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【イラスト付き】やり手のディーラーである遠野秋文は、ある日、藍沢茜という年下の男性と出会い、身体を重ねる。藍沢は新人のアーティストで、ギャラリーで働きながら油絵を描いているらしい。過去グラフィックデザイナーと付き合い散々な別れを経験した遠野は、アーティストにあまりいい印象を持っていなかったが、優しく温かな人柄に惹かれ、藍沢と付き合うことにした。一心に愛し支えてくれる藍沢のおかげで、長年抱えていた家族との関係にも整理がつき、遠野にとっても藍沢はかけがえのない相手になっていた。しかし、画家である藍沢に決して言えない「秘密」が遠野にはあった。その「秘密」を打ち明けるべきか隠し通すべきか…。決断できずにいた矢先、小さな出来事がきっかけで藍沢に別れを告げられてしまい…? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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自分の「特性」が、壁となり出会いを別れに変えてしまう
一度その辛さを味わうと一歩が踏み出せなくなる。
好きな言葉に「この世に偶然はない、逢うべくして逢う」
一度目は、そのタイミングじゃなかった。
ただ、それだけ。
Posted by ブクログ 2021年03月11日
号泣しました。:゚(;´∩`;)゚:。
過去に怯えて早めに攻に打ち明けられなかった受、受が何も話してくれないことに不安を募らせ苛立つ攻。
どちらも悪くないし、どちらも相手が好きだと思う気持ちだからこそ、痛々しくて悲しい。
受がついに秘密を打ち明けるシーンは、お互いがお互いに相手を思いやれなかったこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月03日
初読み作家さん。
油絵を描く28歳の新人画家で年下大型わんこ×32歳の辣腕カーディーラー営業。
秋文は、元恋人との別離で心に深い傷を負っている身で、反動で仕事に没頭するも、その営業成績のすごさから謂れのない嫉妬や嫌がらせを受けて心が折れそうになっていた時、藍沢と出逢い、その一途な気持ちに救われ癒され...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月05日
なぜかワタクシの萌えツボを的確に圧してくる…。基本年下攻めがマストなのだよなぁ。
ワンナイトラブ的な導入にも関わらず、一目惚れワンコな攻めの溺愛モードがたまらん。
受けのある秘密でできたすれ違いの別れから…あぁぁ切ない!
雑誌読んでて単行本化しないかと狙ってたん。雑誌は雪路凹子さんイラストだったんよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月03日
前の恋を引きずった想いと嫌われたくない想いから怯えながらも愛を欲する秋文
真っ直ぐに想いをぶつける藍沢は秋文の本当の姿が見つけられず傷つく
二人がそれぞれに持つ過去の傷や過ちをお互い乗り越え、もう一度手を取り合う、自己再生のお話
凄く深いお話です。
秋文が色弱というハンデを持ちながらも、工夫して仕...続きを読む
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