フランセス・アッシュクロフトのレビュー一覧

  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    素直に面白い本。どこまで正確なことが書かれているかは再検証必要だが、理系心をくすぐる本でした。特に、圧力や温度などの身近な因子が身体に与える影響の記述は為になった。

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    2025年05月25日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    人間は「高さ」、「深さ」、「暑さ」、「寒さ」にどこまで耐えられるのか、人間はどこまで「速く」走れるのか、人間は「宇宙」で生きていけるのかなど、「人間の限界」について書かれたもの。人間の身体的特徴がどこまで環境に適応でき、その限界はその特徴によって生まれてくるということが、丁寧に書かれていて生理学的にも楽しい読み物だった。

    「どこまで深く潜れるか」の章に枕草子《うちとくまじきもの》が引用されているのに驚いた。イギリスの知識階級恐るべし。

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    2023年07月29日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    "最高に面白い本だった。人間が健康に活動できる限界は?という視点から、科学的に分析をする。もしもの不測の事態に陥ったときのサバイバルも学べる。
    極寒の海に投げ出されたらどうするか?救命具をつけていれば、じっと浮かんでいる方が助かる確率は高い。水は空気より熱の伝導がはやい。動き回ると急激に体温を奪われ消耗する。
    こんな知識も身につく。
    宇宙にいくことはまずないだろうが、宇宙酔いについても学べる。
    どこまで高く登れるか?
    どこまで深く潜れるか?
    暑さ、寒さにどこまで耐えられるのか?
    どれくらい速く走れるか?
    宇宙で生きていけるか?
    最後に、生命そのものは、どんな環境で生きていけるのかを地

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    2018年10月20日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    [ここが、体力の終着点]暑さ、寒さ、高さ、深さなどのジャンルごとに、生命がどこまで耐えることができるかを探った科学本。限界の限界に挑んだ科学者など、「奇人」のエピソードなども収録されています。著者は、オックスフォード大学の生理学部教授を務めるフランセス・アッシュクロフト。訳者は、『驚異の古代オリンピック』等の訳業がある矢羽野薫。原題は、『Life at The Extremes』。


    科学の知識がなくとも科学を楽しむことができる良作。邦題には「人間」と銘打たれていますが、それ以外の動物や細菌などについても述べられており、幅広く生命の不思議に触れることができるかと。それにしても自らの命を賭して

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    2016年06月27日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    面白く読みました。熱さ、寒さ、気圧色々あれど、やはり生存に一番重要なのは酸素濃度? 酸素が酸っぱいとは初めて知った。自分の体で人体実験を繰り返すなんて、科学者の鏡です。

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    2016年03月17日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    生きるか死ぬかの極限状況で、肉体的な「人間の限界」を
    著者自身も体を張って果敢に調べ抜いた驚異の生理学。

    人間はどのくらい高く登れるのか、どのくらい深く潜れるのか、
    暑さと寒さ、速さの限界は?

    果ては宇宙まで、生命の生存限界まで、
    徹底的に極限世界を科学したベストセラー。

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    これ、めっさ面白かった。
    ためになると言うか、普段疑問に思ってた事とか、
    えーーー、そうやってんや、なんて体のしくみもわかって、
    読んでて楽しかった。

    ただ、半分くらいは専門的な事も書かれてて、
    ちんぷんかんぷんな所もあったけど、それで

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    2014年02月17日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    趣味でダイビングと登山をするので、最初の2章の内容に興味があり購入したが、最後まで読んでしまった。非常に面白い。

    伝統的に、生理学者は自分の体を使って実験するらしい。

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    2013年08月01日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    サバイバルの科学。タイトルからエグい人体実験の話を期待してたが、そんな所は(あんまり)なく、まっとうな科学本。人間は高度何万mまで登れるのか、水深何mまで潜られるのか、寒冷地では?砂漠では?宇宙では?その時人体の内部、肺、血液、骨、細胞はどんな働きをするのか?具体的な事例を取り上げ、それがいかなる科学変化により発生したのか詳細な生理学分析のもと解説されており、楽しむ科学として最高峰の一冊。「走ったらなぜ息があがるのか?」「生命体が繁殖できる限界は?」環境のみならず、スポーツの限界から生命体の限界まで、限界を知りたい人類は必読。続刊は是非、精神的な限界点の探求を!

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    2018年10月20日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    ネタバレ

    人間はどれくらい高く登れるのか?
    どれくらい深く潜れるのか?
    どれくらいの暑さや寒さに耐えられるのか?
    宇宙ではどうなるのか?などを分かりやすく書かれている。

    が、私にはちょっと難しくて読むのに時間がかかってしまった。

    著者自身が身体を張って経験したことも書いてあって、その辺りはより具体的な話があった。
    極地に晒された人間の体がどうなるのかとか、人間だったら簡単に死ぬような極地に住む生き物話が凄く面白かった

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    2025年03月28日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    タイトルどおり、暑さや寒さ・高さや低さといった様々な観点から「人間はどこまで耐えられるのか」というものをジョークも交えて書かれている。意外とタフだったり、逆に脆かったりと私たちが想像するよりも人間という生き物は特殊なのだなと感じた。
    人間の限界点の先にも暮らしている生物は多く、それらの生物は独自の進化や技術をもっている。それらの生物と人間を比べたり耐えられるカラクリを解説したりと人間が新しくものを開発するキッカケになりそうなことがいくつも書かれているので人間の技術的な進化がまだ可能かもしれないと感じられたため読んでいてとても面白かった。

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    2024年04月17日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    生理学者の著者による、極限状況における人間や他生物の限界を検証している一冊。
    高さ、深さ、暑さ、寒さ、速さ、地球外などに関わる厳しい環境が集められています。
    なかなか専門的で、内容は難いと感じました。
    しかし、ユーモアたっぷりの筆致が読者を奥深い極限まで導いてくれるでしょう。

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    2020年03月20日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    著者のフランセス・アッシュクロフト(1952年~)は、英オックスフォード大学生理学部教授で、インシュリンの分泌に関する第一人者である。本書は2002年に邦訳版が刊行され、2008年に文庫化された。
    本書は、文字通り、人間は「高さ」、「深さ」、「暑さ」、「寒さ」にどこまで耐えられるのか、人間はどこまで「速く」走れるのか、人間は「宇宙」で生きていけるのかなど、「人間の限界」を科学的に解明しようとしたものである。
    私は、本書を、理化学研究所と編集工学研究所(所長は松岡正剛)が共同で2017年に企画・選書した、科学の面白さ、深さ、広さが伝わる“科学道100冊“の中で知り、手に取った。
    一部の専門的な説

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    2018年01月13日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    ネタバレ

    第1章 どのくらい高く登れるのか
    第2章 どのくらい深く潜れるのか
    第3章 どのくらいの暑さに耐えられるのか
    第4章 どのくらいの寒さに耐えられるのか
    第5章 どのくらい速く走れるのか
    第6章 宇宙では生きていけるのか
    第7章 生命はどこまで耐えられるのか

    相当理系の内容なので難しいけど面白い。
    飛行機が飛んでる最中に窓ガラスが割るとどうなるのか、高山病にかかるとどうなるのか、熱中症になったらどうしたらいいのか、体の中ではなにが起きているのか、どういう症状がでるのか、などが書いてあるので、怖いんだけど役にも立つ、ある意味ライフハックみたいなところも。
    コウテイペンギンは群れをなしながら少しず

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    2017年10月28日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    人間はどこまで耐えられるか?

    努力とか我慢とかではなく、生理的/生物的にどこが限界なのか、越えるとどうなってしまうのか、ということをやたら詳しく説明してくれます。例えばエベレストの山頂くらいだと気圧が下がって肺の中の水蒸気圧が増えて酸素を取り込めないそうです、高度1万8000メートル以上で外気に晒されると血液が沸騰してしまうそうです。

    他に、どこまで深く潜れるか、暑さ、寒さ、速さ、そして宇宙空間がテーマです。

    読んだあと、なんとなく山に登りたくなくなるし、海に潜るのが怖くなります。

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    2015年12月15日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    スポーツの世界記録が現在でも更新されているのは、人間の限界が広がっているということなんだと今さら気づいた。人間も動物で進化は続いてるんだなぁと思った。

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    2015年08月24日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    「救命いかだで海の真ん中に取り残され、太陽が照りつける下では、海水を体にかけて気化熱によって体を冷やすのが最も賢明だろう。」

    高さ、深さ、暑さ、寒さ、速さ、そして宇宙空間において人間はどこまで耐えられるのかについて書かれた本。高さでは、高山病が立ちはだかる。一定の高さを超える場所に定住はできない。そして、高い場所での出産は大変危険である。深さでは、血液に溶ける窒素が問題になる。潜れば潜るほど圧の力により窒素が血液に溶ける。急激に上昇すれば、血管内で窒素が気化して、詰まる。

    やけどをしたなら、冷し続けなければならない。なぜなら、表面の熱はとれても、内部に熱が残っているかもしれないからだ。人間

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    2015年07月22日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    ネタバレ

    人間は暑さ(熱さ)・寒さにどれだけ耐えられるのか?深海ではどうなってしまうのか?宇宙ではどうなってしまうのか?知ってそうで知らない人間の限界が載っていて楽しく読めました。
    意外に、というかやっぱり、人間と言う生物は脆くて弱いものなんですね。。。そんな人間が、よくこんな苛酷で偶然が重なりあった地球の上に立っているものですな。この偶然には感謝しないとね。

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    2014年08月03日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    極寒の地で、灼熱の砂漠で、海で、宇宙(ソラ)で! 人間がどれくらいの環境までなら生きていけるかを解説した良書。サバイバル知識メモみたいな部分が多いなあ、と思ったら普通にサバイバルとか書いてありました。読んでみたらなにかと「呼吸」が重要なポイントを占めていて、「やっぱり呼吸は大事なんだな。波紋を学びたい!」と思いました。科学的な用語はあるけど読みやすい一冊です。

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    2013年09月25日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    まさにタイトル通りの内容。
    目次からして、
     どのくらい高く、
     どのくらい深く、
     どのくらいの熱さに、
     どのくらいの寒さに、
     どのくらい速く、
     宇宙では…
    と、極限状態における人間の体についてわかりやすく説明している。

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    2013年01月30日
  • 人間はどこまで耐えられるのか

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    読み物として面白い。知的好奇心をくすぐられる。
    呼吸関係の箇所は読んでいて息苦しくなりそうだったけど、呼吸は吸うよりも吐く方が大事だというとことなどを知れて勉強になった。
    ダイビングの経験があったので、どこまで潜れるのかという箇所もドキドキしながら読めた。

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    2025年10月26日