ペトロフ事件

ペトロフ事件

440円 (税込)

2pt

3.1

巨額の財産を狙った殺人か? 旧満洲、大連近郊でロシヤ人富豪イワン・ペトロフが射殺された! 容疑者は3人の甥、アントン、ニコライ、アレクサンドルとその恋人たち。が、彼らには堅牢なアリバイがあった! 鬼貫(おにつら)警部は得意のロシヤ語をあやつり、粘りづよく捜査するが……はたして、満鉄の時刻表は何を語るのか? 時刻表トリックの歴史的傑作!

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ペトロフ事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    鬼貫警部シリーズ
    大連で起きたペトロフ殺人事件。容疑者は被害者の3人の甥達。それぞれにアリバイを主張する。暦を使ったアリバイ作り。時刻表を使ったアリバイトリック。

     2009年9月4日再読

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    巨額の財産を狙った殺人か?旧満州、大連近郊でロシヤ人富豪イワン・ペトロフが射ち殺される事件が起きた!容疑者は三人の甥、アントン、ニコライ、アレクサンドルとその恋人たち。だが、彼らには一人残らず堅牢なアリバイがあった!鬼貫警部は得意のロシヤ語をあやつり、粘りづよく捜査する。…はたして満鉄の時刻表は何を

    0
    2013年07月29日

    Posted by ブクログ

     満州を舞台にしたアリバイ崩しもの。
     日本人や満州人、ロシア人が入り乱れ、よく解らない。土地名も解らないし、位置関係、距離感覚がない。なのでよく解らない。
     でも、そこそこ面白かった。

    0
    2013年03月09日

    Posted by ブクログ

    鮎川哲也の初長編。想像してたのとは結構違った雰囲気だった。
    旧満州方面を舞台にしていることにまず驚かされるし、登場する大連とか夏家河子の光景の方がミステリの仕掛けより、むしろ印象に残る。
    また日本を舞台にしたほかの多くの作品でも、方言というのがよく登場するが、本作からしてロシア語や訛り混じりの北京語

    0
    2013年02月14日

    Posted by ブクログ

    容疑者3人の堅固なアリバイが崩れていく様はおもしろいです。
    時刻表トリックそのものは平凡かもしれませんが、解き明かす過程も楽しい。
    ラストにひとひねりありますが、ここまでアリバイ崩し、時刻表トリックに取り組んだのに、という気持ちも少し残りました。

    異国情緒溢れる満州の描写も素敵です。

    0
    2011年02月14日

    Posted by ブクログ

    鮎川氏の著書を読むのはこの本が初です。
    物語の舞台となる満州については教科書程度の知識しかないのですが、実際の満州は物語に描かれているような日本、中国、ロシアが入り混じったエキゾチックな地域だったのかしらと思い、今まで自分が思っていた満州のイメージとは違っていて新鮮に感じました。
    物語はシンプルで淡

    0
    2009年11月22日

    Posted by ブクログ

    堅実。アリバイトリックが微妙に複雑なので慎重に読まないと理解しにくいけどその精密さは見事。どの容疑者にも等分に疑惑があってそれを鬼貫警部が崩そうとする、でもそのアリバイは調べると堅固になるというもの。これが次第に崩れていく過程はやっぱ面白い。ただ真の犯人には想いもよらなかった。ただ「これでいいのか?

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    珍しく容疑者が3人もいて全員のアリバイを崩していくという趣向。時刻表トリックのややこしさで5〜6点くらいかなと思っていたら…
    処女作というのは著者の雛形であって、そこまで捻ってはこないだろうという謎の安心感からスッカリ騙されてしまった。『スタイルズ荘の怪事件』を読んだ時と同じ感動。
    満州が舞台で、当

    0
    2025年09月28日

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