鈴木たえ子のレビュー一覧
-
お互いに伴侶を亡くした者同士が再び恋をします。ヒーローはヒロインに拒絶されながらも、めげずに追っかけます。男らしく絶対的モテ男のヒーローなのに、簡単に進まないこの恋愛に、彼の家族全員が激励叱咤するのは笑えます。
ヒロインも仕事上の義務と生真面目さからヒーローからの求愛をいつも拒絶しますが、態度にヒ...続きを読む -
戦場で足に重傷を負ったヒーローを手当した看護師は少年に身を変えたヒロインでした。
ヒロインもヒーローも、それぞれの目的があって音信不通のヒロインの兄を探索します。また捕らえられた兄の身の潔白を証明するためにヒロインは裏の行動に出ます。
互いに愛し合っていた二人ですが、それぞれの敵味方の立場から関...続きを読む -
極端ですが、男性にも読んでほしい一冊。確かにハーレクインらしい小説ではあるのですが、それだけではない、という意気込みが伝わります。主人公が、とても魅力的です。Posted by ブクログ
-
若き未亡人セシリーと、セヴリーン公爵のじれったいラブロマンスを描いた作品。
お互いに好き合っているのに、これでもかというほどすれ違うので、最後までヤキモキさせられました。
セヴリーン公爵の「モテる癖に本当のところではてんで女性をわかっちゃいない」ところが素敵です。天然のイケメンさんという感じで。Posted by ブクログ -
ヒーローが逃げるヒロインを追っかけて妻にする過程はリズムあり、一気に読めましたが、後半夫婦になってからの誤解や、すれ違いが少々気だるく読むリズムを失速させられた感があります。
ただこのヒロインのキャラクターは個人的には結構好きです。美女で知的ですが、ヒーローへの反抗やギャフンを狙っているのでは...続きを読む -
妹が誘拐されたことに責任を感じすぎてしまって、ちょっとめんどくさいひとになってるチャールズの話。
アラベラがまたよくできたヒロインである。
卑屈だったコンパニオンであるティルダの活躍もいい。Posted by ブクログ -
いつものアン・アシュリー、「料理番の娘」系。愛人なし。
あ、でもヒーローはなんだか物腰が柔らかかった。訳のせいか、作者の傾向が変わったのかわからないけど。丁寧な口調の訳はヒストリカルっぽい雰囲気が出ていて好き。Posted by ブクログ -
秘密を持ったヒロインと、謎解き名人のヒーロー。
二人のやりとりが面白い。
謎が明らかになっていくのもドキドキします。
それにしてもヒロインの持つ秘密が重い。
暴力夫に嫁いだり、そこから完全に逃げ出したり、恋をしたり、拉致られたり・・・波乱万丈です。
ヒーローにもトラウマがあり、ヒロインを救えなかった...続きを読むPosted by ブクログ -
3.8
途中からかなり迂闊になってないかこのふたり。
最後ほポッと出の奴がアレなのはモヤモヤする。
デヴィレルは行動で示したとはいえ、もっと早く気持ちを言葉で伝えても良かったのでは。
でもそれだとピッパが受け入れられないかな。Posted by ブクログ