漆原直行のレビュー一覧

  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    所謂、自己啓発本の作成の裏側を書いた本である。
    ビジネス書の中でも、自己啓発本は読みやすさもあって買ってしまうが、読み終わった後に何故か虚しくなる。いつも同じ話を読んでいる気がするからである。そうした状況は、見事に出版社(編集者というべきか)の術中にはまっている。
    元ネタは、おそらく古典と呼ぶべき本であり、それを現代風にアレンジしたものが自己啓発本であろう

    0
    2017年04月04日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    ビジネス書(特に,自己啓発・成功法の本)を読もうと思ったら読む本。
    ビジネス書全てを否定するものではない(本書もビジネス書)。。

    読むべきビジネス書と,ビジネス書の読み方が分かる。
    (安っぽい)ビジネス書を書いて名刺代わりにしたい人にも参考になる。

    0
    2015年01月04日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    幅広い読書をしようと思った。
    自己啓発はアメリカから来ていてキリスト教のニューソートという考えから
    来ているらしい。自己啓発の歴史とかが分かって面白かった

    0
    2014年01月17日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    数多く出版されているビジネス書自体について、ほとんどの内容は共通したものであり、原典と呼ぶべきいくつかの本を読めばよい、とのこと。第2章では自己啓発・成功本のお約束ストーリー、「ニューソート」の思想、ナポレオン・ヒル『思考は現実化する』、カーネギー『人を動かす』、「7つの習慣」の要点といった内容を記載していて、この本を手元に置いておけば他のビジネス書は読まなくてもいいのでは、というほどあっさりとまとめられている。
    他にも、ビジネス書自体のビジネス、ビジネス書への接し方の事例とビジネス書へのおすすめの付き合い方などを記載している。
    私も数年前まではよくビジネス書を読んだが、最近は本の内容を実践す

    0
    2013年02月08日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    ビジネス書を読むことよりも、

    日々の仕事の中でひとつひとつ仕事をしっかりと覚えて、丁寧に、堅実に、着実に実行していくことの大切さを感じた。

    ビジネス書も取捨選択して、いいところだけを取り入れるスタンスを心がけようと思う。

    0
    2012年12月23日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    ビジネス書マニアへのアンチテーゼとしての一冊。
    ネットで評判だったので読んでみた。

    著者が主張する、
    ビジネス書を読む(読んだ気になる)効果、
    出来る人間になれる気がする中毒性は確かにそうだと思った。

    読むこと自体が目的となってしまうこともありがちで、
    本来はこれを手段として仕事に活かすことが大事なのだと。

    単に批判するだけでなく、
    両署も紹介しているので読んでみる価値は充分ある。

    0
    2012年11月29日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    有名どころのビジネス書を読んでき。この本を読んで自らが思い描いていたことが書かれていて納得。ただ、もう少し踏み込んで、ビジネス書を売るというビジネスを考えた出版社の思惑まで考えていなかった。言われてみれば当たり前なのだけれど、。本とて商品なのだから。

    0
    2021年03月07日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    【まとめ】仕事術や自己啓発の類の本は昔からある。溢れんばかりに出版されているビジネス書も過去の焼き直しが多い。どうせ読むなら、長く読み継がれているものを読んだらどうか。著者が現役の場合は、初めの著作から読むと中身も薄くなっていないし、一番言いたいことを知れるだろう。

    【内容メモ】
    ・2000年から2011年上半期までのビジネス書ベスト10、新書ノンフィクションベスト10
    ・本が売れない→薄利多売戦略への転換→取次からの売上見込金で自転車操業→発売点数の増加→内容の薄い・別の本の焼き直しのような内容へ
    ・ポジティブシンキングの源流:19世紀、キリスト教、ニューソート
    ・ニューソートに影響を受け

    0
    2018年11月18日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    ビジネス書を真っ向から切り裂く本はこれまで無かったので、目新しく、面白く読んだ。0年代のビジネス書を俯瞰するとともに、ビジネス書の裏舞台をのぞき見ることができる良書。ある意味、編集者の立場から見た、ビジネス書の作り方とでも言えるか?ビジネス書にのめり込むことに疑問を感じている人に一読を勧める。それでも、読み続けるか?すこしゆるめるか。読書好きだったのに、読書がつらくなったときの福音となると思う。

    以下注目点
    ・自己実現と自己満足は、まったく質の違うものだ。
    ・意識の高いビジネスパーソン(笑)
    ・自己啓発や成功本は、コンビニの栄養ドリンクみたいなもの。
    ・今の職場でトップの成績を収めたり、一番

    0
    2018年11月12日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・出版業界の不況、1996年以降、販売金額2兆円を割る
    ・薄利多売のビジネス書
    ・自助論
    ・ビジネス本の中には「ネガティブな言葉を口にしてはいけない」と本自体を否定的に読めなくする言葉が散りばめられている
    ・時間管理のマトリックス

    0
    2015年09月20日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    ビジネス書を総括した本です。単にビジネス書を批判しているだけの本ではないと思います。というのも、ビジネス書の中にも読むべき本はキチンと示していること、最後にビジネス書だけではできる人にならないと結んでいること、がその理由です。皮肉めいた語り口が気になる人もいるかもしれません。ビジネス書ブーム批判にタイトルのつけ方があがっていますが、そこはこの本も同様です。

    0
    2015年06月20日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    2000年代に大量生産されたビジネス書を総括。
    適度に批判的にビジネス書を分析されていて、とてもスッキリしました。

    ビジネス書ブームを総括する、意義のある1冊だと思います。

    0
    2015年05月30日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ○フリーライターの漆原氏の著作。
    ○「ビジネス書ブーム」について、その背景やビジネス書の内容、自己啓発本の意図などについて解説。
    ○ビジネス書とはいっても、ほとんどが同じ内容の繰り返しであるということがよく分かった。
    ○ある種の恐怖心を煽るようなやり方に、ちょっとしたズルさを感じたが、それを鵜呑みにしてしまう読者にも、ある程度の反省や見識が必要なのだなと言うことを改めて感じた。
    ○本書を読んで、本の選び方などについて、よくよく考えてみたいと思った。

    0
    2014年01月29日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    前半はビジネス書の年代史、ビジネス書のビジネスを説明。また大半のビジネス書は「思考は現実化する」「人を動かす」「7つの習慣」が大元になっていること。本質はいまも昔も変わらない、品を変えて繰り返しているだけ。後半はビジネス書との賢い付き合い方。

    ビジネス書(とりわけ自己啓発や成功哲学)を読むだけでなんとなくその気になってしまい、勉強した、成長した、きっかけをつかんだ、気づきを得た・・・みたいな軽い高揚感に惑わされてしまっていないだろうか。そうしてテンションが上がって前向きになれたようでいながら、実際は単なる思考停止に陥っているだけなのではないか。もしそのような読み方をしてしまうのであれば、ビジ

    0
    2014年01月04日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    私は読書推奨しており、読書したことで成長したと思っている。逆の意見を知ることでより深い知識を得ることが出来ると考えた為、読書に至る。

    改めてタイトルを見たこと、読み終えて、著者は「読書(ビジネス書)がだめ」とは言っていない。
    →自分で本を書いてるわけやし、批判するには知識が必要であるから当たり前だろうが。

    何のために本を読むのか?鵜呑みにするだけでは意味がない。本の性質を見極めろ。ビジネス書だけがビジネスに通じるわけではない。ということを書いていた。

    そらそうや。でも自分を振り返るよいきっかけとなった。俺はできているのか?今は適切であるように思うが、奢らず、注意しておこう。

    目的はハッ

    0
    2013年06月27日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    自己啓発、仕事術系の読書に対して、「本を読むこと自体が目的になってない?踊らされずに大人のお付き合いで。」て内容。

    個人的には、自分の中で暗黙知として持ってるノウハウが体系化されて、頭の中がキレイに整理されるっていう効能はあると思うので、半年に1冊程度、それっぽい本を読んだりしてます。でも、ある程度の理論を身に付けたら、あとは実践あるのみ!

    上司にケツ拭かせつつ、部下を酷い目にあわせつつ、客先に迷惑かけつつ、自分もボコボコになりつつ、ようやく自分らしいやり方が身に付いてきたかしら、と思いマス。。。えーと、全方位に生まれてすみませんm(_ _)m

    最後に、自己啓発、記憶に残ってる本ベスト3

    0
    2013年02月18日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    出版業界の売上は段々減っている。文芸書や学術書などの落ち込みに比べてビジネス書は堅実である。とにかく売れない出版社はなりふり構わず薄利多売という方法で様々なビジネス書が出ているのだ。

    0
    2013年02月02日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    2000年代のビジネス書の流行を追うことにより、なぜこれの言説が受けるのかと言うことと、背景にある出版ビジネス、そしてビジネス書ばかりを追いかけて困窮したり追い詰められたりする事例とかが書いてある。ビジネス書全体の流れに対する批判や、業界の「戦略」には的を射ている批判やうなずけるところも多いものの、社会的背景の分析という点から見ると、牧野『自己啓発の時代』よりは大きく劣っていると言わざるを得ない。

    0
    2012年12月29日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    自己啓発本のルーツとか、ビジネス書販売の裏側とか、読み物として十分楽しめました。

    自己啓発本に関するやんわりとした批判などは、私自身そういう系の本をいくつか読んでみてなんとなく感じてたことをずばり的確に言い表してたように思います。

    ともあれ、
    「意識の高い学生(笑)」に見事該当するドンピシャーな人が周りにいたので、
    はぁー、そういうことかー。やつ、そういうことなんだな。
    と納得。激しく納得。
    それだけでも収穫でした。笑

    0
    2012年11月18日
  • ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

    Posted by ブクログ

    昨今、出版点数が激増した「ビジネス書」との距離の取り方について書かれた本。

    本書で言うビジネス書とは、いわゆる「自己啓発本」「成功本」「仕事術」などなど、新興の著者が次々に出版を重ねているやわらかいビジネス書分野について。

    言っていることは至極単純。
    これらのビジネス書にはヒントは載っているが答えはない。
    ビジネス書ばかり読んでいても仕事はできるようにならないし、それに振り回される必要もない。
    書いてあることは古典の焼き直しが殆どだから、しっかり選書しなさい。
    という至極もっともこと。

    本書で批判されているのは、底の浅い出版を続ける業界側でもあるが、やはり「ビジネス書を多読することがステ

    0
    2014年02月19日