マーティン・セリグマンのレビュー一覧

  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    本書ではポジティブ心理学の中枢概念と言えるウェルビーイングについての本となります。著者はウェルビーイングを「天気」と同じような構成概念だと述べます。つまり「天気」は1つの指標であらわすことができませんが、気温、湿度、気圧など複数の指標を総合して「天気」と呼ぶわけです。それと同じでウェルビーイングも特...続きを読む
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
     マイナスをゼロにする(苦しみを取り除く)だけじゃなくてプラス方面(人生をよりよくする)の研究ないかな?と思ったらあったので読みました。
     この本はポジティブ心理学の中でも、一瞬の幸せな気分とかじゃなくて持続的な幸福(ウェルビーイング)に着目していて、普段求めてる幸せに近い感じです。ハッピーというよ...続きを読む
  • オプティミストはなぜ成功するか
    オプティミストとペシミスト、楽天主義と悲観主義がもたらすものを心理学的な統計に基づいて検証していく。
    いかに楽天主義がメリットが大きいのかが丁寧に説明された後に、自分がどちらなのかを判定でき、かつどうすればオプティミストになれるのかも、ワークがついているのでわかりやすい。
    何よりこの判定テストで、あ...続きを読む
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    持続的幸福に必要な寄与する要素
    ポジティブ感情エンゲージメント意味意義達成関係性
    強みがこれらの要素を支える。
    強味好奇心審美向学心
    感謝の訪問
    頭に浮かんだ人に感謝の手紙を書いて自分で直接その手紙を届ける。手紙の内容は具体的に7-800字。その人が自分のために何をしてくれたのか、そしてそれが自分音...続きを読む
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    悔しいけどおもしろかった。いろいろ考えさせられた。

    ざっと読み飛ばすつもりで読み始めたが、すぐに腰を据えて読みたくなった。前作同様ありきたりなビジネス書や自己啓発本の体裁だが(そもそもこの邦題はなんとかならなかったのか!)、実に癪に障ることに共感せざるを得ないことが多い。これも前作同様だ。引用文献...続きを読む
  • オプティミストはなぜ成功するか
    楽観主義、悲観主義というのは一種のスキルであり、訓練しだいで習得できるものである。

    そして、リスクに応じて使い分ける、柔軟な楽観主義を取得する事は、より良い人生を送る上で重要なスキルである。という事を、個人、育児(教育)、組織、リーダーの選抜、競争の分野での検証事例を上げて繰り返し書かれている。
    ...続きを読む
  • オプティミストはなぜ成功するか
    自分自身が悲観的なタイプで、オプティミスト(楽観的な人)に近づきたいと思い読んだ。

    著者の研究によれば、オプティミストはペシミスト(悲観的な人)に比べて学業、スポーツ、仕事の成績がよく、加えて健康で、選挙にも強い(魅力的)である。らしい。

    本書には以下の事項が書かれている
    ・著者がオプティミスト...続きを読む
  • ポジティブ心理学が教えてくれる「ほんものの幸せ」の見つけ方 ──とっておきの強みを生かす
    ポジティブにいかになれるか
    快楽と充足の違い
    充足はずっと継続するもの
    楽観主義がパートナー関係をよくする
    過去も現在も未来も楽観主義でよいものに変えられる
  • オプティミストはなぜ成功するか
    無力感は学習によって身につく。
    マイナスを直してもプラスにはならない。悲しみや不安や怒りを取り除くスキルと、幸せになるスキルは違う。

    幸せの形は、心地いい人生、ものごとに没頭する人生、意義ある人生、の3つの類型がある。

    自尊心運動=自尊心を高めれば幸せになる、は因果関係ではなく相関関係。犯罪者は...続きを読む
  • オプティミストはなぜ成功するか
    読もうと思った理由
    考え方を変えればどこまで人は変われるのか知りたいと思ったから

    気づき
    ・なんでもかんでも内向的から外交的思考に変更するこ
     とはないと思う。しかし、確実にこれをやるべき状況
     もある。それはうつ病のときだ。うつ病のひとは必要
     以上に自分で責任を背負い込むことが多いのだ
    ・もし...続きを読む
  • オプティミストはなぜ成功するか
    悲観的な説明には特徴がある
    【個人的(私が悪い)永続的(いつも)普遍的(なにをやってもうまくいかない)】
    •これらを反芻してしまう人はうつ病のリスクが高い
    •自分の感情は自分が勝手に決定していることが多い
    •人はショックを与えて続けられると無力に陥る
    •悲観的な考えが必要な場面もあるが楽観主義に自分...続きを読む
  • オプティミストはなぜ成功するか
    他人や周りの環境に対して楽観的に考えることは自然にできたり、意識してできたりする人は多いと思う。しかし、自分が自分自身に対する非難について楽観的に考えることは、自身に刻まれた枠組み、考え方と呼ばれる概念ごと楽観視する必要があるため、相当難しいことであると感じた。対症療法でもいいので自分が自分自身を非...続きを読む
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    ポジティブ心理学というと、胡散臭い感じがする。しかし、この本はポジティブ心理学の第一人者が学術的に論証を基にした学問の本だ。私は正直一度読んだだけでは全てを理解できなかった。だから繰り返し読んでいくことにした。
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    ポジティブ心理学の創始者セリグマンが、ウェルビーイングを高める生き方を提唱している。それは自分の強みを生かして長期的な幸福を実現することである。

    ポジティブとは、ここでは過度の楽観主義を意味するのではなく、強みを生かすという意味だと思う。判断においてはネガティブも含めた中立的な視点が欠かせない。
    ...続きを読む
  • オプティミストはなぜ成功するか
    ある情報からおすすめの本3冊のうちの一つだったので読んでみた。因みに、他の2冊は既に読み終えている。判断テストでは、ペシミストであった。実は意外だった。よく考えてみると本質はペシミストと納得できた。どの様にオプチミストになるかは、要は気持ちの切り替え。最後のまとめがボランティアの参画とは、期待したこ...続きを読む
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    幸福理論とウェルビーイング理論は異なる。幸せがウェルビーイングにとって最も重要であるという考え方には反対である。
    ウェルビーイング度が向上し抑うつが軽減するエクササイズ
    ①感謝の訪問:頭に浮かんだ人に感謝の手紙を書いて自分で直接その手紙を届ける
    ②うまくいったことエクササイズ:今日うまくいったことを...続きを読む
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    「ポジティブ心理学の挑戦」

    ポジティブ心理学のテーマはウェルビーイング。これを測定する判断基準は持続的幸福度(フラーリッシング)で、ポジティブ心理学の目標はこれを増大する事。

    人間はどうしても人生に意味や目的を欲しがるもの。有意義な人生とは自分よりも大きいと信じるものに属してそこに仕えるという生...続きを読む
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    セリグマンの10年ぶりの新作。
    前半は、セリグマンのいろいろなエピソードが紹介されていて、「私はどうしてポジティブ心理学者になりしか」的な自伝みたいな要素もある。とくに映画「フィールド・オブ・ドリームス」を紹介しつつ、callingについての話しは感動した。(その後、映画を見直してみて、涙、涙)
    ...続きを読む
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    尺度は多くなく、陸軍のPTSD対策が二割もあるなど、日本向けではない所もある。しかし、読んでいてポジティブ感を持てる本であり、思わず万歩計を買った。
  • オプティミストはなぜ成功するか
    邦題が恥ずかしい感じなのは何とかならんのかなと思う。本が売れるようにとの狙いなのはわかるが、出版社はもう少し読者の知性を信じてもいいんではないか。
    内容としては、心理学の研究成果の紹介という観点から見ておもしろいが、果たしてこの邦題をみて買う読者の期待に添えるかどうか…。

    ただ、後半に関しては題...続きを読む