芳原のぞみのレビュー一覧

天使な小悪魔 6巻

芳原のぞみ

4コマ作品だというのに相変わらずうまい具合にストーリの転調があってメリハリが付いている点は素晴らしい点！
緩急のつけ方がうまいな、と。

そしてなんといっても個人的にこの巻は蘭子とさやの話が一番心を動かされた！！
正直いきなり別れが来るのかな、と思ったんだけど、一回落ち着いてもう一度転調があって別れがあった所は、予想を裏切られたとともにうまいな、と思った。
この巻でここの話の決着がつかなかっただけに、次の巻が気になってしょうがない！！
うまくいけば蘭子さや百合描写が拝めるかもしれないし！！

ジャンボとラブリーで書いてるからか、ひとつのエピソードをグッと進めずに、並行していくつか(主に2つ)の話を進めていくっていうのもうまいと思うんだけど、
同時にもどかしくも感じてしまうｗ
蘭子とさやの話の続きを書いてよぅ！！と思ってしまったのが正直なところ。

天使な小悪魔 3巻

芳原のぞみ

揺れ動いたストーリもハッピーエンドな感じでひと段落。
ストーリ展開にドキドキハラハラした分、P.37のめぐの表情はグッとくるものがあった。

あと、また恵まれない系キャラと思われる新キャラの蘭子が登場。
こういうキャラはやっぱり応援したくなっちゃうので、次の巻以降での活躍に期待！

それから、この巻のもう一つのメインであろうマリリンのお話。
背表紙漫画にも描かれてるけど、幹とマリリンがこの巻では特に良い感じなスキンシップを取っております。
だからこそ、最後の衝撃シーンの後の二人の展開が気になってしょうがない・・・！

天使な小悪魔 5巻

芳原のぞみ

この巻も蝶子ウエイトがやや多めな印象。
でも、ただの男好きじゃなかったのね、という下りの所はグッとくるものがある！
そういう意味で、素晴らしい親子愛を見せてもらった巻でもあったかも。

ホントこの作品は、4コマにしてはどんどんストーリが進展していくので、読みながらすごくドキドキさせてもらえる！
これがこの作品のすごく良いところだと思う。

あと、マリリンの浪費癖がすごすぎ・・・ｗ
ホステスのみんながあんな感じではないとは思うけど、やっぱりお金は怖いな、とｗ

それから芳原先生のイタタな体験談も、失礼ながら笑いながら読ませて頂きましたｗ

天使な小悪魔 4巻

芳原のぞみ

蝶子さんがメインな巻という感じかな・・？
ダメ男に惹かれるっていう人は確かにいるけど、これを見てるとやっぱり気をつけなきゃだめだよ、と思っちゃう。
てか、娘の前でストーカー、更には盗撮だなんて・・そんな母親じゃいけません＞＜

あと、個人的にこの作品では蘭子が好きなので、めぐと蘭子の描写はすごくキュンとくる！
今回もめぐに対して「ちょっと百合に見えなくもないかも！」という描写があったしｗ
お付きのさやにも売上成績抜かれちゃったりと、相変わらず報われないキャラな訳だけど、
一途に前向きに頑張って欲しい！

天使な小悪魔 2巻

芳原のぞみ

新キャラ"めぐ"の登場でストーリがグラッと動いてきた！
4コマでストーリが変わっていくのってあまり多くない感じなのと、下手に動かすと世界観壊れちゃう感じがするんだけど、
この作品はその辺がすごくうまく描かれてて、
世界観を保ちつつちょっとシリアス展開という感じだったのでかなり話に引き込まれてしまった！

それにしてもマリリンのいじられキャラというか損キャラはもはや定着してしまった感じｗ
めぐの登場で拍車がかかった感が否めないｗ

天使な小悪魔 1巻

芳原のぞみ

子供っぽい容姿の20歳の女の子がキャバクラ勤務を始める、というお話。
少女漫画出身の作家なためか、初期の方の描写というか雰囲気はちょっと新鮮かも。
マリアとまる兄は紆余曲折のストーリーの末くっついてくれることを期待したいですね＞＜

天使な小悪魔 1巻

芳原のぞみ

見た目は子供だけど、ナンバーワンホステスのお話。

無事、８巻で完結。

でも、途中から、惰性で買っちゃった。最後は、予想通りだったけど、良い終わり方だったかもね。

天使な小悪魔 1巻

芳原のぞみ

高級クラブ「華園」のママの娘。どうみても小学生なのに、なんと２０歳。しかもナンバーワンホステス！
そんな設定の４コマまんがです。
この作者、もともと少女マンガ（りぼん）を描いていた方で、４コマではありえないほど瞳がきらきらしていますｗ
それは本人もわかっていたみたいで、だんだん４コマ風の簡素な描きかたに変わってきました。
話はまあまあ面白いものの、ほのぼのさが祟ってか、ナンバーワンホステスのまるちゃんが他のホステスにいじめられるところが、弱い・・・
そこが難点ですね。
でも後半は改善してきているので、今後に期待です。
あ、ナンバーツーになってしまったマリアの悲惨な過去と高いプライドも見ものですｗ