大石邦子のレビュー一覧

  • この生命を凛と生きる
    内容(「BOOK」データベースより)
    三十年も車椅子の娘を支えた気丈な母がぼけ出した、母のため初めて食事を作り、風呂に入れ、カテーテルの処置をする。「オイツメテハイケナイ」呪文を唱え、時に「鬼の邦子」になって老いに寄り添う。悔いのない別れなんてあるんだろうか。万朶の桜の中、逝った母への癒し難い思いが...続きを読む