橋本ゆうすけのレビュー一覧

  • あらいどき。(2)

    Posted by ブクログ

    うむむ、終わってしまったか
    一ファンとして残念に思っている自分と、一ファンだからこそ「まぁ、仕方ないな」と思っている自分が、どちらもいる
    厳しい言い方をするつもりは無いが、正直、この漫画、華っつーか、インパクトに欠けてたもんなぁ。地味系なら地味系で、マニアックな知識を前面に押し出して来たり、シュールな笑いを連発したりすれば良かったのかも知れないけど、それもなかったっぽいし
    身も蓋もない評価を下すなら、どっちつかず
    橋本先生は、漫画家として読み手の心を掴む腕力はそれなりにあったが、自分の作品の設定に振り回されない足腰がまだまだ出来ていなかったのだろう
    ただ、私は嫌いじゃなかった
    ルーツ先生の『するめいか』にも見られる、グダグダなオチにまとまる日常コメディゆえの面白可笑しさは
    この『あらいどき』の中で、一番に不憫なのは髪切りの霧ヶ峰くんで間違いない
    けど、大きなお世話と言われるのも承知で、私が将来が心配なのは誰でもなく、聖さん
    前に挙げた霧ヶ峰くんの影の薄さは確かに同情を禁じ得ないが、彼は超絶的な髪を切るテクニックを持ってるから、食うには困らないだろう。新井くんは多少、いや、だいぶ、迷走したが、大きな夢を成し遂げるには、自分に出来る小さな目標からコツコツ、地道に出来るようになっていくしかない、そんな当たり前の事にちゃんと気付けたし、受け継ぐ店が友人と同じくある。浦戸さんに至っては売れっ子漫画家で、全く心配ない。人間の松川ちゃんはまぁ、問題児っちゃ問題児だが、ちゃっかりしているし、何だかんだで周りの人に助けてもらえるのは最早、才能だ
    けど、聖さんはお父さんの事を抜きにしても、この誤解をしやすく、思い込みの激しい性格をどうにかイイ方向に修正しないと、学生生活ですら、これだけ苦労してるんだから、社会に出たらホントに大変そう
    そういう意味では、機会があったら、橋本先生には『あらいどき』(社会人編)を描いて欲しいトコ
    個人的に推しの回は、第25話「吸血鬼は不死身ですから」

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    2014年10月17日
  • あらいどき。(1)

    Posted by ブクログ

    このマニアックな地味さ加減には、間違いなくハマる
    ぶっちゃけ、画がとんでもなく巧い訳じゃないし、ストーリーには読み手をワクワクさせるような起伏は欠けている、キャラは個性的と言って良いモノを有しているが印象に残るか、と言うと微妙。妖怪漫画特有の、異形感がないので、物足りなさはある
    だが、不思議と飽きない
    その「自然さ」が、この『あらいどき』の武器と言えるのではないだろうか?
    名前と容姿くらいは知っている、その程度の妖怪の一種、小豆洗いを主役に据えている点も、妖怪漫画好きとしてもポイントが何気に高いのだが、それに加え、独自の闘い・・・あしらい方をするってのが、地味にツボだった
    正義の象徴と言ってもいい、天使があまり優遇されてないトコも、地味に笑える
    今後、どんな地味系の妖怪が登場して、地味に活躍するか、愉しみ
    個人的には狂骨が出て欲しいんだけれども

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    2014年07月02日