西口貴憲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
戦略思考をストーリ仕立てて、実際の方法の使い方を教えてくれる本。
業界はゲーム業界であり、主人公の僕と3歳上の舞先輩が先導役を請け負っている。フレームワークの解説書は多いが、実際の会社を疑似体験させながら、フレームワークの基本を学ばせるには非常によい本となっている。
ダイヤモンド社刊行ということもあり、「もしドラ」を意識しているとは思う。
戦略思考の入門書として、フレームワークの全体像をつかみたい人や、フレームワークは知っているがその使い方が分からない人が復習的に読む本としてはよいと思う。ストーリー上に出てくる3~4択の問題が、読ませるだけではなく、主体的に考えさせるようにしてありよいと -
Posted by ブクログ
物語形式で戦略を学ぶという
最近何かと流行っているビジネス小説。
萌え系のような安易なビジュアルで目を引くわけではなく、
著者が戦略について分かりやすさを
真面目に追求してくれている姿がわかり、好印象。
小説の中にも簡単な問題が散りばめられており、
読者にも考えながら学んで欲しいという工夫が見て取れる。
物語の質(面白さ)としては普通で、
面白さだけなら他にもっとよい小説がたくさんあるけれど、
戦略を学ぶという意味においては、
まず最初のとっかかりとして
こういった小説から入るのがよいかもしれない。
または、戦略についてざーっと学んだ人の復習用とか。
合わせて、