小宮善彰のレビュー一覧
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北村裕花さんの絵も素敵で、言葉とあっていて読み応えもあります。言葉は短いのですが、共感出来て、多岐にわたっていてうなずいてしまう。
考えを持って観察力があってそして生きて来たおもみがあります。
作者の佐野洋子さん2010年に亡くなていたんですね、でも、こうして亡くなられてから本が出ている。。。Posted by ブクログ -
前の本に続いて読んでしまいました。
歳をとっても自分の中に4歳の自分や9歳の自分がいるという話が好き。
小さい頃思っていた大人と今の自分のギャップって誰もが感じることだと思う。Posted by ブクログ -
『結婚というものに対して、イメージを生きる人と現実を生きる人というジャンル分けもする。(中略)現実を直視する事は、現実に破れる事でもある。
しかしイメージは死なない。イメージの前に現実や真実はふみつぶせばよいのである。』
佐野さんは2回結婚されて離婚されています。結婚に対してイメージが沸かず現実...続きを読むPosted by ブクログ -
佐野洋子は、ほとんど読んだので、この本を見た時も、「上手い商売やってるな」くらいにしか思わなかった。
が、手に取って読んでみると(もちろん読んだことのある文章ばかりなのだが)改めてグッときた。
構成が上手いんだな。
佐野洋子のエッセイにはすごい言葉がたくさん詰まっているのだが、あまりにたくさんある...続きを読むPosted by ブクログ -
イラストと文で絵本のよう。あっという間に読めるのですが、書いてある言葉は含蓄があり、考えさせられます。税金の話は笑ってしまいました。猫のフネの話は身につまされるというか、我が家の飼い猫に置き換えて読んでしまい、涙です・・・。動物って本当にそのまま生きているのですよね。つらいとか死にたいとかいうことは...続きを読むPosted by ブクログ
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NHK日曜美術館の前に放送されていた“ヨーコさんの言葉”。最初はぼーっと見ているだけだったのに、いつしか楽しみになった。絵も素朴で味わい深いし、声も少しだけぶっきらぼうで味があって、大好きな時間だった。本が出たと知り、即買いした。9割はTVで見た記憶のあるものだったけど、相変わらず読んだ後に心の中を...続きを読むPosted by ブクログ
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怒ったり鬱になったりギャーギャー言ったり(?)していても、ヨーコさんの心の中は実はいつでも"しん"としていたんじゃないかと思うとなんだかちょっと切ない。Posted by ブクログ