月々にちなんだ落語の話や行事などをきっかけに、落語会のあれこれに話題がおよび、とても興味深い。
今話されている話は歴史があることや、台本はなく噺家それぞれが工夫を凝らして受け継いできたこと、寄席の楽しみ方などなど、知らないことばかり。これだけ時代が進んでも、寄席に通い、その演者になる方も途切れておらず、日本の伝統芸能の底力を改めて感じる。
その風習やお作法などは現代の生活とは遠いものもあるが、ここまで受け継がれてきた独自の日本文化をこれからも大切にしたい。「寄席に行きたい」の思いを強くもたせてくれる一冊。