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本書で語られるのは、ゼロ年代ビジネス書の総括から、出版業界の裏側、振り回される読者の実態、ビジネス書との賢い距離感の探り方、自己啓発・成功本における定番ストーリー解読、古典的ビジネス書のエッセンスまで…いわば「ビジネス書の攻略本」ともいえる充実の内容。
■CONTENTS
【第1章】ゼロ年代のビジネス書幻想/【第2章】ビジネス書の掟と罠/【第3章】「ビジネス書」というビジネス/【第4章】ビジネス書に振り回される人々/【第5章】“そこそこ”賢いビジネス書とのつき合い方/【第6章】ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない
■著者
漆原直行(ウルシバラナオユキ) 1972年、東京都生まれ。大学在学中からライター業を始め、トレンド誌や若手サラリーマン向け週刊誌などで取材・執筆活動を展開。これまでにビジネス誌やIT誌、サッカー誌の編集部、ウェブ制作会社などを渡り歩きながら、さまざまな媒体の企画・編集・取材・執筆に携わる。現在はフリーランスの編集者・記者として雑誌やウェブ媒体の制作に従事。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
Posted by ブクログ 2017年04月04日
所謂、自己啓発本の作成の裏側を書いた本である。
ビジネス書の中でも、自己啓発本は読みやすさもあって買ってしまうが、読み終わった後に何故か虚しくなる。いつも同じ話を読んでいる気がするからである。そうした状況は、見事に出版社(編集者というべきか)の術中にはまっている。
元ネタは、おそらく古典と呼ぶべき本...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月08日
数多く出版されているビジネス書自体について、ほとんどの内容は共通したものであり、原典と呼ぶべきいくつかの本を読めばよい、とのこと。第2章では自己啓発・成功本のお約束ストーリー、「ニューソート」の思想、ナポレオン・ヒル『思考は現実化する』、カーネギー『人を動かす』、「7つの習慣」の要点といった内容を記...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月29日
ビジネス書マニアへのアンチテーゼとしての一冊。
ネットで評判だったので読んでみた。
著者が主張する、
ビジネス書を読む(読んだ気になる)効果、
出来る人間になれる気がする中毒性は確かにそうだと思った。
読むこと自体が目的となってしまうこともありがちで、
本来はこれを手段として仕事に活かすことが大...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
【まとめ】仕事術や自己啓発の類の本は昔からある。溢れんばかりに出版されているビジネス書も過去の焼き直しが多い。どうせ読むなら、長く読み継がれているものを読んだらどうか。著者が現役の場合は、初めの著作から読むと中身も薄くなっていないし、一番言いたいことを知れるだろう。
【内容メモ】
・2000年から...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月12日
ビジネス書を真っ向から切り裂く本はこれまで無かったので、目新しく、面白く読んだ。0年代のビジネス書を俯瞰するとともに、ビジネス書の裏舞台をのぞき見ることができる良書。ある意味、編集者の立場から見た、ビジネス書の作り方とでも言えるか?ビジネス書にのめり込むことに疑問を感じている人に一読を勧める。それで...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月20日
ビジネス書を総括した本です。単にビジネス書を批判しているだけの本ではないと思います。というのも、ビジネス書の中にも読むべき本はキチンと示していること、最後にビジネス書だけではできる人にならないと結んでいること、がその理由です。皮肉めいた語り口が気になる人もいるかもしれません。ビジネス書ブーム批判にタ...続きを読む
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