
     田中角栄の時物価スライド、賃金スライドを採用→オイルショック
     →積み立て方式では追いつかなくなる
    ◆31年度に積立金枯渇
    ◆公募増資 企業が新しい株式を発行し、不特定多数の投資家から資金を集めること
     →発行株式が増加、一株当たりの価値が下がる→空売り!
    ◆DEレシオ 負債が株式資本の何倍かを示す指標 長期の支払い能力
    ◆東電 投機電力
    ◆商品の企画から生産、販売まで一貫して行うSPA【製造小売業】ユニクロ、ギャップ
    ◆JAL、豪カンタスグループ、三菱商事 ジェットスタージャパン
    ◆ANA、エアアジア エアアジアジャパン
    ◆3分の2以上が黒字の転換
    ◆46年

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    2012年04月16日
  • 実録 アングラマネー 日本経済を喰いちぎる闇勢力たち

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    1).目次
    省略

    2).筆者の主張
    省略

    3).個人的感想
    ・企業舎弟、反社会的勢力と関連のあるもしくは、関連をもってしまった企業を中心にまとめられている、
    ・今回は、アーバンコーポレイション、グッドウィル、丸紅保証事件、富士通副社長退任、インデックスホールディングス、スルガコーポレーション、ニイウスコー、NOVAが取り上げられている。

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    2009年10月04日
  • 実録 アングラマネー 日本経済を喰いちぎる闇勢力たち

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    ふらふら本屋にたちよって気がついたらもっていた本。

    ついこの間倒産したアーバンやスルガコーポ、NOVAなどの
    成り行きが表では語られない、そもそも出されない情報からの
    視点から描かれていておもしろかった。

    反社会的勢力が次々と生み出す錬金術に会社でありそれを
    取り巻くステークホルダーらが翻弄され、市場の健全化が
    損なわれていく。ルールを厳密化することはその分、何かが
    生み出る要因を損なってしまったり、グローバル化した市場を
    個別に鎖国化してしまう恐れがあるので、いかに効率よく
    彼らを市場から締め出すことが今後の課題とされると
    思うが、道はいばらであるなとぼんやり思った。

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    2009年10月04日
  • 起業家の銭地獄~「巨悪」欲望の暗闘史 二巻

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    起業家の銭地獄 「巨悪」欲望の暗闘史 二巻


    新興企業は、一歩足を踏み外すと、一瞬のうちに奈落の底に沈む。
    栄枯盛衰とはまさにこれですね。。

    同じ業界に身を委ねている者として、ほんとによく感じることですが、
    表の世界では
    「そこの奥さん、これからは銀行預金ではなく投資ですよ!株主優待ですよ!」
    とPRしている。
    でも、そのウラでは、きな臭い金の匂いにまみれたウラの世界もあるのです。
    普段から、ファンドやらSPCやら、いわゆるリアルでない世界ばかり見ていると
    このギャップによく驚かされます。

    実話の話しで人物別に分かれているので、昼休み2日分くらいで読みきってしまいました。

    特にリキッド

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    2009年10月04日