川淵三郎のレビュー一覧

  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論
    この人は、本当にキャプテンだなぁと思う。自分にも他人にも厳しい人。ちょっと息が詰まるところもありそうだけれど、チームをけん引するということは厳しさも必要なのだろう。川淵キャプテンには、信念と覚悟がある。そして、夢がる。それぞれがブレない。これだけブレないと、変な信念や覚悟だったらまわりは迷惑かもしれ...続きを読む
  • 独裁力
    日本バスケット協会会長をやっていた川淵氏の経験話。Jリーグチェアマンだったころの苦労話(自慢話)もまじえて、異なる考えの組織をまとめる力のことのようだ。独裁力という言葉はあまりなじまない気がする。
  • 黙ってられるか(新潮新書)
    確かに、実績がありますから、説得力があります。P49 ヴィジョンと、それを成し遂げるため、実現に近づけるために身を粉にして働かなければならない、ハードワーク。両方あって、人生が充実する。ヴィジョンを持つのは何歳でも遅くない。目標に向かって邁進し、没頭できるのであれば、何歳でも遅すぎることは無い。多く...続きを読む
  • 独裁力
    Jリーグを立ち上げ、分裂していたバスケットボールリーグを統一した著者のリーダーシップ論。誤解を招きそうなタイトルだが、要は「リーダーはビションをもって、語って、ぶれないてはいけない」ということ。トップダウンで方向性を打ち出して、ボトムアップで進められるのが一番いいと・・・・。
     著者はビジョンを語る...続きを読む
  • 独裁力
    Jリーグを先例にした日本バスケットボール界の改革の道程と、過去の成功体験や失敗から学んだリーダー論。

    80歳目前の70代でもこれだけ頑張れる、なのか、70代だからこその経験なのか。社会におけるスポーツの位置づけが、オマケからメインストリームに変化していることを再認識。争いの代替、娯楽、ビジョン、経...続きを読む
  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論
    サラリーマン時代の経験を基に、川淵キャプテンが当時何を考えていたかは(各エピソードを通して)伝わってくる。一方、ビジネス書的「(サラリーマン的)リーダー論」として読むと至って普通な印象。
  • 独裁力
    東京五輪(1964年の)のサッカー日本代表選手からJリーグの初代チェアマンになり、日本サッカー協会会長に登りつめて引退したと思ったら、バスケットボール協会にも担ぎ出された川淵さんの本。

    Jリーグ当時から反対を押し切って物事を進める傾向にある川淵さんが自らの批判を逆手にとって「独裁力」とタイトルを付...続きを読む
  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論
    川淵チェアマンがサラリーマンとしても頑張っていたということは知らなかった。
    サラリーマン時代の経験がJリーグ運営に役立ったのは想像できる。
    酒で慰労せず、素面で褒めるというのは同意する。
    他の書評から期待が大きかったので星3つだが、意外な人となりがわかる良著。
  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論
    東日本大震災後の復興チャリティで、野球界よりサッカー界の方が行動が早かった理由が、中越地震後のジーコや、協会の英断が受け継がれていることが覗われる。校庭芝生化推進は個人的にも共感できる。