中神康議のレビュー一覧

  • 投資される経営 売買(うりかい)される経営

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    これは良い本です。自分が目指す投資の絵姿、経営層とのコミニケーションなど、言語化されており、思考がスッキリした。

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    2024年08月06日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    コンサルから投資家に転身した著者は長期投資家の目線こそが持続的な企業の成長に必要としています。また、日本型経営の良さを活かすために、経営者、投資家、従業員の三者が力を合わせることで皆んなが幸せになれる。企業が抱える問題を分かりやすく具体的に分析して、解決策もしっかり提示しているので、どの立場の人にも有用な優れた本です。

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    2022年07月02日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    「"厳選投資家の視座"を導入することで、経営者・従業員・投資家の三者がともに長期的利益を享受する」というアイデアを、論理的かつ実用的に提唱する本書。目から鱗が落ちるような発見の連続で、非常に面白かった。

    経営者や従業員が十分に自社株式を持った上で、「複利」「超過利潤」「事業経済性」「障壁」といった「厳選投資家の思考と技術」を経営に取り込み、これらを実践するための事業仮説、ガバナンス、BSマネジメントの要諦について詳説。いかにして三者が成果を享受し続けられるようにするかを、わかりやすい文体で、客観的根拠を用いながら理解することができる。名著!

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    2021年12月25日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    会社の課題図書として購入したが、非常に良書であった。現在のトレンドの経営スタイルを理解できるとともに、私の会社の進もうとしている方向性の理解にもつながった。

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    2021年11月21日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    投資すべき会社の本質を極めた本。ある程度会計的予備知識がないと難しい(ROE>=ROIC>=ROA>WACCの式は秀逸!)

    投資を同等以上に毎年行なっていて、障壁を築けていることが大事。コスト優位、顧客の囲い込み、規模の経済と顧客の囲い込みの組み合わせができている会社が勝つ。経営者の仕事は素晴らしい意思決定をすることだ。
    将来経営層に上がる可能性がある人全員にお勧めしたい一冊。(株式投資にも長期戦でもOKであればかなり立つのでは?)

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    2021年01月31日
  • 投資される経営 売買(うりかい)される経営

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    ビジネス書は仕事に必要なのでしかたなく読む。今回も会社の人に勧められて読むことになったが、一言でいうと大変良かった。
    なぜなら、投資や株式という言葉自体に懐疑的なイメージを持ってしまう私の、投資という言葉への誤解を解き、理解を進めることになったからである。

    また、著者の日本企業に対する熱い思いや、プロフェッショナルの心意気が伝わってくることに驚いた。著者は、日本の企業は優れた事業と優秀で勤勉な組織を持っている、それなのに経営そのものへの無関心が低収益を生んでいる、そのことが悔しい!と切歯扼腕している熱心な投資家なのだ。

    この著者の思いに触れるまで少々遠回りした。著者が冒頭で勧めた一例に従っ

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    2016年07月05日
  • 投資される経営 売買(うりかい)される経営

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    「投資事業は付加価値が低い」という基本経済性(宿命)により、投資家は必死に割安株を探したり、さっさと売り抜ける。

    投資家の多くが短期業績や株価に対して神経質に見えるのは、投資先企業への依存度の高さにある。そして短期投資家は短期業績を類推する事で、超短期のデイトレーダーは株価の上下だけを追いかける事でこの依存度の高さに対処しようとする。こういった様々な対処法が投資の多様性に繋がっている。


    長期投資を志す場合、「どの会社を買うべきか」を突き詰めて考える。

    「グロース投資」とは、成長性に注目して投資先を選ぶ戦略。成長市場で事業展開している企業や、新たなカテゴリー、セグメントを切り拓く事で大き

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    2016年06月30日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    2025.10.122回目
    共有コストをどこまで比率を高められるか
    売上に対する利益率ではなく、投下資本に対する利益効率に着目する
    ブランド価値とブランドの経済的価値
    障壁、長期、蓄積
    戦略づくり障壁づくり
    コストとプロフィット リスクとリターン
    その人独自のビジョン 事業仮説
    現金保有の適切化 二年間の総人件費
    投資家だから良い経営ができる、経営者だから良い投資ができる
    経済のエンジンは企業 企業のエンジンは経営

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    2025年10月13日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    西川さんからの紹介(当時の新任経営職研修の課題図書)
    三位一体の経営で複利の投資が重要であると語っている。単に利益率や売上を見るのではなく株主資本からどれだけ利益を生み出すか(ROE)をはじめとする指標からの評価が必要

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    2025年04月13日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    投資家の考え方を学ぶのに良い本。一方で、提案がハイリスクを取ることや投資家を経営に迎え入れることなど、どこまでいっても投資家目線なので、事業会社にいる身としては、その結果にまで責任を取ってくれるのかと突っ込みたくなる箇所も多い。

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    2024年03月06日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    2022年26冊目。376ページ、累計7530ページ。満足度★★★★☆ 約20年の経営コンサルティング業の経験を経て、2005年投資業界に飛び込み、今では「アジア・ベスト・ファンド賞」を受賞するなど優れた成績を残す存在となった、みさき投資株式会社の社長が著者。

    経営者・投資家双方がお互いの良い点を取り入れることで、より高い次元に昇華できる。本書には、そのヒントが満載。

    良い経営者は良い投資家になれるし、逆も真なりと思う。

    なお前著も面白い。

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    2022年03月02日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    経営に投資の長期利回りの考え方から、継続的な価値を生み出すポイントを明確に示している。経営者が変革と創造を必要とするのは、継続的な超過利回りを生み出し続けること、そのために平均的でない、度を超えたリスクテイク(リターン)とコスト投下(プロフィット)を意思決定することにある。経営者の仕事が偉大すぎて、だから経営というものは人格とは異なる、特異性を構造的に孕んでいるんだ、、というのがとてもよくわかった。

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    2021年06月13日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    ネタバレ

    事業障壁、wacc, roa, roic, roeのあるべき関係、idiosyncratic vision, ビジョンは大衆合議からは生まれない、いつでもm&aできるように常にリストを持つ、他社に投資するのと同じように離れた目線で自社の事業も見る、などが参考になった。

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    2021年03月14日
  • 投資される経営 売買(うりかい)される経営

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    長期投資家の立場から、上場企業の経営者に向けて、書かれた本です。
    長期投資家にとって、長期投資したくなる経営とはどのようなものか? 逆に長期投資したくならない(短期的に売り買いされてしまう)経営とはどのようなものか? が説明されています。
    おもしろかったです。

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    2018年05月27日
  • 投資される経営 売買(うりかい)される経営

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    【みきまるさん株式投資本オールタイムベスト2017年度版第27位】

    エンゲージメント投資で知られる「働く株主」中神康議氏の本。
    経営の側から投資家の生態を明らかにするという今までにない視点の本。

    第1章 なぜ投資家は分かりづらい行動をとるのか ☆超重要

    ・投資という事業は付加価値が薄い。

    ・よく聞く「ベーシスポイント」とは、1ベーシスポイントはたったの0.01%

    ・運用業界でこうした表記が一般的な理由は、投資等事業がそれだけ「本質的に」付加価値が薄いため、こうした細かい数字を使わないとその経済性を表現できないことが原因

    ・どんな投資家でも毎年10%のリターンを確実に出し続けるのは困

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    2018年05月06日
  • 投資される経営 売買(うりかい)される経営

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    ネタバレ

    ○投資事業は付加価値が薄い(ベーシス・ポイントといった指標に代表されるように)ため、投資先企業への依存度が高い。
    ○投資家は種々雑多であるが、順張り短期志向が多い。
    ○長期にお金を預けてくれる金主が少ないこと、長期投資できる企業が少ないことが短期投資家の多さの原因。
    ○長期投資家は時価総額ではなく「絶対価値」を算定する。その際、過去の費用(研究開発費や広告宣伝費)も足し戻して算定する。
    ○収益バリューの算定は、損益計算上の利益ではなく、キャッシュフローベースで行う。その際将来の成長を織り込まない。
    ○「成長」と「膨張」は異なる。「膨張」は、超過利潤を出せていない(=資本コストを上回る成果を出せ

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    2016年09月24日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    第1章読み切ったぐらいで読むの止めようかなって思ったけど中盤ぐらいから面白くなった

    経営視点としても投資の視点からみても勉強になる

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    2023年01月28日
  • 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営

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    事業経済性による分類
    規模型事業=規模の経済が働く。紳士服業界
    分散型事業=小規模乱立、規模の経済が働かない。総合食品卸業界
    特化型事業=特定の領域では規模の経済が働く。医薬品業界、外食産業
    手詰型事業=誰がやってももうからない。コモディティ、紙パルプ
    業界の中では儲けの出方が決まっている。共有コストと固有コストの割合による。共有コストが多ければ規模型事業になる。規模型事業の終着点は手詰り型事業。多角化が効くか否かの判断材料。

    製品の差別化は、外で食べるランチ。ただでは手に入らない。差別化のためには、コストがかかる。
    差別化して高く売れても、そのためのコストが見合わない場合もある。自動車、電

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    2023年01月17日
  • 投資される経営 売買(うりかい)される経営

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    平易な語り口だし、そんなに突拍子もないことを言っているわけではないので読みやすい。ただROICのくだりはちょっとわかりにくい。

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    2019年09月09日