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Posted by ブクログ
自己肯定感は私の子育てにおける最大のテーマである。自分が自己肯定感の低さゆえに根っこが弱いというか根本的に何をやっても芯が脆い人間なので、娘にはそうなって欲しくなくてこれまでも色々と調べて取り組んできた。
いよいよ思春期に差し掛かり、一番難しい年頃にどうやってここまで育てた自己肯定感を維持するのかを知りたく本書を読んでみた。
大事なポイントとして、一人の人間として認めること、人(親自身含む)と比べないことや、上から目線をやめることなどが書かれている。これまでの親ー子の縦の関係から、対等な人間としての横の関係へと変わることが、思春期女子を育てる上での大きな転換と捉えた。それと同時にスキンシップの重要さも強調している。
一般論としてだが、女子校で長年勤めた経験からの男子と女子の違い(注意は男子は個別に、女子は全体にする方が効くなど)もあり、面白かった。
特に中学生は学校でのいざこざから自己肯定感を下げやすい時期であるとあり、ここで家庭でどこまで補完できるかが非常に大事だと実感した。
春からの中学生活3年間、どうか今の高い自己肯定感が失われることがないように、この本は度々読み返して自分への戒めとしたい。
Posted by ブクログ
この表紙なので、思春期の女の子がいるお母さんが読んでいても違和感はないでしょうが、お父さんが電車中などで読んでいると少々違和感があるかもしれません。私は、カバーして読みました。
「なぜそこまでして読んだのか」ということですが、キーワードは「女の子の自己肯定感」です。
私の場合は、できれば10年前に本書と出会っていたかったという思いがありますが、これから思春期を迎える女の子をお持ちのお母さんはもちろん、お父さんも読んで頂きたい本だと思います。
家庭では娘さんとお母さんの関係性は特別で、お母さんの影響を大きく受けますが、お父さんの在り方は、その二人に同時に影響を与えると思われます。本書には、そのことについても触れられています。
男の子と女の子の特性の違いも書かれていますが、女子校で長年経験を重ねられてきた著者だからこそ発見された事実であり、そのポイントの扱い方で表紙に書かれているように、「子どもの人生を左右」してしまうと思われます。
本書の最初のほうを読んで「すごいことが書かれている」と感じたら、本書による気付きが多く、確信も深まるだろうと思いますが、「これ大したこと書かれてないな」と感じたとしたら、現在の自分の在り方は「要注意」と意識して、著者の声に真摯に耳を傾けるのがよいだろうと思います。
Posted by ブクログ
思春期の娘へ、どのように接し育てたらいいのか、「自己肯定感」を育むポイントを押さえながら書かれている。
著者は鴎友学園女子中学高等学校の名誉校長。
うちはまだまだこれからですが、予習のような感じで読めてとても参考になりました。
「タテ型」と「ヨコ型」の人間関係の違いがよく分かった。思春期の女の子には絶対に上から目線でものを言ってはいけない。タテの関係ではなく、ヨコの関係を築いていく。親は、タテの関係からヨコの関係に"降りていく"練習をしなければならない。
学校でも、ヨコ型の人間関係を保つための、3日に一度の席替え
泣くことをマイナスとして捉えて子育てすると、思春期にあらゆる言葉が自分への否定として聞こえるようになってしまう。
「女の子は理系が苦手」という意識を捨てる
親は小児科医のように子供の話に耳を傾ける、小さな変化から痛みを感じ取る
学校に行きたくないというのは、「このまま行っていたら自分はダメになる」という子供からのメッセージ
Posted by ブクログ
8年前の本だからか、今はそうは言ってもと分かってはいるけど、そう出来ない社会があるとも感じた。
そして傾聴はもはや不易。報われることだけに収斂しない人格を形成するには、傾聴による共感がなければ何も始まらない。
そして、傾聴ができる人は、相対的に報われようと思わないから自己肯定感が高い、というかそんな概念を持っていない。
と、感じるも。
男の子も、いやいや大学生もサラリーマンの男女も、自身が傾聴出来るようになれば、というような印象。
主旨が鴎友学園の教育の良さ、の次として学校だけじゃ足りない親御さんの心持ちと思想に解像度を上げて現代版にしてほしい。
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