柳家三三のレビュー一覧

  • どうらく息子 13
    古典ほど新しくなくちゃいけない。何事もそうなのだ。今回は鉄楽という破門された兄弟子の話。何度も泣かせるねえ
  • どうらく息子 18

    もっと続いてほしかった

    銅ら治が真打になるまで続いてほしかったです。
    あや音との新婚生活、子供の誕生、その後の生活。
    銅ら美、小ゆめ、緋ゆめの成長。小銀の再婚。志ん銅の結婚。錫楽の活躍。
    銅楽、夢六、慎蔵の活躍等、描いてほしかったことが描かれてない。
    今巻を含めてこれまでの話が良かっただけに、中途半端感が否めない。...続きを読む
  • どうらく息子 3
    前座にあがってます。
    寄席に出入りするようになり、しくじりの毎日。そのエピソードが内容の中心ですが、そのしくじりの数々、身につまされます。
    しくじりのなかで、自分を焼き直して、変えていくプロセス。今の自分に何よりも必要なことのような気がして、ジリジリとヤスリで肝をこすられるようです。
  • どうらく息子 1
    落語家さんの成長ストーリー。わたしは『昭和元禄 落語心中』派。だんなさんはこっち派。
    大人がイチから修行する姿に引き込まれながらも辛くなる。
    新刊が出ると必ず読むが、その後は馬鹿みたいに明るい別の物語を読んででリハビリすることも。
  • どうらく息子 14
    天狗裁き、親子酒、たちきり、など。二つ目になった銅ら治と前座(二つ目直前)あや音の恋模様だけでなく、兄弟子志ん銅の成長、ダメダメだった境地から復活した夢六師匠のさらなる飛躍、銅ら治を落語の道に導いた植草さんが主催する最後の落語会など、登場人物たちも人情噺してるところが魅力。
  • どうらく息子 9
    前座3年目にして決定的なしくじりをした銅ら壱。破門の危機。気持ちの弛みが引き起こすしくじり、なんか身近な経験にあるような気がして、涙腺がゆるんだ。

    銅ら美とありすの女流落語家が女流落語家として道なき道を切り開く気概を持っているのも、同性としてわくわくする。
  • どうらく息子 3
    見習いの日々、自分の価値観を壊される日々。あーー、大変だよなあ。会社員の世界とは全く違う。
    それよりも巻末のおまけページ、三三さんの『やかん』をカラオケボックスでって、贅沢すぎる!でももっと格好良く描いてあげて!
  • どうらく息子 2
    会社勤めとしては、弟子と師匠の関係ってものすごく憧れる。上司・部下の関係にも持ち込めないのか、と思うんだけど、やっぱりそれは難しいね。銅楽師匠の弟子たちへのフォローの仕方、見習わなきゃ。
  • どうらく息子 1
    保育園の先生が落語家を目指すという一見とっぴなお話なんですが、ビッグコミックオリジナルの中で一二を争うほど毎回楽しみな作品、待望のコミックス化です。

    私はほとんど落語の知識がないのですが、このマンガには作者の落語愛ががっちり詰まっていて、一気に引き込まれます。泣ける噺も笑える噺も噺家ごとに解釈が違...続きを読む
  • どうらく息子 2
    「せん笑」がこの作品の監修してる柳家三三をモデルにしているのかな……似ているようで、まったく似ていないんだが(苦笑)。