犬だったボクがご主人様に愛されるまで【イラストあり】

いとう由貴 / れの子

自分を庇って事故に遭った大好きな飼い主の魂を追いかけて、次元の狭間に飛び込んだ柴犬のマルは、目覚めると耳と尻尾の生えた「亜人」になっていた。謎の集団に拾われメッセル王国の辺境伯レシトに引き合わされたマルは喜ぶ。姿がすっかり変わっているもののレシトこそ、捜していた飼い主だった。マルは側付きとして屋敷に置いてもらえる事になるが、前世の記憶を持っているはずのレシトの態度は冷ややかで…。れの子先生の口絵・挿絵も収録。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 心交社
• 掲載誌・レーベル: ショコラ文庫
• ページ数: 268ページ
• 電子版発売日: 2019年06月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 10MB

[ブクログ · ★★★★★]

筋金入りの人間不信ｘご主人様好き好き犬

２つの人生で両親に恵まれず筋金入りの人間不信になった攻を、中身ほぼ犬受が好き好き忠誠心全開でアタックして絆していくお話。
犬ゆえに通じないこと、人間不信ゆえに通じないことのぶつかり合いが面白かったです。
そして最後はほっこりあたたかい。
…豆柴相手にＨなことしてると思うと罪悪感半端ないけど。

初読み作家さん。
表紙の絵からただれたお話かと思ったのですが、中身はそこまででもなかったです。
Ｈシーンはそれなりに多いけど。
おしりしまっておきな。

[み · ★★★★★]

無垢な受け

冒頭から切なくなり
心に傷をおった攻めに
一途に慕い続けるマルが
可愛くていじらしい。
少しずつ変わる攻めの成長が良かったです。