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Posted by ブクログ 2020年04月11日
これかなり面白いな・・・
作品の解釈は自由だけど、明確な理由を根拠にした仮説に基づく解釈がなされると本当に面白い。すごい本だった。
自画像の祖的存在はファン・エイク(1395〜1441)。『赤いターバンの男』。15世紀に今日我々が知るような鏡が誕生した。それが自画像の始まりに必要不可欠であった。
登...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月28日
歴史上の人物や偉人・有名人などへの変装したセルフ・ポートレイト作品を一貫して発表し続ける現代芸術家の著者が、自身がこだわり続ける”自画像”とは何かを巡って記された論考。新書でありながら、何と600ページを超える大作。
その多くは、彼が惹かれる”自画像”にまつわるアート界の大家を巡るものである。カラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月17日
自画像とは、明治以前の日本には根付いていなかった「西洋の精神」そのものであり、その精神を取り込むことこそが当時の日本美術界における至上命題であった。であるならば、その「描かれるべき西洋の精神」とは日本人にとって何だったのか。本書は、この問いに答えるべく、自画像(もしくは画家の視点を取り入れた絵画)...続きを読む
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