井口嘉則のレビュー一覧
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中期の進め方の基本形を知るために読む。
現状分析→ビジョン設定→戦略策定(全体・個別)→活動計画・計数計画→進捗管理 という流れで、それぞれに必要なコツが分かりやすくまとめられていた。
ビジョン設定のところは、バックキャスティング型でありたい姿からやるべき事を考えないと大きなブレイクスルーはない。自分は普段の思考がかなりフォーキャスティング型なので、中期を作る中でバックキャストの思考を学びたい
戦略策定のところで、FromとToの数字を明確にするというのはかなり納得。改善する差分の数字のみが一人歩きするのは危険で、差ではなく前後の数字や活動を認識しておくべき。
戦略策定の中に、複数のシ -
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ネタバレ改革や変革を進めるために作るのが中計
改善をするだけでは中計は不要
変革・改革の対象分野は6つ。
①事業、②組織、③人事、④財務、⑤業務、⑥IT
中計の三大要素
①経営ビジョンと経営目標(定量と定性)
②戦略課題とその解決策
③計数計画
アプローチの仕方は二つある
①ビジョン先行型(バックキャスティング型)
②現状分析先行型(フォアキャスティング型)
世の中が変化する中で自社に改革が求められる場合はバックキャスティングが求められる
新規顧客・新規パートナーとの接触が増える場合はビジョン設定が必要
バックキャスティング型のアプローチ
①前中計の振り返り
②ビジョン・目標設定
③事業環境分 -
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マンガ⇒解説を事業計画書作成の手順で説明しており、
私にとっても非常に分かりやすく、非常に勉強になった。
読んだだけで、事業計画を作ることが、
どれだけ大変なことかが分かる。
初めて行う人が一人でやるのは正直厳しいだろう。
アラや抜けだらけで稚拙な計画書となってしまうと感じた。
計画書に記載すべき項目も整理されており、
それがゆえに駄目な事業計画も一目瞭然。
具体的なターゲットも定義せずに、
ざっくり○件受注するという計画は、
ほぼ実現することが出来ない。
収支計画(投資回収計画)も非常に重要。
せっかく良いビジネスモデルであったとしても、
利益が得られないのであればやる意味が無い。
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ネタバレ事業計画書の概念、考え方について、マンガとポイント整理にて非常にわかりやすくまとめられている本。基本的な部分ながら、要点が頭に入るため、テキストとしても利用できそう。良著である。
<メモ>
7つのステップ
①アイデアを出し、膨らませる
②目指す方向を明らかにする
③商品サービスを検証
④ストーリーと形で商品サービスを磨く。ビジョンストーリーを作る
⑤売れる道筋をつくる
⑥事業収支計画をつくる
⑦アクションプランをつくる
アイデアを出すための三要素 「発想法・熱意・経験」
評価の視点7つ
①ニーズ②シーズ③新規性④規模感⑤独自性⑥実現性⑦収益可能性
提案の型4つ
①問題解決型②指名理念型 -
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オーソドックスな計画策定プロセスと留意点がバランスよくわかった。
改革や変革を伴う状況にあるときはトップダウンでビジョン策定を先行させるが、改善の継続が最適解である状況では現場に根差したボトムアップ式が望ましい。
理念を浸透させ、納得性の高いビジョンを策定し、現状分析によりギャップと重要課題を抽出し、クロスSWOT分析で新たな気づきと視点から勝ち筋にのった戦略を見出だし、活動計画に落とし込み、さらに計数計画にまで具現化し、策定後は心に残るように発信し、フォローし、予実差異分析と活動計画へのフィードバックを行いつつ、必要に応じて計画のみなおしをしていく。 -
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新しい事業を立ち上げる時に、どのような順番で何を検討するべきをか明らかにした書籍です。
都会に憧れ東京で働いていた女性が、故郷に戻り、江戸時代から続く造り酒屋を引き継いだところから物語は始まります。
酒を造って販売するだけのビジネスモデルでは限界を感じた彼女が、酒の素材で化粧品をつくる・・・という事業を立ち上げるというストーリです。
謎の有識者に促されながら、アイデア出し、事業コンセプトやビジネスモデルの組み立て、ターゲット選定や仮説検証、ビジョンストーリやペルソナの作成、マーケティングプランの作成・・・事業計画書をまとめるまでの苦労が描かれています。
各章の導入部には漫画が使われ、読みやすい -
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企業だけじゃなくて新規事業やプレゼンに役立ちます。
その他計画に応用できることもあるのではないでしょうか。
マンガ(ストーリー)だからこそわかりやすいのが魅力です。
本気で起業したい、本気で事業計画の説明を求めているのであれば十分すぎるほどわかりやすい構成だと思います。マンガじゃない本を読んでから読みましたが、AIDMAは今までいろんなものを見てきましたが特にわかりやすい。ストーリーの強み。
私は何かに応用できないかなーと軽い気持ちで購入したので。
惜しいのはマンガ→文字の構成でマンガページが短く文字が長い、マンガ部分のおさらいを長文で行っているのでせっかくのストーリーがぶつ切りで印象に -
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ネタバレ新規事業をスタートさせるまでのノウハウがこの1冊に!
父が亡くなった実家の酒造会社の再生を図る内容。
それまで食品メーカーに勤めていた長女が退職をして酒蔵に戻ったが、将来が暗い現実。
そんな中、思い立った「酒のエッセンス配合の化粧品」を売るために、計画書作成の指導を受け、進めていくストーリー。
会社を立ち上げたい、新しいプロジェクトをスタートさせたいけど、手順が知りたいという人にオススメ。
多少、専門用語が出てくるが、説明などがされているので、読みやすいです。
すべて1つのつながりのある内容ですが、9つのタイトルに分かれていて、どのタイトルも先にマンガで描かれ、そのあとに文章や図表を使っ -
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ネタバレ起業をする時に役に立つ本。
タイトルの通り事業計画書の作り方解説がメインだけど、それに関連して事業計画書を作る際の考え方や起業する際の考え方を教えてくれる。
なぜそうしないといけないのかなど理由がきちんと説明されているのが良いし、役に立つ情報が色々と載っている。それに、マンガでやさしく解説されているから敷居も低い。
起業する際は事業計画書が必要になるから事前に勉強しておこうと思い購入。結果として、僕のような起業や事業計画書に詳しくない人が読んで知識をつけるには十分な本です。
最後に役に立ったというところを少しだけ載せてきます。
・売れるか売れないかは出してみないとわかりません。とは言え