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Posted by ブクログ
まあ酔っぱらってはいますが、泣かない看護師を泣かせる本でした。
子供の頃、母親がピンクの服は嫌いだと知っているのにピンクのカーディガンがほしいと主張し、家に帰ってたんすにピンクのカーディガンが入っているのを発見したときのあの複雑な気持ちを今でもときどき思い出す。だから読んでいて、呼吸器をつけないと決めてさわやかそうな人を思い出した。
とはいえ、書いている人は皆、呼吸器をつけているか、まだつける必要のない人。それで気づいたけれど、呼吸器をつけないと決めていてまだつける必要のない人は、何か自分の主張みたいなものを書き残す心境にはなかなかなれないのだろう。
そして、「生きる力」なんていう本に寄せられる原稿はもちろん「生きる力」を感じている人たちのもの。誰かひとりと向き合うときにはその人の生き方、感じ方が100%でも、それがみんなにとっての100%ではないということを、職人風看護師は忘れてはならない。
そういうところで踏みとどまった上でそれでもなお、「『ALSでよかった』はなくても『ALSでもよかった』」はあるのかもしれない、と思わせてもらった。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
患者みずからが原稿募集をして編集した本。
“元気”が伝わってくる1冊。
[ 目次 ]
日々の暮らしのなかから(生きる力;“アロパジャ”―僕と同じ身体障害者への応援歌;絵を描く ほか)
多くの「決断」(ALSクランケの悲喜交々;呼吸器をつけるかどうか、ということ;今日までを振り返って ほか)
さまざまなことをくぐりぬけて(さて、智恵のグズグズ記録です。;前を向いて生きる;これが俺の「生きる力」 ほか)
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[ 参考となる書評 ]
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