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交通・観光・不動産・物流・行政サービス・遠隔医療・ワーケーション……
MaaS(Mobility as a Service:マース)は21世紀の産業の交差点にしてアフターコロナの標準形!
「日本初の観光型MaaS」を推進する東急でプロジェクト・リーダーを務める著者が現場目線で書き下ろした唯一無二・感涙必至のビジネス・ドキュメンタリー
「10年後、20年後の東急を支える事業を創れ!」
MaaSの意味も知らずに新規部署へ異動した前広報課長が伊豆半島の現実と悪戦苦闘しながら創り上げた〈未来の暮らしのモデル〉とは?
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MaaS(Mobility as a Service:マース)とは……
移動をサービスとしてとらえる、新しいモビリティの概念。
スマートフォンやクラウドなど、ITの活用によって、鉄道・バス・タクシー・自転車ほか、ほぼすべての交通手段をシームレスにつなぐだけでなく、観光・不動産・生活サービス・医療分野などと組み合わせることで新しい産業を創出する効果も期待されている。
また、デジタルの特性を活かした事業の省力化により、人口減少・少子高齢化によって慢性化する交通機関の人手不足を補い、住民の移動手段を確保するなど、地域課題解決のための公共的役割も担う。
アフターコロナにおいては、対人接触を避け、安全に観光を楽しむために、チケットを事前決済し、決済画面を見せるだけで電車やバス、観光施設が利用できるMaaSの需要は、一層高まるだろう。
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[目次]
はじめに
【1】春の社長室
【2】舞台の背景
【3】運命を変えた無料セミナー
【4】踏み出した第一歩
【5】「MaaSに共通解はない」
【6】肌感覚でつかめ
【7】伊豆の雨と夕陽
【8】共感と軋轢
【9】補助金ください!
【10】大臣とインフルエンザ
【11】まだ見ぬアプリはIzukoにぞある?
【12】フェーズ1開始:4月1日の狂想曲
【13】ショー・マスト・ゴー・オン
【14】寝姿山とスマホの壁
【15】ダウンロードと葛藤の日々
【16】岩田の涙と伊豆戦略
【17】さらば、ムーベル
【18】伊豆の風になれ
【19】捲土重来・フェーズ2開始!
【20】「Izuko=ニッチ」
【21】Izukoが描く伊豆の未来
【22】Starting Over
おわりに
Posted by ブクログ 2020年11月20日
スマートフォン等のICT技術を活用し、シームレスに交通手段等をつなぐことができ、新たな産業分野ともいえる「MaaS」を伊豆半島において実践するプロジェクトの現在までの顛末をリアルに描いたノンフィクション。
言葉としては聞くけど、中身がどんなものなのかよくわからなかった「MaaS」について、実際、プロ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月13日
誰も経験したことが無いことをやるのが新規ビジネスだ。批判も文句も、そんな壁を突破してこそ未来がある。
本書は、業務命令で新規ビジネス「MaaS事業」に取り組んだあるチームの物語だ。
業務命令なのだから、当初はその仕事に熱が入らなかった。
しかし、MaaSという未来への可能性が見えてきたことや、チーム...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月28日
ちなみにワタシはMaaSをやりたいです!と希望した結果、無線踏切システムの開発をやっています。
コレジャナイ感なのですが。
さて、日本初の観光型MaaS、Izukoの立ち上げから実証実験Ph.1, Ph.2、今後の展望までをドキュメンタリータッチのストーリー仕立て。
こんな本、弊社からは出...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月31日
東急で「MaaS」の推進を(図らずも?)任命されてしまった森田さんの小説的なビジネス書。小説的に書かれているのでとても読みやすく、試行錯誤や奮闘の様子が体感できて面白かった。話題のMaaSは、従来の交通網へのレスペクトと共存を考えないと前進しない。途中、泣けてくるような場面もあり、筆致もすばらしいと...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月17日
購入したはいいもののMaaSという言葉の得体の知らなさから遠ざけてきた本。ただ一度読み始めるとあっという間だった。本書から得たのは主に4つ。
①MaaSやデジタル化は手段であって目的ではない
→「その土地をどうしたいか」という目的に鑑みて設計しなければいけない。そのためには実際に現地に足を運び、地元...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月12日
東急電鉄のMaaSプロジェクトの始動から開始までの全容を追う一冊。まさに「戦記」。プロジェクトマネージャーであった森田創氏による著作で、ドラマ仕立ての劇場型作風はビジネス書としては好みが分かれるところ。主観が強く美化し過ぎる傾向があるのと、「すべて自分がやった」風になっているが関係者の役割含めそこま...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月13日
MaaSは公共の交通機関のIT化であり、スマホの専用アプリを使用すれば経路検索や予約、支払いまでも行えるものである。
著者は序章の部分では冷たい性格にも思えるが、去っていった仕事仲間の事を思うなど、人間味に溢れていると感じた。
元々MaaSは初めて聞いた言葉で、ただなんとなくというだけの理由で読...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月11日
【要約】
東急電鉄による伊豆でMaasを導入していく事業の中で生じた苦労や葛藤が描かれた作品。
Maas(mobilty as a servise)とは、スマートフォン等でそれぞれの需要や目的地に応じて、最適な交通手段(バスや電車、タクシーやレンタサイクルなども含む)が表示され、予約やチケット購入も...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月05日
日本初の「観光型MaaS」
2018年3月 部下3人でキックオフ
2019年4月 実証実験Phase1 開始
消滅可能性都市 伊豆下田
デジタルフリーパス+オンデマンド交通+観光パス
アプリIzukoはドイツ ダイムラー系のムーベル
Phase2 12月~
アプリの低い完成度のため ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。