Posted by ブクログ
2020年12月04日
本書を読んで読書の素晴らしさを改めて思い出すことができた。読書は自己投資の中でも最もコストパフォーマンスが高いと実感してはいたものの、なかなかその真価を友人に分かってもらうことができなかったので、本書で学んだことを紹介したいと思った。まず、読書による読解力の向上は、生活の様々な場面で必ず役立つ。時間...続きを読むがないから読書をしないという人もいるが、読書は長い目で見ると時間を捻出することに繋がる。小説のような本でも、読んだ直後に効果があらわれる訳ではないにしろ、じわじわと効いてくることは間違いない。なかなか、読書する時間がないという人や読む読む詐欺をする人に知っておいてほしいのは、読書は苦行ではないということだ。また、読書をしない人は、「自分は読書が苦手だ」と主張する傾向にあるが、1日10分、どんなジャンルの本でもいい(つまらないと思ったらさっさと次の本に移ってもいい)ので、とにかく本を読むことが重要になる。忙しいを言い訳にしていては、いつまで経っても読書をすることはできない。私が将来、小学校教諭になった際は、児童が読書の素晴らしさを感じることができるよう、朝読書の時間に本書で取り上げられていた「みんなで」「毎日」「好きな本を」「ただ読むだけ」の4原則を取り入れていきたい。