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Posted by ブクログ
世界で第六位の実力を持つという自衛隊。予算削減の結果、備品や光熱水費削減。定数不足も含めロジスティック軽視の旧日本軍につながる日本人の病理。
自衛隊に関する諸々の問題点を指摘する衝撃の一冊。
自衛隊員は労働基準法の適用外で24時間拘束されても勤務時間外は暖房費は出ないし糧食は天引き。他の行政機関同様に官舎は減らされるし、数年に一度の転勤の費用も多くは自腹だという。
待遇の悪さが人員不足の一因であろう。
待遇面のほか、基地や艦船の入渠するドックは外から丸見え、土地を外国人が購入できるという、機密面についても述べている。さらに道交法など戦闘中の戦車など自衛隊車両にも適用されるなど、法制面の不備についても。
山本七平の説だったと思うが、員数さえ揃っていれば、という員数主義は日本の組織の病理。
「国のために死ねるか」という本があったが、有事の際の自衛隊員のための待遇と周囲の意識は大いに改善の余地がある。
危機に対する日本人の意識はどこまで低いのだろうか。
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