花と頬
  • 完結

花と頬

1,210円 (税込)

6pt

4.9

稀代の新鋭が描く高校生男女とその家族のひと夏の物語。ガールミーツボーイを主軸に人々の過去と現在が交差する航跡のその先に「未来」への確かな手応えが心に残る全1巻。

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花と頬 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月14日

    分かりやすい要素がない。そう編集者に評されたとされるこの作品だけれど、じっさい人生にわかりやすい盛り上がりも展開なんてものもない。他人のこと以上にわからない自分のことで手一杯で、だからこそ傷つきながら、迷いながら、傷付けながら手探りで進んでゆく。生きるのは痛いこと。誰もが痛みを抱えている。すぱりと切...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月20日

    本当に、切れ味鋭いナイフのような。勢いよくではなく、静かに刃先が引かれてそっと血が出るような作品。
    それはそれは静かに痛く、これまでの漫画の在り方をひっくり返す天才的な作品じゃなかろうか。

    面白いか?
    ー痛い。

    もう一度読みたいか?
    ー痛い。

    あとがきがまた興味深く、「作品として成り立ってない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月21日

    あとがきの言葉を読んで、「わかりやすい要素がない」ことこそがこの漫画の魅力なのだと気づいた。
    大仰な喜怒哀楽、ドラマチックな過去なんかは確かに作品のインパクトにはつながるけれど、そのぶんキャラクター自身を殺してしまう場合もあるんじゃないかな。

    『花と頬』に出てくる、頬子や八尋くんを始めとするキャラ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月12日

    本を閉じてから、はぁぁ〜ってなんとも言えない溜息が出た。
    あとがきにも、「わかりやすい要素がない」なんてあったけど…なんてことない会話ややり取りが非常に丁寧で、とても大切なものなんだなぁって伝わってきた。
    温度とか、空気の質感、匂いとかこんな感じなんだろうなぁ〜と容易に想像できる作品が基本好きなので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月11日

    なんてヘヴンリーな漫画だろう。ちょうどいい距離感で話してくれる。私はその低い声を聞きながら窓の向こうでゆれる木々を見ている。愛することは近くにいることだけじゃないんだね。

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    Posted by ブクログ 2022年06月12日

    ミュージシャンの娘と、そのファンの男の子の話。頬子の両親や福岡の家庭教師の事などはっきりさせないまま話が終わるのであれこれ考える余白がある作品でした。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    奇跡的に一冊書き切ったという印象。しかし、肝心の音楽が全然聞こえてこない。そういう意味では最高の音楽マンガ。

    0

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