川淵三郎のレビュー一覧
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この人は、本当にキャプテンだなぁと思う。自分にも他人にも厳しい人。ちょっと息が詰まるところもありそうだけれど、チームをけん引するということは厳しさも必要なのだろう。川淵キャプテンには、信念と覚悟がある。そして、夢がる。それぞれがブレない。これだけブレないと、変な信念や覚悟だったらまわりは迷惑かもしれないけど。個人においても組織においても信念や覚悟があることは素晴らしいことだと思う。でも、オイラはそれよりもブレないことに感心する。オイラだったら、信念や覚悟があっても、自分の都合でそれに反することを多かれ少なかれ犯す。信念や覚悟は嘘でも語ることができても、常にブレないことは難しい。川淵キャプテンはまさにそこに長けていると思う。方向を間違うとヤバい人になるのかもしれないけど、そんなの紙一重なのだろう。川淵キャプテンはきっと生涯、いい体幹をキープしているんだと思う。健全なカラダに健全なココロが宿る、とオイラは信じる。
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Posted by ブクログ
確かに、実績がありますから、説得力があります。P49 ヴィジョンと、それを成し遂げるため、実現に近づけるために身を粉にして働かなければならない、ハードワーク。両方あって、人生が充実する。ヴィジョンを持つのは何歳でも遅くない。目標に向かって邁進し、没頭できるのであれば、何歳でも遅すぎることは無い。多くの人がヴィジョンなど意識せずに生活を送っている。ヴィジョンをもって努力するのと無いのとではやりがいも変わってくる。P54 渡邉恒雄主筆に対して、理念を明確にして分かりやすく説明する訓練に役立ち、広く深く理解されていった。P104 一番の指導者はデットマール・クラマー。基本に忠実であること、人間性が優れている事、そしてサッカーだけではなくサッカー哲学や人生そのものについて選手にきちんと指導できるか?を見た結果。P105 本当の友達について。P111 本田圭佑は人材という意味で期待される。P120 スター選手を獲得する場合、人件費という支出から考えがちだが、高い年俸の選手を連れてきたら、客がどのくらい来て収入がどう増えるか、という点を計算すべき。P137 アリーナ文化を作る。スポーツでは、グラウンドに客が入れないが、音楽なら入るため、それで収支を安定させる。P144 ウォーキングサッカー。P174 アメフトから学ぶべきこと。NFLは世界一の収入があるリーグだが、チーム年俸の総額が、トップスリーのチームと下位のチームの差が少なく1.4倍ほど。野球のメジャーリーグは4.5倍。
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Posted by ブクログ
Jリーグを立ち上げ、分裂していたバスケットボールリーグを統一した著者のリーダーシップ論。誤解を招きそうなタイトルだが、要は「リーダーはビションをもって、語って、ぶれないてはいけない」ということ。トップダウンで方向性を打ち出して、ボトムアップで進められるのが一番いいと・・・・。
著者はビジョンを語ることの力を、Jリーグの100年構想で表現した。理想ではなく、現実の世界を動かしているビジョンの力をここに見ることができる。Jリーグが誕生して20年、あと80年もすればそうなっていんじゃないかと信じられるくらいに変化しているのは、ビジョンの力。
なるほどと思いながら。読み進めるのであった。 -
Posted by ブクログ
東京五輪(1964年の)のサッカー日本代表選手からJリーグの初代チェアマンになり、日本サッカー協会会長に登りつめて引退したと思ったら、バスケットボール協会にも担ぎ出された川淵さんの本。
Jリーグ当時から反対を押し切って物事を進める傾向にある川淵さんが自らの批判を逆手にとって「独裁力」とタイトルを付けた訳だが、どの組織でもリーダーシップを発揮していることは確かだが、どの組織でもきちんと手続きを踏んで物事を進めていて、必ずしも「独裁の手法」を説明している訳ではない。
スポーツ団体はもともと引退した選手による互助会的な組織の性格を持っているが、今はアマチュアとプロの境界が消えつつあり、どのスポーツ団体もマーケティング次第では資金を捻出でき、その資金が競技力にも直結するという時代になっている。川淵さんはそのことを90年代から愚直に実践してきていて、組織力と資金力と競技力は相反するものではなく相乗効果を持つものであるとわかっている。であれば、そう思っていない方との対比をきちんと描き出せば、より彼の「独裁力」が際立つ本になったと思うのだが、どうだろう。