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今から約30年前、ゲーム業界は戦国時代に突入していた。ファミコンで隆盛を誇った巨頭・任天堂。任天堂に立ち向かい敗れ去ったNEC、SEGA。そして任天堂もソニーの前に遂には後塵に拝する。その激動の時代を、開発・販売・広報といった多角面から、ゲーム機、メーカー戦略を俯瞰する一冊!30余年に及ぶゲーム業界栄枯盛衰の歴史を読む。
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Posted by ブクログ
ゲーム業界各社の興亡が、その戦略とともに分かりやすく描かれている。ゲーム業界ほど、数年のスパンでドラスティックに勢力図が変わってしまう所もないんだろうなぁとしみじみ感じた。
1日で読み切った。 最初は、へー、アタリとかぴゅうたとかあったなー、で、次はファミコン、スーファミなつかしーぜー、と実体験を思い出し、ゲーム業界が巨大化するにつれて、きな臭い話が増えてきて、ニンテンドー64の遅れから、スクウェアとエニックスが離脱!険悪!きな臭い!戦略を誤ったセガは消えてしまったし、...続きを読むこれまでゲームは素人だったソニーが席巻したと。確かにこれは興亡史だわ。 ハドソンが、ファミコンの中身熟知してて、そこからPCエンジン開発したとか知らんかったわー。 思うのは日本人は自社開発や囲い込みに終始してしまい、プラットフォームを作るのが下手なんだな。それができたのは勝者であるDVDを組み込んだPS1か。面白い。 PS2までしか持ってないけど、VRをスマホに持ってかれたら家庭用ゲーム機は終焉するんだろうね。
主に家庭用ゲーム機の歴史をファミコンから現代に至るWiiU、PS4まで書かれている。 あるゲーム機が発売した当時の状況や、メーカーの思惑、問題点がわかりやすく述べられている。 反面、ゲーム機の普及を担うソフトについての記述は少ない。 ゲーム機の歴史を知る入門書として最適だと思う。
ゲーム機の誕生から現在までの変遷を辿った一冊。 機種などの画像も多く載っており、イメージが掴めながらサクサク読めました。 読んでいて懐かしく感じる機種が多く出てきたことと各社の機種に対する思惑や滅亡していった原因が本書を読んで理解できました。 セガなど事業撤退したところやスーパーファミコンが流行っ...続きを読むていた時代、発展途上にある時にさまざまなモデルが発売されていたことやファミコンに今のネット配信に繋がるディスクシステムがあったことや3DOがマルチメディア端末の規格の名称であったり、機種が発展していくための条件などが学べ、勉強になりました。 読んでいて、現在PS4が世界で万台の売り上げを記録していますが、世界での市場がどんどん拡大していることを感じました。 スマホゲームの普及で家庭用ゲームは非常に苦境に立たされていますが、グラフィックやゲーム性だけではない、ネット環境やSNSなどを駆使して従来の概念を変える新たな発想が出たとき、また家庭用ゲームの価値について見直されるであろうと感じた一冊でした。
ビジネス書としてもゲームファン向けとしても大変物足りない。結構な分量はあるが、内容が表面的。もう少し掘り下げて分析した方が面白いだろう。例えば、なぜ日本発のゲーム機がドミナントなのかとか、アーケードゲームやPCゲーム、スマホゲームとの関係とか。
●ゲーム機の興亡 ゲーム機の変遷や歴史に興味があり購入。自分はファミコン、PCエンジンで遊んでいたので、内容に引き込まれた。当時、なぜNECがゲーム機なんだろうとうっすら疑問を持ちながらゲームをしていたが、PCエンジンは平たく言うとファミコン2なのだと知って驚いた。また、プレイステーションも元はスー...続きを読むパーファミコンのことであったとあり、いろんなことがからんで進んでいたのだなと思った。 興亡史を眺めてみると、大事なのは独自性を貫くこと、ゲームに対する考え方をしっかり持ち、実現することと感じる。唯一無二のものが結局生き残っている。
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前田尋之
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