川淵三郎のレビュー一覧

  • 独裁力

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    サッカー、バスケと日本のプロスポーツ化に大きく貢献した筆者のリーダー論。タイトルとは対象的に、善なる理想と十分な準備の大切さを感じる。そして理想と準備の下、決めたことは迅速かつ執拗に進める信念があればこそ、物事は成就していくのだと教えられる一冊。

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    2023年11月24日
  • 独裁力

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    サッカーファン、バスケファンの方、そうでない方にも、万人にオススメできます。
    ガバナンスが出鱈目だったバスケット協会の立て直しのくだり、“「バスケットボールがサッカーに乗っ取られる」と異を唱えた関係者がいたが正直「乗っ取る値打ちも無い協会なのに」という気持ちだった” には声を上げて笑ってしまいました。
    川淵さんはひじょうにアグレッシブでざっくばらんな方ですが、サラリーマン時代に培った営業能力やビジネス知識と緻密さがあり、且つ人を動かす情熱がある。この方がいなければ今日の日本サッカー界の発展と隆盛は無かったし、決して順風満帆の人生では無いけれど経験と確固たる信念が超超スピードでのバスケ統一Bリー

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    2022年09月18日
  • 独裁力

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    この本に限らず最近思うことがこんな働き方してる人がいるんだなーと。取り組み方とかとてもおもしろい。何の為にやるのかを自分でしっかり考えて、環境や伝統にとらわれずよきことをしていきたいね。

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    2017年11月18日
  • 独裁力

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    川淵さんが関わるとなぜこんなにもうまくいくんだろうといった疑問があり、とてみたのしみに読まして頂いた。
    自分の発信力をしっかり分析している。
    日頃のアンテナをしっかり張っておく事が大切。
    リーダーは確固たる信念を持つ事が大切。
    お客さまの視点に立った管理
    負けてもいいからとは決して言ってはならない。
    観察をする。監視はしない。
    ちゃんと努力をすれば、届く目標を設定

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    2016年11月05日
  • 独裁力

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    これはいい本だ!
    川淵さんはもちろんJリーグ含めて様々な実績がありますが、色々メディアでも批判される事があるし、自分の中であまり評価が定まっていませんでした。
    しかしこの本は明快!そして川淵さんの考え方に超共感!
    この人の言う事、本当に正しいわ!
    特にこの本で、繰り返し力説されているのが「揺るぎない理念」について。
    個人のことであれば「信念」でよいと思うが、組織の場合は、それら信念を共有化させる「理念」が必要。
    そして、それは決して揺らいではいけない!
    さらに言うと「Jリーグを成功させよう」とか、そんな小さなことや目先の事ではいけない。
    より大きなもの、そして深いものが必要なのだ。
    こういう考

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    2020年10月17日
  • 黙ってられるか(新潮新書)

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    この人は本当にスゴイわ。
    80歳を超えても、なお人に求められているのがスゴイ。
    結局、様々な問題、特に組織や人に関する問題を、川淵さんしか解決できないってこと。
    これは「権力の乱用」に感じる人もいるだろうが、決してそうではない。
    この本&前著の「独裁力」(幻冬舎新書)でも読み取れる。
    とにかく「きちんとブレない【芯】がある」のだ。
    これはどこでも言われていることであるが、本当に本当に大事。
    簡単なようで、これが一番難しい。
    そして、リーダー論として本質なのだと思う。
    相当に強い信念がないと、芯はすぐにブレてしまう。
    特に他人から批判されてもブレないのは、メンタルの強さの問題ではない。
    そもそも

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    2020年08月03日
  • 黙ってられるか(新潮新書)

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    サッカーのために、そしてサッカーの発展を通じて世の中を良くしたい純粋な心が伝わってきた。歯に絹着せぬ物言いから煙たがられるキャラクターではあろうが、日本サッカー協会、Jリーグの発展はこの人なくしてあり得なかったことが本書からも良くわかった。自分が必要とされている限り、それに応えていきたいという姿勢には勇気をもらえます。

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    2019年02月03日
  • 独裁力

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    元Jリーグチェアマンの川淵三郎が、主にバスケットボールリーグの統一について語った一冊。

    バスケットボールリーグは元より、Jリーグ創設についてもその数々の実行力で数々の実績を成し遂げた手腕はさすが。

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    2018年05月27日
  • 独裁力

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    日本のバスケットボール界を立て直した川淵さん。本書では、混乱状態にあったバスケットボール界を、強いリーダーシップでいかにして短期間で再構築したかが語られています。また、Jリーグの立上げの話も出てきます。
    強い信念と、私利私欲のない強力な意思決定こそ、著者の真骨頂なんだと再認識しました。
    誰もがマネできるスタイルではないかもしれませんが、調整型のリーダーが多く、困難な環境から抜け出せない大企業では特に、こういうリーダーも求められていると思います。

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    2017年11月18日
  • 独裁力

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    Jリーグ創設に尽力され、最近プロバスケットの問題を収束させた川渕さんの本。前半のバスケット問題の部分は無類に面白いんだけど、後半は「独裁力」という本のタイトルからすると、若干食い足りないかな、という感じはあった。あと、人生塞翁が馬だよなぁ、とも感じた。この方が親会社から左遷されなければ、サッカーにここまで従事することもなかっただろうし、現在のサッカーもバスケットもまったく違う形になっていたと思うので。

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    2017年09月08日
  • 独裁力

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    ネタバレ

    第1章から第3章までは、Bリーグ立ち上げまでの経験談である。題名の「独裁力」にジャストフィットするのは、第4章である。実のところ、第3章までは、題名から期待した内容ではなかったため、裏切られたような感想を持ちながら、読み進めた。第4章では川淵さんのリーダー論が十分に書かれているので、飽きずに読み進めて欲しい。書かれていることは、「リーダーのための自己啓発本」にも載っている内容と言ってしまえば、おしまいだが、川淵さんを想像しながら読むと、説得力があり、頭にもすんなり入ってくる。「リマインド」も含めて、読むことをお勧めしたい。

    前の上司に似ているな、と思った。ある時、彼の意見に反対するものが10

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    2017年02月26日
  • 独裁力

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    リーダーとしての資質を学ぶ指南書としてだけではなく、JリーグやBリーグの裏話的にも読める面白い内容。

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    2016年11月18日
  • 独裁力

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    前半は今回のバスケットボールの組織改変のこと。
    後半は過去の川淵本でも書かれていたサッカーに関連する内容。
    そういう構成で書かれている。

    バスケットボールに関する前半部分を読んでみると、
    日本のバスケットボール界がどうしょうもないような閉塞状態にあったことがわかる。
    内部の人間ではなかなか動かし難い状況であったところに、
    バスケットボール以外のところから来た人間が携わった事が奏功したと思われる。

    やはり時代の運はあっもののJリーグを成功に導いた功績と名声は川淵氏にとって何よりの後ろ楯になっている。

    リーダー論などより、単純に日本のスポーツ界がどうなっていくのか?
    どうすればよいのかという

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    2016年10月25日
  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論

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    川淵キャプテンのリーダー論であり、ビジネス論。JCの講演会で聴いたほどのインパクトがなかったのが残念ですが、51歳の左遷に比べたら自分にはまだまだチャンスがあると思うことにします。

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    2012年07月01日
  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論

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     日本サッカー協会の前会長である川淵三郎氏の著書「『51歳の左遷』からすべては始まった」(PHP新書)。
     
     川淵氏は、自分の古川電工のサラリーマン時代の経験が、Jリーグ設立及び日本サッカー協会の運営にどれだけ役立ったかを、具体的にいくつも事例を挙げながら述べられている。いわば、それだけの本と言ってもいいかもしれない。この本のサブタイトルが「大逆転のリーダーシップ論」、これは、ちょっといただけない。「大逆転」じゃない、すべては、必然だ。

     古川電工のサラリーマンを経験していたからこそ、サッカー界でリーダーシップを発揮できたのだ。

     私は川淵氏に対しては、大変、いい印象を持っている。なんと

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    2010年09月29日
  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論

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    日本サッカー界の象徴的な川淵さんの著書
    スポーツをしていた人の欠いた本と言うよりも
    リーダー論として読むと面白い。

    スポーツをする人は頭がいいと思っていたが
    それを体現しているような人だと思った。

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    2010年06月25日
  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論

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    ある意味Jリーグの顔といっても過言ではない、あの「川淵キャプテン」が語るリーダーシップ論。

    組織での、上司とはどうあるべきか、リーダーシップとは何かということが 熱く語られている。

    内容的には巷に溢れているリーダーシップ論とそれほど違うとは思わないのだが、何しろ当時それほど人気があったとは言えないサッカーで、Jリーグを立ち上げ、成功させた立役者が語るのだから、説得力は抜群である。

    しかしこのキャプテン、経歴を見ると、早稲田大学卒⇒サッカー日本代表⇒日本代表監督⇒Jリーグ初代チェアマンと、もう文句のつけようがないキャリアである。やはり優秀な人物はなにをやらせても優秀だということか。うらやま

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    2010年02月14日
  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論

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     久しぶりの読書

     パフォーマンスと喋り方がどうしても
     好きになれない川淵だったが、本書を読んで
     少しイメージが変わった。

     ナベツネとの行はなかなか面白く書けている。

     サラリーマンとしてそこそこがんばって
     いたのはかなり意外。

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    2009年10月07日
  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論

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    日本サッカー協会名誉会長である川渕三郎さんの「51歳の左遷」からすべては始まったを読みました。

    サッカーに見切りをつけ、サラリーマンとして順風満帆だった矢先、突然の子会社への出向命令。

    そのことに関し、川渕さんの人事を実際に決めた上司は、最後まで「サシ」で話してくれなかったことに納得されていません。

    まさにおっしゃるとおりだと思います。

    大事な話は直接会って話すべきです。

    現代の情報化社会こそ、メールなので済ますことなく、直接相手に会って話すことが大事だと思います。

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    2009年10月04日
  • 独裁力

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    川淵さんの考え方が書かれた本。
    経営者のマインドセットとして参考になる。
    リーダーシップ、教育を語った本だと捉えた方が良いかな。

    マインドセットだけではなく、具体的なアプローチも結構書かれており、即使える。

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    2020年01月03日