蒲焼鰻のレビュー一覧

  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    銃の熱を感じた。
    ここを魅せたかったという著者の想いの伝わる作品だった。そういうシーンは、時が止まるかのような感覚、密度がある。

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    2013年02月13日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    ネタバレ

    評価:☆4

    「あたしが巡り逢ったのは…最高の銃だったわ」そう言ってアリスは逝った。わたしの名前はミスター・マグナム。偉大なる魔女によって生み出された魔法の銃だ。災厄により相棒を失ったわたしは、不思議な運命により過去の世界で意識を取り戻す。そこで出逢ったのは、少女時代のかつての相棒。だがこのアリスは、とんでもないおてんばアホ娘だったのだ…。やれやれ。とはいえわたしは立ち上がる。かつての悲劇を起こさぬよう、新たな未来を切り開くために―。第19回電撃小説大賞“大賞”受賞作の、未来を切り開くマジック・ガンアクション登場。


    まずこの設定が良いですね。
    喋る銃とおてんば娘のコンビも良い感じ。
    本番

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    2013年12月20日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    西部劇でガンアクションで魔法で時間もの。

    クールなんだけど実は熱くて、アホな子に翻弄されたりするミスター・マグナム(拳銃)が語り手。
    ハードボイルドっぽいそんな語り手を通した文体は、ルビを頻繁に使っていて戦闘もののラノベではよく見る形。
    でもこれがとても完成されていて、熱くてカッコいい語りと物語で夢中になって読めた。
    特に第一章がとても良かった。

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    2013年12月18日
  • アリス・リローデッド3 サクリファイス 【電子特別版】

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    正直、1巻の時は小さくまとまっている印象が強かったのですが、今巻を読んでその印象を少し改めました。

    今巻では、アリスとミスター・マグナムの関係を軸に、そこに紐づくかたちで物語が矢継ぎ早に展開していきます。もちろん詰め込んだからこその描写の不足であったり、本来もう少し深く書くべき人間関係が浅くなってしまったところもありましたが、1巻の時よりも確実に登場人物への感動移入は深まりました。

    それは結局間接的に人間(銃?)描写を丹念に描いてきたからこそだと思いますし、1巻の時よりもスケールが大きく練られている印象を受けました。

    以降をどうするのかはわかりませんが、個人的には今巻でこの作品は読みきり

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    2013年09月18日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    過去改変ものとしてはありがちな展開ではあるものの、西部劇に出てくるような舞台の雰囲気がよく表現できてて、あつい。

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    2013年09月15日
  • アリス・リローデッド2 ヘヴィ・ウェイト

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    ロッキーがメインの回。時系列的に結構ややこしくもある巻。
    ロッキーの人格形成の背景はいろいろと楽しめたが、彼女の活躍シーンはもう少し欲しかったかも。
    むしろ、メリーやロックフェローといつたサブキャラ、敵キャラが印象に残るくらいの巻だった。
    チャームガンを駆使したトンデモバトルは面白い。
    次巻での伏線消化が楽しみ。ロッキーもまだまだいろいろ秘めてるはず。

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    2013年05月17日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    電撃文庫はメディアミックスに力を入れてますが、この作品は正直多角展開に向いてる作品ではないと思います。

    ともすれば入れたくなるキャラの部分を押さえ込んで、話の流れに終始した点は好感をもちました。

    この話を書き終えたことで、今後はキャラのエピソードにもっとフォーカスするのだろうと思います。

    次巻はどう仕上げてくれるのか、楽しみです。

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    2013年03月05日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    サランデルと少女アリスの凸凹関係と掛け合いが面白かった。またシリアスな場面もふんだんに含まれていて個人的に好ましい内容であった。
    しかし未来と現在の場面が交ざって展開していくので今の内容はどちらが描かれているのか分からなったり、生々しい表現があってそこは合わなかった。

    サラマンデルが所々で見せるぶっちゃけ感も読み所。展開はほとんど予想通りでしたね。ここからどのように話を持っていくのかは楽しみです。

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    2017年08月17日
  • アリス・リローデッド3 サクリファイス 【電子特別版】

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    アリスの笑顔が印象に残る巻だった。

    ただ、バトル方面は異能がかなり特化してきて、西部劇の雰囲気や、細かい駆け引きの魅力が薄れてしまった印象もあり。

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    2013年09月29日
  • アリス・リローデッド3 サクリファイス 【電子特別版】

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    随分厚みがあると思ったらここで一段落だったのか。新登場のツバキなんかも面白そうだからもうちょっと見たかった気もするけど。何だかんだでアリスが好みのキャラで楽しく読ませてもらいました。タイムリープで“リローデッド”する西部劇って設定もレアだし。ひとまずお疲れ様でした、でいいのかな。

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    2013年08月20日
  • アリス・リローデッド2 ヘヴィ・ウェイト

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    今回はロッキーメインの話。まぁ最後はアリスが持って行きましたが。ミスターが相変わらず渋めでかっこいい。アリスとのコンビネーション(トーク含めて)がいい感じ。ラノベの主人公でこれだけ落ち着いたかっこよさがにじみ出てる主人公っていないんじゃないかな。苦労性だけど(笑)

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    2013年05月18日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    中断期間が長かったので記憶を辿るのが難しかったけど、まずまずだったのではと思います。時間遡行の内容である意味定番通りだけど、銃を主人公にしている所、とぼけた所とガチな所の使い分けも面白かったかな。

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    2013年05月08日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    あとがきが一番面白いというのはどうだろうか。
    ちょっと凝ったギミックを使った逆行もの。パラドクスがらみのところは色々とごまかしていたがあまり気にならない程度に薄まっていたのでこのへんはうまいところか。

    次巻がある、ということで悩んでたりする。

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    2013年04月10日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    電撃文庫大賞 大賞受賞作品でございます。

    銃と少女が未来を変える為に旅するお話。
    典型的…かは知らないけどジャンル的にはガンアクションもの。
    全体的には楽しめたけど内容が王道な感じの上に
    作者さんのセンス的な部分もあまり感じなかったので
    大賞受賞作として期待して読むにはちょっと弱いかな?というのがまあ正直な感想。

    という訳で星3つ。

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    2013年03月26日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    今年の電撃小説大賞は西部劇を背景にしたタイムリープもの。なかなか面白かったです。西部劇自体は見たことないけど、テンポもよかった。キャラもそれぞれで立ってるし。ミスターが渋くてカッコいい。苦労性だが。そして師匠のセリフはもう少し読みやすくてもよかった気もします(苦笑)結構しっかり幕引いた感があるけど続巻はあるのかな?

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    2013年03月09日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    ネタバレ

    最初の小アリスとミスター・マグナムのやりとりが、
    エンディングにも繋がってくるあたりなど
    場面に対する伏線が無駄なく配置されていて
    きちんと練り込まれた手堅さを感じました。

    ただページの関係(結構厚みがある)なのか
    旅(移動)の過程などの日常的な部分が省略されているので
    物語の展開が早く、読んでいて落ち着かない印象があるかも。

    それこそビックサンダーマウンテンのごとき
    急展開で物語が進んでいきます。

    史実と絡めている部分でリアリティが出てくるのだけれど
    開拓時代のアメリカに対する知識はほとんどないので
    個人的にはもうちょっと説明が欲しかったかな。

    ややバタバタに感じられるのは、
    このあ

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    2013年03月03日
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

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    ネタバレ

    語り手であるミスターマグナムが過去の世界に戻り、不幸な結末を回避するというタイムスリップものの王道のような展開で目新しさはあまりなかったが、ミスターとアホ娘アリスのやり取りは終始面白かった。

    場面転換が頻繁にあり、滅亡した世界と現在救おうとしている世界を直近の文章で比較しながら読むという構成になったいたが言われているほどわかりにくくは無かったかなと。
    敵役であるゾォーダの掘り下げはもうちょっとあってもよかったかなと思った。世界を滅亡させたという割にはなんか印象が薄かったので。

    まとめるとコミカルなやり取りが好きな人にはおススメ。

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    2013年02月12日