運命の番？ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう@COMIC 第8巻

南澤久佳 / 音無砂月 / iyutani

地獄で罪を償いましょう
ブチ切れ純情王妃が見届ける、番たちの愛の結末は――。
国盗りファンタジー堂々完結！
描き下ろし特別漫画＆原作者書き下ろし小説収録！


『運命の番は害悪である』――王となったオルレアンの宣言により、カルディアス国は変化の時を迎えていた。
番信仰の弾圧、ユミルとカルヴァンの処刑を前に、『運命の番』に翻弄されてきた獣人族らの決意が固まる。
荒れ狂う民衆のなか、ひっそりと佇むエレミヤは、ユミルの最期に何を思うのか……。
王妃でも王女でもなくなった、エレミヤが進む未来とは――。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 少女マンガ
• 出版社: TOブックス
• 掲載誌・レーベル: コロナ・コミックス
• 電子版発売日: 2025年08月15日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 86MB

[匿名 · ★★★★★]

すっきりは、しないラストだった。
国民たちの夢や希望を奪い、最後には大量の自殺者までうんだ。処刑されたふたりも、最後は幸せな気持ちをわかちあい、本物の番としてラストを刻んだ。

悲しい最後のシーンだった。
すごく複雑だけど、国のたて直しを描いたストーリーは心に響いた。

[匿名 · ★★★★★]

こう締めくくってくるのかーうん、なんだろうな。救いってちゃんとあるのだなと。悪者はザマァされてしまえ、だけれど、その背景には何があったのか、ザマァのあとには救いはあるのか、色んなことを、考えさせられた。

[クリリン · ★★★★★]

名作でした

番さえ無ければ心優しい者達だったのか、番があったからこその心優しい彼等だったのか？
恐らく両方だ。
運命の瞬間の「ギョロッ」には背筋が凍った。
そして信仰が無ければ生きていけない老婆と、その孫の覚醒。
このシーンの為の作品だったと思える位に衝撃だった。
ラストの締め方が秀逸。
これも背筋が凍った。
凡人には描けない。
書き下ろしで少し癒されました。

＃感動する ＃ドキドキハラハラ ＃深い

[みあ · ★★★★★]

！

オルレアン陛下も目を覚ましでくれて良かった！
ずーっと番制度撤廃にばっかり
執着してるように見えたし
それだと納得できないよね
宗教の自由は大事！
これで完結かな？

＃ドキドキハラハラ

[りんりん · ★★★★★]

これが最終巻？

あとがきを読むとこれが最終巻になるんだろうか？
序盤は「ユミルとカルヴァンのざまぁが楽しみだぜー！」くらいで読んでいたけど、終盤に近づくにつれて印象が大きく変わっていった。
人の死に様を描く時にだいぶリアル寄りに描いているところが珍しいと感じていた。
ユミルとカルヴァンへの見方が変わって「罪を償う意味も込めて生きることもできて良いんじゃ...?」と思えるようになった。
描き下ろしの「胡蝶の夢」がまた悲しい。

読んで良かった。
ありがとうございます！

＃ドキドキハラハラ ＃ダーク

[匿名 · ★★★★★]

国外追放されたエレミアだが、ハクの力を借り姿を変え、牢獄中のユミルの世話をすることに。
オルレアン王は番信仰を禁じ、番断罪の儀とユミルたちの処刑を行うと決めた。
獄中にて社会や字を学び、自身たちの罪について反省するユミル。
もっと早く、ユミルの想いに気づき寄り添っていたなら、と心を痛めるエレミア。
それぞれの想いを抱える中、いよいよ、処刑が開始される…。

＃泣ける ＃切ない