溝上慎一のレビュー一覧

  • 自己形成の心理学――他者の森をかけ抜けて自己になる
    自己形成の心理学―他者の森をかけ抜けて自己になる。溝上慎一先生の著書。自己形成は他者との出会いを通じてできるもの。他者の森をかけ抜けて自己になるという素敵なタイトルに本書の内容の本質が凝縮されています。
  • 自己形成の心理学――他者の森をかけ抜けて自己になる
    近頃はアクティブ・ラーニングで儲k……もといよくお見掛けする筆者だが、本業はこちら。「他者の森をかけ抜けて自己になる」の喩えがそのまんま著者のポジショニング概念をあらわしているといって過言ではない。自分が思っている自分と、他者から見た自分が整合性を保つように調整しながら、人は自己形成を行うのだという...続きを読む
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    大学生のための、まともな大学生として生活する方法を述べた本です。大学の学びの重要性、実用性を認識・行動の両面から解説しています。
    勉強したいけど何故かできないと悩む大学生にとっては、特に第Ⅱ部・行動編が非常に読む価値アリと思われます。
  • 自己形成の心理学――他者の森をかけ抜けて自己になる
    心理学における先端的な自己理論の一つである「対話的自己」についての、極めて優良な入門書。
    アイデンティティの議論、自己の議論、自己形成の議論…などが整理されている。
    著者自身も相当に研究に行き詰まった中で、この理論に出会ったらしく、そうした著者の歩みや実体験も絡めて、非常に興味深く読める一冊。
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    how toになりがちな本が多い中で、この本は教育学者が学ぶ行為を「認識編」「行動編」と分けて論じているところがわかりやすい。 あえて言えば啓発本になるのかもしれない。200ページに満たないこの本を読んだ感じは、目上の偉い人に今後の方針を立ててもらうというよりは、ナイスな先輩に相談に乗ってもらって自...続きを読む
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    こういった本こそ、もっと早く出会っておけば、と思う。

    大学生が学生生活を送る上で、長期的にどのようにすごしていけばいいのかということが詳しく述べられている。
    前半は、大学における勉強が将来にどうつながるか、
    とういうよりもむしろ自分自身でつなげていくという認識の持ち方について。
    後半は、それでは大...続きを読む
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    京大の心理学者が書いた大学1年向けの学習入門書。軽いノウハウ本のように見え、平易なことばばかりでありながら、大学論、学問論まで及び内容の濃い本です。本当に大学での勉強が役に立たないのか?企業が採用面接で重視しないと言われてきたが、実は入社してから将来役立っているとの指摘になります。大学での学問とは何...続きを読む
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    タイトルから何をそんなことを、と思いましたが「勉強」、「役にたつ」というタームの使い方が日常のそれとは違うようですね。

    全体に京大のお話などで身近に感じられました。大学入学当初の講義で、先生方が話されていた遠い時代のお話は大学の学びの「エッセンス」だったのかと気づかされましたね。太陽が昇るまで喫茶...続きを読む
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    「有斐閣アルマがハウツー?」と思いながら読み始めましたが、なかなかどうして、認識編に目からウロコが落ちました。大学での勉強が社会に出てどうつながってくるのかについては「そうか!」と納得。
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!

    5つ星のうち 4.0 読者の大学生活を啓蒙する書, 2008/7/20

    大学生活を終えてから出会い、
    今更のように手にとって読んでみた本。
    数多くの参考・引用文献がある割には、
    筆者自身の主張が平易な文章で綴られており、
    そこそこ読みやすく感じられた。


    「大学の勉強は役に立つ」と言う立場...続きを読む
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    著書:溝上 慎一氏との出会いは、大学などにおいてあるフリーペーパーのインダビュー記事であった。

    役に立つに決まってんじゃん って思いながら読みましたが、まぁそこはいいです。
    むしろ、実際の大学生2人の学び方の事例が載っており、
    「あ、いるんだ」という感覚。
    勉強→吸収という感じでしょうか。
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    勉強法についてではなく、
    大学の勉強は将来に(就職先)で役に立つ(つながる)のか。
    大学の勉強の意味。
    大学での勉強の心構えが書かれている本。
    著者の熱い思いが伝わってきた。
    私はこの本を読んでとても刺激を受けたし、これからの大学生活に対するモチベーションも沸いてきました。
    今勉強をするか否かは、自...続きを読む
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    お説教系。生活の仕方から考えましょう、みたいな。けっこう読めると思う。でもふつうの学生様たちはついていけないだろう。
  • 大学生の学び・入門:大学での勉強は役に立つ!
    著者には秘書がいるんだなぁ。大学の先生なんだけど,個人事務所を持つのかな。

    行動編だけでも学生には有効かも。まず何をするべきか分からない状況が多いから,「こういう理由でこうする」を3日続けてみれば良い。
  • 自己形成の心理学――他者の森をかけ抜けて自己になる
    副題の「他者の森をかけ抜けて自己になる」に
    ひかれて読んでみたものの
    その言葉の指し示すものは
    私が勝手に思ってた薄っぺらな
    イメージとは違っていて
    もっと深いものでした。

    しかし人間って
    ホントに孤独な生き物なのね。。。
    自分で頑張って生きていくしかないのだわ。
    とほ~