深宇宙ニュートリノの発見~宇宙の巨大なエンジンからの使者~

深宇宙ニュートリノの発見~宇宙の巨大なエンジンからの使者~

1,320円 (税込)

6pt

4.5

2017年、著者らが苦労の末に南極に建設した素粒子観測施設「アイスキューブ」がニュートリノを捉えたという知らせが届いた。それは40億光年の彼方から、40億年の歳月をかけて南極点の氷河に突き刺さった宇宙からの使者だった――。超高エネルギーのニュートリノを放出している銀河とはいったいどんな天体なのか? 宇宙研究の新たな地平を切り拓く「高エネルギーニュートリノ天文学」と呼ばれるサイエンスの現場の息吹を伝える。

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深宇宙ニュートリノの発見~宇宙の巨大なエンジンからの使者~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年07月24日

    深宇宙ニュートリノ、知らなかった…アイスキューブ実験、知らなかった…生命科学や人工知能研究に人材奪われている、という説も聞く物理学ですが、やっぱり物理は自然科学のホームラン王だ!って叫びたくなるようなワクワクストーリーでした。妄想、発想、構想、挑戦、挫折、転換、競争、共創、作戦、仲間、ライバル、理解...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月01日

    ちょっと難しい内容だが、素人向けになるべく平易に解説しようという著者の心遣いが感じられる。
    カミオカンデのようなチェレンコフ光を観測する実験が南極の氷河の中で行われていたとは知らなった。そこで、幾つもの新しい発見があり、それに日本人が絡んでいたのかと、日本の素粒子物理学や宇宙線物理学に関するレベルの...続きを読む

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