失恋と過労で、心身ともに瀕死……命からがら出発した、アラサー・独身・彼氏なしの世界
一周ひとり旅。行き詰まり・生きづらさを感じているすべての人を、打開と気づきの旅路へ
と連れていく奇跡の旅行記。
やりがいのある仕事、好きなものに囲まれた暮らし。不満はないのに不安になるのは、生き
にくさを感じるのはなぜなのか。過労で吐血し、心を病み、恋人にフラれる。
どんなに努力しても幸せになれないことに疑問をもち、逃げるように日本を飛び出した。
「自分と違う価値観で生きるひと」に出会う世界一周の旅で、彼女が見つけた幸せに生きる
ための「気づき」とは。
モンゴルでは乗馬を習い、トナカイ遊牧民を探しに山を越え、谷を越え、尻が割れ。
ギリシャのヌーディスト・アイランドで、全裸のテント暮らし。
禁断の王国と呼ばれるムスタン王国で、本物の王子さまに謁見。
チベットの聖地カイラス山で、天空の曼荼羅に出会う。
ケニアのスラム街で、地元アーティスト集団と密造酒を飲みまくる日々。
ナミビアの先住民と交流するために、半裸でコスプレした結果、ゴミ袋に入れられて。
ブラジルのUFOが飛来するスピリチュアルな街でもハプニングに巻き込まれる。
ペルーのアマゾンで、強力な幻覚剤を飲んでシャーマンの儀式に挑む。
アメリカではおっぱい丸出しで自転車に乗り、数千人の全裸集団と街中をパレード。
そして世界一周の最後の街・ロサンゼルス。誰もが予期しなかった旅の結末が訪れる。
Posted by ブクログ 2021年10月16日
私の旅とは全く違うスタイルのミギーさん。しかしながら「旅がなければ死んでいた」を読みながら、共に笑い、共に焦り、共に感動しながら旅をしている気分になった最高の1冊!こんなにハードな、そして自分のあるがままの心に寄り添う旅。しばし感動で呆然とした。終盤、犬顔さんとのロマンスには「こんな素敵なことが待っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月09日
坂田ミギーさん。
広大な大地の中で、全裸の後ろ姿がインパクト大!な旅本。
私と同年代の女性が、失恋や仕事への行き詰まりから旅に出て、そこで見えた世界を伝えてくれている。
旅先のチョイスが興味深く、オーカス島のパーマカルチャーやポートランドの「シティ・リベア・プロジェクト」など、面白い取り組みを...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月21日
旅に出たくなる最高の読書体験。コロナ禍で出国もままならないストレスを少し軽減させてくれる。そして、「私、やっぱり旅が好きだな」って思わせてくれる一冊。
この本では、お手軽に作者の旅に同行できた気分になれる。もちろん、「やっぱり体験しなくちゃ分からないなー」ってところもあるんだけど、でも絶対自分じゃ行...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月21日
ミギーさんの撮る写真にとても惹かれて、オンライントークイベントの後に購入。
世界には、まだまだ意味のわからない場所がたくさんあるんだなあと思う。豊かな情景描写で、私も旅をしてる気分になった。
この自粛期間、家にこもって仕事ばかりをしがち。どうしても視野が狭くなりがち。でも「当たり前」なんてない、そ...続きを読む