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これは学園ラブコメなんですか?
俺の人生、なんだかラブコメみたいだな。
主人公である高城圭はそう思った――。
そうだ! お前はラブコメの主人公であり、SFとかファンタジーとかそんなジャンルのキャラではない! だから大人しくラブコメらしい展開に従ってくれえええ!
嘆くその影は言及塔まどかこと、虚構を司る力が擬人化された存在。
そう、これは、まどかと圭が七転八倒しながらラブコメの世界をSFやらファンタジーの浸食から守り抜く物語。
SF界の超新星が描く、ハイテンション×メタフィクション学園ラブコメ開幕!
って、俺の高校生活、一体どうなっちゃうの~~!?
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
"学園ラブコメ"の主人公・高城圭は、この世界の構成力が弱まり、"なんでもあり"による侵略の危機に瀕していると伝えられる。さらに、干渉を始める"学園ファンタジー"や"SF"。果たして圭は"学園ラブコメ"を全うできるのか。
物語は通常、語られるキャラクターと、それを読む読者という2者によって成立する。しかし本書では読者とキャラクターの間に、ラブコメやSFといったジャンル概念や、虚構を作る力そのものといった新たな階層が登場する。むしろラブコメなどの概念こそが本書のキャラクターであり、表紙の描かれるキャラたちは作中作のキャラと言えるかもしれない。
フィクションという概念そのものをフィクションという枠に落とし込むことで、そもそもフィクションとか、物語とは何なのか、その構成要件を探る実験的コメディ。
冒頭で違和感を感じるかもしれないが、そのまま32ページまで読めば、ハイテンションで最後まで引きずられます。
なんでもありの設定が面白かった
やはり草野原々はやってくれたな、という感じと、なんでもありが簡単に現実に敗北しているのはちょっと引っかかる。
劇中、なんでもありでもって現実に中指立てたシーンが一番さすが草野原々と思っただけに残念な感じがする。
言語的な自由、すぐにまた別の現実に包摂されてしまうとしても言語的な自由さこそが、人の営みが現実を改変する先導してきたから、なんでもありはその性質上、普通に現実に一発パンチを入れられるのではないかと思う。
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