岸大武郎のレビュー一覧

恐竜大紀行 ≪オリジナル版≫

岸大武郎

　1980年代後半の、まぁこんなもんかなな考証に基づき、若干しか擬人化されてない恐竜(ディメトロドンとかイクチオサウルスとかプテラノドンが恐竜ぢゃないとかの、こまけぇこたぁいいんだよ!!)が、多分考証に基づいて暴れる!!
　十週打ち切りは必至!!だが!!
　ジュラシックパークとかで恐竜ブームになった際には、復刻してたのである!!かっこいい!!
　先生のレトリックで言へば、「地底人がその辺のコンビニでピザまん買うのが目撃されてる」とかである!!
　勿論、本書の刊行がされて少したって、ディメトロドンは哺乳類に進化したし、恐竜は鳥に進化したし、今の恐竜学、古生物学からすれば本書のナニはアレな部分が大半なのだが!!
　卵っつうか「白いコロコロしたものに反応する恐竜」はなんかリアルだよな。

恐竜大紀行 ≪オリジナル版≫

岸大武郎

1988年に週ジャンで連載されていた恐竜漫画の復刻版。恐竜達の生活が生き生きと描かれる。今で言えば学習漫画に近い。最低でも20年は読んでいなかったはずだが、始祖鳥がアパトサウルスの体についた虫を啄ばむシーンが忘れられず、復刻版が店頭に並んでいるのを見て衝動買いした。当時の恐竜の学説に従った内容かになっていると思うが、さすがに30年前の代物なので現代は否定されている説の内容も見受けられる。ただ、それも含めてロマン溢れる内容の1冊であることには間違いない。