ガラスの靴を拾った大富豪

ナイーマ・シモーン / こいでみえこ

富豪である亡き夫の両親に経済的援助を頼もうと、イゾベルは上流社会のパーティーに潜りこんだ。幼い息子を育てるためだもの…どんなに蔑まれようとかまわないわ。その時、会場が停電に見舞われた。暗闇の中イゾベルはひとりの男性に出会い惹かれあう。甘い声に魅惑的な香り…誰にも心を許さないと決めていたのに。ふたりの唇が重なる瞬間、明かりが戻りイゾベルは凍りついた。ダリウス！亡き夫と兄弟同然の億万長者で、亡き夫の嘘を信じ私を憎む男…あなただなんて。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: SBCr
• 掲載誌・レーベル: ハーレクインコミックス
• 電子版発売日: 2021年02月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 43MB

[G · ★★☆☆☆]

ガッカリ…⤵️

こいで先生の大ファンです。
ハーレクインの中でイチオシの先生なので全部買ってるけど、ものすごくガッカリしました。
原作が問題なんだよね？！。

この作品、お金持ちの旦那と駆け落ち婚したヒロインだけど旦那は事故で亡くなって旦那との一人息子がいるけど、ヒロインはお金もカツカツで日々苦労してるけど可愛い息子のために頑張っていたがお金持ち主催のガラ・パーティーへ潜入する。旦那の実家に復讐するために。
そこで今回のヒーロー（旦那の親友）と出会うけど、ヒーローは旦那の実家に拾われた感じで今や家族同然だから、旦那の実家（特に母親と娘）からヒロインは「息子を騙したあ○ずれ！」と思われていて、ヒーローもそのように思っていた。

と言った感じなんだけど、ヒーローは始めから亡き親友の昔の人格を信じてるからヒロインの言葉を全く聞き入れず、旦那の母親達の言葉を信じてヒロインに怒りを覚えていたのに始めからヒロインに「結婚するぞ！」となったり急に弱気になったりと、ちょっと芯が無いヒーローでした。
ヒーローも実はバツイチで、元妻との事があって女性不信な所もあったけど、なんか弱いなぁ…って段々と格好悪く感じた。

ヒロインもあんだけ旦那や義母や妹を恨んでいたのに易々と従ったり。
ラストも、ヒロインが酷いことをされた人達への仕返しも無かったし、義母達が息子の悪行の真相を知った後のシーンも見たかったのにそれも無かったのでガッカリでしたよ。