文学少年と運命の書

文学少年と運命の書

小説・文芸
1,540円 (税込)

7pt

3.6

古来、泰山山頂の金篋(金の箱)のなかには、すべての者の生死を記した禄命簿『玉策』があり、それがあれば、人の寿命を知り、またその運命を変えることもできるという──。ある日呉承恩の前に、その玉策が女の子の姿で現れた。不思議な力を狙う大人たちから呉承恩は彼女を守ることができるのか。何より本と物語が好きな少年・呉承恩と、金篋から転がり出た、本を食べる少女・玉策の物語。涙がこぼれるあたたかいファンタジー!

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文学少年と運命の書 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いやあ~これはおもしろかった。があと一気読みしてしまう歴史文学たらふくてんこ盛りエキゾチック中国ファンタジー、わくわく冒険アドベンチャー、魅力的なキャラクター。つい心揺さぶられてしまうエンタテイメント。文章がうまい。「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」がおもしろかったからきっと、十思ったらやっぱり面白いのだ。他のも読んでみたくなっちゃった。

    0
    2020年11月23日

    Posted by ブクログ

    中国を舞台にした文学好きな少年の冒険物語。玉策という人の天命が記されているという秘宝が、実は人の形をして主人公の少年と出会ったことから、様々な事件に巻き込まれていく。
    スムーズな話の展開で、とても面白かった。
    この作品とは、NHK FMの青春アドベンチャーで出会ったのだが、原作を読んで青春アドベンチャーの再現度の高さに驚いた。また、非常によく、物語の世界が表現されていたと思う。ラジオドラマを聞かれたことのない方は、是非きいてほしいです。
    作者が中国文学に精通していることと、舞台が中国であることから、作品中に時折中国古典への言及がある。これが読者の好奇心を引き出すか、距離感を感じてしまうか、悩ましいところ。私個人的には、三國志を愛読したことや、酒見賢一氏の孔子を主人公にした小説を読んだりしたこともあり、好感が持てた。
    惜しむらくはタイトル。「文学少年と運命の書」で活発な冒険譚を期待して読む読者は果たしてどれほどだろう。もっとキャッチーなタイトルがありそうにも思えるのだが。

    0
    2020年10月31日

    Posted by ブクログ

    本好きな主人公・阿恩と本を食べる少女玉策が出会い、友情を育みながら大冒険する物語。可愛らしいお話でした。
    特別な力を持つからこそ、人々の欲望に巻き込まれていく玉策の様子はすこし切ないです。
    お話の筋は児童書のためか単純ですこしありきたりなところもありますが、阿恩のうんちくで出てくる本の注釈なんかはかなり本格的で、ちびっ子は理解できるのかしら!とびっくりしてしまいました。

    0
    2016年03月23日

    Posted by ブクログ

    封神演義のような香りのする荒唐無稽な中国の物語.書を食べる玉策がいじらしくて可愛い.呉承恩の若かりし頃のかくもあらんという物語かな?

    0
    2015年12月17日

    Posted by ブクログ

    本が大好きな少年と、本を食べる少女の話。
    本が面白かったらお腹いっぱいになるし、面白くなかったり意味をなさなかったらまずいというのには共感を持てた。2人の友情が胸にジンときた。

    0
    2024年11月19日

    Posted by ブクログ

    中国文学を下地にした、書痴の冒険譚。こういう世界観は好きだ。
    この冒険が『西遊記』を生み出したとするのは楽しい。
    玉策のキャラが良い。妖怪ながら、仙界のものらしい雰囲気。世間ずれしている反応が楽しいし、その純粋な問いにははっとすることも。
    常坤は、いかにも中国文学に出てくる、おおざっぱな人物造形で、馴染めないながら、世界観をぐっと惹きつけてくれる。
    中国文学の蘊蓄や明代の歴史が組み込まれていて、興味深かった。

    0
    2018年07月04日

    Posted by ブクログ

    中国が舞台のファンタジー。書物が大好きな少年・呉承恩が出会った少女は、人の生死がすべて書かれている禄命簿・玉策の化身だった。面白い!随所に水滸伝とか三国志とかの内容が出てくるから読みたくなる。

    0
    2015年12月30日

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