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Posted by ブクログ 2010年01月24日
面白かった。作者はきっと島田荘司が好きなんだろうと思う。理系ネタと本格ミステリの融合──まさに島田氏の提唱する21世紀本格ミステリの理論に合致する。選評の“福ミスのような地方の小賞に投じられてきたことに感謝した”という辺りに島田氏との相性の良さがうかがえる。ということは、私とも相性が良い。そういう雰...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月27日
■かなり難しい作品。っていうのも、舞台が外国なのでなかなか登場人物の名前がすっと頭に入ってこなくて前半がだいぶ苦戦した。
■そして謎解きも。二重、三重のカラクリから構成されていて、トリックが解かれている最中ですら、何がどうなっているのか解りづらくて何度も読み返してみたり。(笑
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■顔が...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月09日
アメリカ・マサチューセッツ州の小都市にかつてガラス製造業で財を成した富豪が、謎の死を遂げた廃屋敷があった。
11歳の少年コーディは、その屋敷を探索中に死体を焼く不審人物を目撃する。
だが、少年は交通事故にあって以来ある障害を抱えていたため、目撃者としてその証言をそのままつかうことはできなかった。
州...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月25日
相貌失認ものです。
おー、今時、本格だ!当たりだ!! ^^/
と思ったらそれもそのはず、島田荘司選考の
「福山ミステリー文学新人賞第1回受賞作」だそうで。
シマソーって福山出身だったんだ~。へー。
岡山県西端の高校へ通っていた頃、
この街の古本屋でクリスティーやクイーンを集めました。
福山城は駅...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月15日
顔が認識できない……扱ったモチーフはすごく面白かった。
それだけに、冗長な構成と無駄が多過ぎる人物配置、展開がもったいなかった。
正直、犯人はすぐに分かります。おそらく作者も想定済み。
けれど後で延々延々その犯人の一家について言葉で説明されても。
せっかく素材が面白いのに、人間ドラマとしてもミステ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月20日
ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。
可もなく不可もなく、って感じ。
専門的な説明もわかりやすかったから、文章自体は読みやすい。
ストーリーは犯人はすぐわかるけど、ネタバラシまでが大変というパターン。
双子だらけ。
そして、イマイチ、入れ替えの意図が弱いと思う。
デビュー作だから、...続きを読む
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