和田勉のレビュー一覧

  • 買収ファンド~ハゲタカか、経営革命か~

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    村上世彰やらの影響で、日本ではいいイメージで語られることの少ない「買収ファンド」。フツーに生きてるだけではなんだか得体の知れないものですが、そこに焦点を当て実例をメインに分析を施していく本。

    「お金を稼いで何がいけないのですか?」
    そうなんです。お金を稼ぐ、すなわち投資回収利回りをよくして売却なり上場させるところに、買収ファンドの経済主体としての最終的な目的はあるわけです。動機は紛れもなく利潤の追求です。資本主義ですから。
    でもその利潤追求の過程で、買収ファンドは被買収企業、あるいは経営者と一丸となって企業価値の向上に英知を結集させて全力で貢献するべきなのです。
    それを怠り、被買収企

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    2009年10月04日
  • 買収ファンド~ハゲタカか、経営革命か~

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    ネタバレ

    もう17年前も前に出版されたバイアウトファンドの本。金融持株会社が解禁になったのが、1997年のことだから、ちょうど5年経った経過報告のようなもの。

    結論として、ハゲタカではなく経営革命だったといえるし、ファイナンスだけの錬金術というわけではない。 そのあたりのファンドとしての進化を語るための本という目的で書かれた。

    最初はそもそもファンドとは何か、から始まっている。MBOとは何か、バイアウトとは何か、等々。

    例としては、特にカーライルの規模や顧問の豪華な顔ぶれで読者の目をひく。また、日本でのカーライルの展開の仕方を例に、ターゲット企業が大手企業のカーブアウトであることが示される。

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    2021年08月21日
  • 買収ファンド~ハゲタカか、経営革命か~

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    ネタバレ

    筆者なりに「(まっとうな)買収ファンド」と「ハゲタカファンド」の違いを考察した本。大まかな違いは下記の通り。

    ・買収ファンド…適正な価格で企業を買収し、経営改善して企業価値を高めたあと、その時の適正な価格で売却し、利益を得る。
    ・ハゲタカファンド…適正価格以下で企業を買い叩き、事業や資産を切り売りすること(≒会社の清算)で、利益を得る。

    具体的ファンド名や案件を例に出し説明されており、非常に分かりやすい。買収ファンドとは何なのか、ぼやっとは分かるけどちゃんとした定義は分からない、という人におすすめ。

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    2012年05月05日
  • 買収ファンド~ハゲタカか、経営革命か~

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    [ 内容 ]
    日産自動車、ダイエー…大企業のリストラ策で切り売りされる子会社が、次々と「買収ファンド」の手に渡っている。
    彼らは、一部で言われるように本当に「ハゲタカ」なのか?
    日本に無理矢理グローバルスタンダードを押しつける「不逞の輩」なのか?
    現場を丹念に取材した結果、見えてきたものは?
    あるファンドの代表が言った言葉―「日本の企業は、かなりの比率で、真の経営者が経営していない」問題はここにこそある。

    [ 目次 ]
    第1章 買収ファンドがやってきた
    第2章 企業再生
    第3章 日本の買収ファンド
    第4章 企業価値を上げるマジック
    第5章 ロマンを抱く練金術師たち
    第6章 日本経済の救世主に

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    2011年04月09日
  • 買収ファンド~ハゲタカか、経営革命か~

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    個々の買収ファンド間にある相違点を見つけることで「買収ファンドは何をするのか」という一般論を述べている。
    ドキュメンタリー番組を見ている感じで、金融初心者にも解りやすい。

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    2010年01月21日
  • 買収ファンド~ハゲタカか、経営革命か~

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    買収ファンドに肯定的な著者が書いた概説本。

    色々な買収ファンドや買収ファンドが収益を上げる方法(LBOなど)などが紹介されてます。

    紹介ファンド・・・ユニゾン、シュローダー、リップルウッド、みずほ、ジャフコ、カーライル、KKRなど

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    2009年10月04日
  • 企業再生ファンド~不良債権ビジネスの虚と実~

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    専門知識を学ぶ目的ではなく、企業再生ビジネスの最前線を知るということで読んで欲しい一冊。イッキに読めます。

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    2009年10月04日