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Posted by ブクログ
【※本稿はPodcast番組「地方経営者読白」の内容をもとに、AIによって生成した感想文です】
今回は渡邉格さんの『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』を読みました。まず何より衝撃的だったのは、パン作りに適した野生の菌を探すために、渡邉さんが自らの舌で色とりどりのカビ菌を直接舐め分けるエピソードです。黒や黄色の菌で冷や汗をかきながら、緑色の菌に「柔らかな甘味」を感じるというくだりは、顕微鏡ではなく己の感覚を信じる圧倒的な探究心に鳥肌が立ちました。
また、価値を溜め込む現代の資本主義に対して余剰を持たない「腐る経済」が提唱されていますが、個人的にはこの余剰分を地域へ還元していく「発酵する経済」と捉え直すとしっくりきました。確固たる思想を持ちながら、組織や事業を維持していくことの難しさや奥深さについて、同じ経営者としても深く考えさせられる一冊です。
この本から得たさらなる気づきや、「菌本位制」「筋肉本位制」といった独自の考察については、Podcastで熱く語っています!気になった方は、ぜひ私のプロフィールにあるURLから番組へ遊びに来てください。
Posted by ブクログ
労働者、地域、環境に配慮した経済活動
働く時間や働く日数を増やしたり、原価率を下げたりすることで利潤は生まれる。
利潤を増やしていくためには、規模を拡大し続けたり、商品を安くしたりしないといけない。
ファミレスでのバイト
塩素を使った消毒
たくさんの食べられるはずの廃棄される食品
長時間労働で疲弊する社員
危険な薬品を使った清掃作業
違和感を持ちながら働いていた記憶が蘇ってきた。
この本を読んでいて、思ったことは、タルマーリーのやっていることがもっともっとたくさんの人に知れ渡ることで、社会の常識を変える力につながっていくはずだということ。
未知の挑戦をするタルマーリーはかっこいいし、ワクワクさせてくれた。
たんなるパン屋ではなく、パン作りを通して、社会の変革者になってほしい。
利潤の追求をしない経営に実際に触れてみたいし、今後自分が食に携わっていきたいという想いがある中で、タルマーリーの考え方を自分の原点にしていきたいという気持ちになった。
Posted by ブクログ
ツイッターなどで見かけ、気になっていた本書。
いつか読もう読もう、と思う内に、気がついたら文庫になっているではありませんか!
イーストなどを使用せず、天然酵母や天然麹菌によってパンをつくり、店を経営する著者による本書。
面白いのは、マルクスの『資本論』をはじめ、いくつかの経済書を引用しながら、彼らがつくるパン、経営、労働についての考え方を言葉にしているところ。
複数の論点、かつ、著者の学生時代も含めると長いスパンの話を扱っているにもかかわらず、構成がとてもよく整理されているので、するすると頭に入る。
何より、著者が30歳にしてはじめて本格的な社会人として働きはじめてから遭遇する様々な理不尽や矛盾が、とても他人事とは思えず、はらはらさせられ通しである。
今の資本主義社会の中で、おカネがあふれ続けている……というくだりで、ふと『千と千尋の神隠し』の“カオナシ”を思い出す。
実体のない経済がどんどん膨れ上がりバブルが爆発することと、映画でのカオナシのくだりはとてもよく似ている。
カオナシは、銭婆のもとで仕事を与えられて穏やかな横顔をみせるようになるけれど、じゃあおカネは?
本の中で、著者は菌の声を聴いてパンをつくっているけれど、もしおカネの声を聞くことができたら、どんなことを言うだろうかと考える。
私のお財布の中のおカネたちは、もうちょっと大切にして、少なくともすぐレシートで財布のなかパンパンにするのはやめて、と怒っているかもしれないな。
資本主義社会の中で、どのように気持ちと生活の折り合いをつけて生きていくか。
正解のない問いに、果敢に挑む著者夫婦の姿が印象に残る1冊でした。
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