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中国には、たくさんの日本人ビジネスパーソンが駐在しています。日本人の海外駐在国としては、メジャーな国の1つです。あなたが現在勤めている会社が中国に工場などを展開していれば、あなたもある日突然『中国駐在を命ずる』という辞令を受けるかもしれません。
本書は、そうした「中国駐在員になるかもしれない」人のために書かれています。
中国駐在員は、日本で働いていたときとはまったく異なる問題に直面します。「どんなことが起こるのか」「なぜそんなことが起こるのか」が分からなければ、現地で対処しようがありません。本書の著者は、中国駐在員の「駆け込み寺」として、現地で起きた数多くの問題や課題を駐在員と一緒に解決してきました。その経験から得た教訓やノウハウをまとめたのが本書です。
日本と中国は同じアジアの国ですが、歴史・気候・風土などが違うため、そこに暮らす人の気質は大きく異なります。「違う」ことは悪いことではなく、「どのように違うのか」を押さえておけば、中国人社員を理解することができます。そうした理解をせずに、日本の感覚でいると、中国人社員と“戦争”状態に陥ってしまいます。そうなってしまうと、会社にとっても、本人にとっても、不幸なことです。
特に最近は中国の経済発展が目覚ましく、従来にはなかった新たな難しさが次々と生まれています。駐在期間は3年程度が多いと言われていますが、その期間が有意義な時間になるか、とてもつらい時間になるかは、日本にいるときの事前学習にかかっていると言えるでしょう。本書があれば、3年をうまく乗り切る考え方や技を得ることができます。
Posted by ブクログ 2022年05月03日
めちゃくちゃ面白かった。一罰百戒、2007までの経済優先2008からの労働者優先2016からの環境優先、「食べたか?」の挨拶、組織運営における就業規則の目的等々。中国駐在予定なくても、「お隣さん」を知る意味でとても面白い本。
著者がまえがきあとがきの両方に記した「これは先人たちとの共著である」の一文...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月18日
タイトルから、中国駐在における生活面でのテクニック集かと思ったが、仕事における前提知識や中国人の思考方法が100%だった。
よくある「中国人と日本人の考え方の違い」よりももっと具体的・実践的に掘り下げていたのでとても勉強になった。
しかし、今自分が最も悩んでいること(中国人部下ではなく中国人上司...続きを読む
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