近藤宣之のレビュー一覧
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202006/
「社長が、社員を大切にする経営」
社長を守護とする限り、口では社員を大切にしているといっても、結果としては、「お金を優先した経営」にならざるをえない。こうした会社では、社員は「大切にされている」という実感を持てません。
しかし、主語を「社員」に置き換えると、
「社員が、会社から大切にされている経営」
「社員が、会社から大切にされているという実感が持てる経営」
となります。/
お金も、時間もかけず、社員のモチベーションを高める方法が、「2つ」あります。
それは、「社長の笑顔」と「社長の声掛け」です。
私は、「笑顔ほど、人の心を開かせるものはない」と思っていて、40年以上前から -
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仕組み、と書いてあるが何よりも”人”を大事にされていると感じます。
自分の、そして社員・仲間の可能性を信じて真正面から問題に立ち向かって乗り越えていく姿がカッコいいです!
現在歯を食いしばって頑張っている人、問題をすり抜けようか悩んでいる人など、課題に立ち向かっている人にオススメの1冊。
著者の近藤宜之氏は株式会社日本レーザー代表取締役社長(2019年時点で会長)。主力銀行から見放された子会社の株式会社日本レーザー社長に就任し、人を大切にしながら利益を上げる改革で、就任1年目から黒字化させ、23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導くいている凄腕の経営者です。さまざまな経営塾で講演をされて -
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株式会社日本レーザーの代表取締役である著者。
就任当初、業績不振に陥っていた日本レーザーを、「人を活かす」という点に注力し、見事業績を復活させました。
「ホワイト企業大賞」、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業長官賞」を受賞するなど、功績がとても評価されています。
「社員のモチベーションをどうやって高い状態に保ち続けれられるか?」
経営者にとっては永遠のテーマでもあります。
著者は、以下の3点が整っている状態が重要であると語っています。
1.なんでも言える明るい風土がある。
2.社員が会社から大事にされていると実感している。
3.会社が「自分のものだ」と当事者意識を持てる。
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ネタバレ■要約
一つの業務に二人の担当者と配置
属人的な仕事をなくす
主語の重要性
×「社長が、社員を大切にする経営」
〇「社員が、会社から大切にされていると実感が持てる経営」
当事者意識を持つことが重要
これは会社に大切にされているという実感があれば育まれる
社員教育は、社長自身が時間を割いて行うもの
どんな時でも赤字は犯罪だという自覚を持つ
2-6-2の下位20%は宝
改善のポイント
首にすると他の8が委縮する
あくまでも実力主義
リーダーに必要な5つの危機管理能力
情報のキャッチと伝達を素早く行う
どんな状況にも臨機応変に
事実は何かを追及する
全体を把握して、分かる言葉で -
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成長欲求は、根源的かつ普遍的な欲求。だれでも成長したいと思っている。
会社は、働くことを通じて得られる喜びを提供することが究極の存在理由。
失敗よりも成功体験。失敗ばかりでは意欲が減退する。
ライバルは、過去の自分。他人ではない。
他人と比べると、足を引っ張ることになるし、かなわない時にやる気を失うことになる。
一見遠回りに見えるが、いつも最短ルートにいると思え。
ハードルが高いほうが仕事として面白い。
整理、整頓、清掃、清潔、しつけ=習慣化
整理整頓は、毎日行う。
一つのことを習慣化するには、3ヶ月程度かかる。続けるか続けないか、違いはそれだけ。
「おかげさま」と口にだす。私、 -
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・日本レーザー(レーザー専門の輸入商社)を再建する中で、著者が体得した「会社経営の原理原則」は、次の2つ。
└「人を大切にする経営」の実践こそ、会社を成長させるたった1つの方法
└「人を大切にする経営」を実践するには、会社を絶対に「赤字」にしてはいけない
・会社を黒字にするため、多くの経営者は「どうやるか」を考える。だが、大切なのは、経営者は「どうあるべきか」を考えること。社長としての理念を明確に持つことで、社長の行動が変わり、社員の行動が変わり、会社が変わる。
・為替変動などの外部要因で、会社がピンチに陥ることがある。この時に他責で考えず「すべての問題は内部にある」と自責で考えることが大 -
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日本レーザー社の代表取締役社長である近藤宣之氏が同社が23年連続黒字を達成し、離職率もほぼゼロという再建を果たした裏側にある極意を語った一冊。
氏が何度も危機に直面しながらもそれを打破してきた姿は感銘を受けました。
驚異的な実績を上げる同社で実践している「人を大切にする経営」は厳しさと優しさのバランスが絶妙にとれており素晴らしいとも感じました。
自己肯定感を大事にし、成果主義、英語の重要性
また経営者は雇用を守ることとそのために利益を出せる仕組みをつくることという言葉には非常に重みを感じました。
そして、笑顔で接することや声掛けを心掛けておられる一方で気付きや頑張りなど社員の意見も聞く姿勢は -
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モチベーションが9割ではなく10割。
雇用を守るために会社が存在する。雇用不安を解消すること。
業績と社員を大切にすること、は社員が先。発想を逆転させる。
社長の笑顔を社長の声がけ。悪い報告ほど笑顔で聞く。笑顔は性格ではなく能力。笑顔、態度、快活さ、など評価して4000円から2万円の手当を支給する。
社長からの何気ない声がけ。気にかける。
出張する必要のない事務女性社員も海外出張させる。
中小企業は社長第一主義=社長が決めていい。これは社員第一主義と矛盾しない。
言いたいことが言える雰囲気があれば給料が安くても社員は辞めない。社長批判を受け止める。
言いたいことがなんでも言える、社員が大事にさ