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絵本作家せなけいこ氏の、1979年に発刊し好評を得た絵本『うさんごろとへんなつき』の復刻版を電子書籍化したものです。今夜は十五夜、うさぎたちのお祭りです。みんなでお餅をついて、おだんごを作ったり、ニンジンやおイモやトウモロコシやおいしいものをたくさんお供えします。準備ができてお月さまのお出ましを待っていると、あらわれたお月さまはちょっとへんです。いつものお月さまとちがいます。手をのばしてきて、おだんごなどのお供えをむしゃむしゃと食べはじめたのです。ほんとのお月さまはどこに行ったのでしょう。早く助け出さなければ大変です。うさぎのうさんごろは、「よし、ぼくがあいつをやっつけてくる」といって、体に風船をたくさんつけ、空にむかって出かけます。そして、にせのお月さまをポカリ。ところが、それを見ていた星たちが、「お月さまがやられている」と思って、うさんごろにおそいかかってきたのです。奇想天外で、ユーモラスなお話です。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
この本はほんとに好きなのだ。十五夜おつきさまに向かって礼をするうさぎ達の並んだおしりがたまりません。
そして、いつだってちびっこは正直なのです。唯一へんなおつきさまの正体を見破ります。 最後はうさんごろが例の呪文を唱えてやっつけて本物のおつきさまとお祝いをして、うさぎ達はでぶでぶになり(ほんとにそう...続きを読む
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