リリアン・R・リーバーのレビュー一覧
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数学論というか、数学思想というほうがしっくりくるかな。
ここに書いてあるこてまでを、意識したいが、数学は学んでいる時はここまで考えていない。ただ、こういう考え方、意識は非常に重要だと思うPosted by ブクログ -
結論に飛びつくな。
直観を繰り返しチェックしなければならない。そこで数学が役に立つことがある。
暗黙の考えに光を当てる。
現代数学の重要な流れは抽象化に向かっている。抽象を理解できるようにする。
意見をすり合わせることもできるけれど、違う意見を持っていても構わない。
違う見方同士を比べないと、不変の...続きを読むPosted by ブクログ -
最高!笑った。
数学者は5階の屋根裏に現代芸術家と一緒に住んでいる。らしい。目が血走っていておかしくなったんじゃないかっていうぐらいに。最上階は人間は無限の可能性を持っていると教えてくれる。
意見をすり合わせることもできるけれど、違う意見を持っても構わない。
どの場所にいても最善を尽くす。
人...続きを読むPosted by ブクログ -
これはすごい!!数学に抵抗のある日本国民は必読の書。これを読んで科学に対する開明的態度を身につけましょう。特に学校で学ぶ古典数学と、魅力的な、しかしとっつきにくい現代数学を華麗にかけ橋している術に脱帽。
<特記事項>
・鉄のベルトが地球に取り巻いていて、それに約3メートルを附け足すと、ティッシュが通...続きを読むPosted by ブクログ -
数学の基本的な考え方を優しく書いてくれている方。内容的にはテクニックと言うよりも概念的なものが中心である。最初に挙げられているクイズ的な問題は実際にやってみても面白い。1942年の所であるが、内容的な古さは全く感じられない。全般は古典的な数学に関する話題であるが、後半は現代数学にもう少し踏み込んでい...続きを読むPosted by ブクログ
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富んでいるときは
役に立たないものでも
寛容に受け入れられるが
貧しくて余裕がないときは
実用的なものや
結論に飛びつきたくなる
世界がもっと富んでいけば
世界の人が多様性に寛容になり
5階の住人も増えて
人間がよりよく進化するのだろう
ただ富むためには
テクニックとしての数学も
きっと必要
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現代の見方ではより柔軟性な精神と変化に対する覚悟が必要だ。泥だらけの古いわだちから自分の精神を解き放て。そして絶えず変わり続ける世界に順応せよ。
ビジネス書のような内容だ。
まさか、数学に関する書籍からこのような内容をうけるとはおどろきだ。
とにかく現代の数学、数学だけではなく現代美術、現代音楽に...続きを読むPosted by ブクログ -
声に出して読みたい本。
小学高学年か、中学入ったくらいで、数学の授業の時に先生がこれを読んでくれたら、教えてくれたら、興味を持って楽しく勉強ができたかも。
学校の先生もこのくらい柔軟な頭だったらいいのに。
数学がわからなくても、この本は面白い。
数学者と、現代芸術家を同じに見ているところ、面白い。...続きを読むPosted by ブクログ -
1942年に刊行され、アインシュタインが絶賛したという。数学の本というより、数学についての考え方というか、数学に接する時の心構えや思想って感じかな。Posted by ブクログ
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詩のように生き方や考え方を数学を使って解説している。
原書が書かれたのが世界大戦中だったらしく、そういったことに触れた内容が多い。
教訓などまとめのようなものが淡々と書いてあってよみ進めやすい。Posted by ブクログ -
数学の公式を忘れちゃってる部分もあり、
というか、高校の状況で習ってねえなあ、
って公式がちらほら。
大人にならなくちゃ後悔は出来ない、
って言葉がありますが、
この頃納得してしまう事が増えてしまった。
数学に関しては本当にそう。
もう少しきちんと数学に向き合いたかったなあ、
って思ってしまいます。...続きを読むPosted by ブクログ -
1942年に米国で刊行された数学の古典入門書。数学がどういうものかを簡単に述べられているが、いまひとつ核心が理解できなかった。純粋な数学書というよりは、哲学書のような論述がなされている。絵が多く、字も大きく行間が広いので、200ページあるが、内容は1/3程度の本と同じ。Posted by ブクログ
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やさしい文章で書かれているのに、完全には理解出来なかった。こういう発想の飛躍が出来るアインシュタインのような天才は数百年に1人しか出てこないのは致し方がない。自身の理解度が不足しているので、★3。Posted by ブクログ
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人間は自ら作った道具の範囲でしか思考出来ない、故に謙虚であるべき、という点に同意だよ。柔らか頭を持ち続けていきたいと思ったよ。Posted by ブクログ
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数学の考え方をやさしく説いた本ということで興味を持ったが・・・哲学的な話もあり何を伝えたいのかがいまいちわからなかった。挿絵も・・・。
独特な雰囲気の構成で好みは分かれると思うが、ボリュームは多くないので興味があれば一読をお勧めする。Posted by ブクログ -
ちょっと大風呂敷を広げすぎなんじゃないの、とは思うんだけど、平易でなかなか良い本。
ところどころのアフォリズム的な文句が、けっこうかっこよくてしびれちゃう。
「みんなを何回かだますことはできるが、みんなを毎回だますことはできない」とかね。Posted by ブクログ -
散文詩のように文節で区切られた文章と漫画のような線画の独特なスタイルで、数学の基本的な考え方や概念に触れ学ぶ意味を解き明かす。アインシュタインも絶賛したという、数学入門書の古典と呼ばれる一冊。
哲学書のような啓蒙書のような雰囲気。数学的なものの考え方から現代数学の概念までをも解説しているが、私の...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を知ったのは、某経済学者がブログで紹介していたからだ。
一応読んでみたが、途中からさっぱり分からなくなった。
数学の楽しさや使い方など、感銘を受けるところはあるが、私にとっては、理解できない部分があるので、評価は低くならざるを得ない。Posted by ブクログ