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『居酒屋ぼったくり』の著者、最新刊!
元ツアコン・万智の
絶品「郷土料理」教室は
「思いやり」に溢れている……
お題は『どんどろけ飯』『トンテキ』『冷や汁』etc.
ざっくりだけれど、楽しく、美味しく、親切に。
ツアーコンダクターとして15年間、国内外を旅してきた常磐万智(ときわまち)は、
義母の介護のため退職。旅先で料理について学んだ経験を生かし、
義母の死去後、自宅で料理教室を営むことに。
珍しい郷土料理を扱う教室には、亡き妻を偲び、あるいは両親のため、
老若男女の生徒たちが通ってくる。そして万智の家庭にもある事情が……
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Posted by ブクログ
この人の作品は、何作か読んだことがある。その上で、大きな特徴と思っているのが、「悪者が出てこない」という点(^ ^
ちょっとした行き違いで、「勝手に」自分で自分をピンチに追い込んだりすることはあっても、基本的にはみんないい人で、あら良かったね〜...という作品ばかり。が、本作では、主人公の「前夫」というのがダメンズの極みで(^ ^; 初めての秋川悪者か(^ ^;
若い頃バリキャリだった主人公が、専業主婦として二人の子供を育てつつ、自宅で不定期にお料理教室を開いている。そこに集まる人々との交流と、各地に伝わる郷土料理を魅力的に紹介していく、というのがストーリーの軸。基本的に、料理教室に通ってくる人々も、老若男女みな善人(^ ^ 美味しんぼの平和なシーンくらい、のんびりほのぼのしたキャラばかり(^ ^;
特に大事件も起きず、サスペンス風味も無し。それだけだと、そうですかそれは良かったですね(棒)みたいな話だが、そこに主人公の前夫のダメ男の影がちらほら。連作短編集で、実は読み始めの時には家庭環境についての言及がなく、徐々にサイドストーリーとして見えてくる。
最後には、もうそちらの方がメインになっているような(^ ^; しかもちゃんと「おぉ、そうだったか」と思わせる秘密も隠されていて(^ ^ それでこんな感じの会話なのだな、と謎が解けていき。...という部分は、うっすらミステリっぽいのか?(^ ^
全国の郷土料理についてのトリビアもちりばめられており、一粒で何度もおいしい「お得な」作品(^ ^ 暖かく読みやすい文章と相まって、安心して穏やかな気持ちで読める一冊です(^ ^
複雑な過去が……
なかなかにしがらみを抱えた家族(夫婦)だったけれど、今が幸せなら、良いのかな。けど、ここまで、ややこしくしなくても良いと思うのだけれど……
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