ブッツァーティのレビュー一覧

  • 神を見た犬

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    神、巨大な科学兵器などに対する畏怖が人を操るという話が多く面白い。
    アインシュタインと悪魔の話が好き

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    2013年06月23日
  • 神を見た犬

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    短編集だけど、印象に残る作品が多い。
    7階、戦艦(死)など、ありえない設定も
    寂寥感とともに読ませる。

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    2012年08月13日
  • 神を見た犬

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    ブッツァーティは、『タタール人の砂漠』と『待っていたのは』を以前に読んだ。

    あまりにも『タタール人の砂漠』が名作で、ブッツァーティの深い思索の集積をみた気がした。

    『待っていたのは』は、河出書房新社から出ている短編集で、光文社から出ている本書と重複している短篇もいくつかある。

    本書はブッツァーティの残した膨大な短篇のなかから代表的なものを選び二十二篇を編んでいるもの。
    そのうち、十篇は未邦訳である。

    『タタール人の砂漠』は、いつ攻めてくるやもしれぬタタール人の襲撃に備え、辺境の砦でそのときを待ち続ける兵士を細かい筆致で丹念に描く。
    兵士とともに読み手をこれでもかこれでもかと待たされ、、

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    2012年02月01日
  • 神を見た犬

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     信仰心の希薄な住民たちの村に現れた奇妙な犬をめぐる表題作をはじめ、幻想、寓意、不条理、ブラックユーモア、痛烈なアイロニー、そしてひと匙のペーソスの詰まった22編。

     ブッツァーティ作品では「七階」と「待っていたのは」(未収録)しか読んだことがなかったため、作風も概ねそういうイメージを抱いていたが左に非ず。確かに「コロンブレ」「七階」「呪われた背広」「病院というところ」「戦艦《死》」などの幻想的で不条理な中に皮肉や風刺、時に黒い笑いすら利いており、冷戦下という当時の国際情勢を皮肉った「アインシュタインとの約束」「一九八〇年の教訓」「秘密兵器」は星新一などのSSを思い起こさせ、「グランドホテル

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    2026年02月17日
  • 神を見た犬

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    表題作が100頁足らずの中篇。三篇が30〜50頁の短篇。残り十八篇が10頁位の掌篇。

    アイロニーに満ちたファンタジー、といった感じか。やはりこの手の短篇集は表題作が代表作で面白い。オチはそれほど意外性はないが、それだけに、その前の村びとたちのドタバタぶりのコントラストが大きい。

    「アインシュタインとの約束」は、悪魔がアインシュタインに原爆の開発(の元となる研究)を急がせる話。
    アインシュタイン本人が読んだら何と言っただろうか。

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    2024年06月29日
  • 神を見た犬

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    「七階」と「グランドホテルの廊下」は面白かった。そういう、何か得体の知れない力が働いてしらぬ間に身動きがとれなくなったり気づいたら運気が下がっていることってやはり世界中誰でも感じることはあるんだな。

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    2023年03月13日
  • 神を見た犬

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    イタリア文学を読んだのってはじめてかもしれない。「コロンブレ」「アインシュタインとの約束」「聖人たち」「驕らぬ心」あたりが結構すき。「アインシュタインとの約束」は冒頭のプリンストンというところでわかる人はわかるんだろうなと思った。自分は検索したけど。「聖人たち」はちょっとかわいそうだけどほのぼのとした。これからも仲良くいてほしい

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    2021年06月20日
  • 神を見た犬

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    頭木弘樹さん「絶望読書」で、「絶望するときに読んではいけない本」として紹介されていた「七階」が収録されている短編集。

    シニカルともブラックユーモアともいえない、切なくてぞっとする幻想的なお話がたくさん。
    お目当ての「七階」は結末を知っていたけれど、それでもぞっとした。
    表題作「神を見た犬」はどシニカルな感じでよかった。「グランドホテルの廊下」「病院というところ」あたりがすき。

    テーマが幅広い。古代から現代、神と宗教、ありふれた日常。政治と戦争。

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    2020年11月03日
  • 神を見た犬

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    ネタバレ

    イタリアの作家ブッツァーティの短編集。「タタール人の砂漠」が非常に良かったので読んだ。「タタール人の砂漠」ほどは揺さぶられなかった。

    幻想的な雰囲気が漂う作品が多い。時代設定が少し昔だったり、物語の舞台が田舎がだったりすることで、今自分がいる世界とは地続きのようだが実際に見たことはない世界のストーリーとして感じられるからだと思う。
    特に「護送大隊襲撃」は、ヘミングウェイの「敗れざる者」を彷彿とさせる佳作だと感じた。


    護送大隊襲撃
    捕らえられた山賊の首領プラネッタが(微罪のみしか問われなかったことから)3年後に釈放される。しかし刑期に衰えた彼を昔の仲間が迎えることはなかった。一人過ごしてい

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    2018年11月29日
  • 神を見た犬

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    はじめの2作は軽快で、ピウミーニの『キスの運び屋』みたいだな、と思った。聖人が天から人の世界を見下ろして…という設定は、私はピウミーニで初めて読んだのだが、勿論ブッツァーティの方が古いので、ピウミーニが真似したのかもしれない。しかし、そもそもイタリア人は、こうしたことをしょっちゅう考えているのでは、とも思った。幼い頃から、「聖人さまがご覧になっていますよ」と戒められて育つ、とか。
    告解のシーンも多く、カトリックの国の作家だなぁ、とも思う。
    ロダーリやピウミーニほど明るくないし、カルヴィーノほど寓話的でもナンセンスでもないが、やはりイタリアの作家らしく、解説にあるカフカなんかとは全く違う。
    「病

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    2015年08月22日