小説 新聞社販売局

小説 新聞社販売局

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

全国紙の元社会部記者が新聞業界「最大の暗部」を描いた、衝撃ノベル! 新聞の原価は購読料の6割!? 新聞は「折り込み広告の包み紙」!? 「押し紙」を巡る新聞販売店主との激しい攻防、知る人ぞ知る「大幅値引き」、まさかの「公称部数の水増し」……。さらに、「天ぷらカード」、「抜き取り」、「ゴミ出し」、「預け」、「ピンピン」、「ピンサン」と次々出てくる隠語の数々。はたして「闇」はどこまで深いのか?

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    小説 新聞社販売局
  • タイトルID
    :
    60002220
  • 電子版発売日
    :
    2015年09月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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小説 新聞社販売局 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全国紙に1989年から25年間、勤めたという元記者による小説。新聞社が販売店に押し付けている「押し紙」「残紙」を巡って販売局の担当員と店主との間に人間ドラマが展開される。実部数が6割という報告書を見る場面や、署長の官舎に夜回りに行く場面など、迫真性に富んだ描写も特長。ついついフィクションであることを忘れさせられる。それにしても、販売店が入金拒否したら、担当社員が立て替えなければならないなんて、ブラック企業も真っ青の話。本当に行われているのなら自殺者が出るのではと心配になってしまう。

    0
    2017年03月12日

    Posted by ブクログ

    販促宣伝部元デスクが書いた本。
    新聞社のビジネスモデルをあまりに赤裸々に暴露した問題の一冊。
    読みながら「あの人っぽいな」とか、「あのことか」と、実際のことに当てはめてしまう。
    本当にそのまんま販売局のことを書いてあるので驚いた。
    販売局に「左遷」された記者が最初は販売をボロクソに言っていたが(特に内勤)、ストーリー自体は面白く、一気に読んでしまった。
    世間に広がると困る本だが、救いなのは新聞社以外の人が読んでもあまり理解できそうなことか。

    0
    2016年01月20日

    Posted by ブクログ

    「押し紙」という新聞社の暗部を中心に物語が進み、最後まで引き込まれるように読み終えた。予想以上の内容で、満足度高し。新聞に興味があり、好きな方ならおすすめです♪

    0
    2018年10月19日

    Posted by ブクログ

    世の中の人もなんとなくは知っているだろうが、インサイダーが改めて詳らかに語る、新聞販売における"負"の世界の描写は実に読み応えがある。
    インターネットの普及により、紙媒体が急速に衰退しつつある今という世相を、無慈悲なぐらいに切り取っている。

    充分面白く読めるが、小説としてはちょっと早いテンポでエピソードを積み過ぎかな、という印象も受けた。
    おそらく在職中に著者が見聞したであろう、リアルな例をすべて表現する、という目的を優先した結果かと思うが、連作にするか、あるいは続編なども視野に入れた構成にした方が、ひょっとしたらよりスムーズに読み易くなったかも。
    エピソードを消化するために、主人公の言動が時にご都合主義にハマり、いかにも作り物っぽくなってしまっている、という箇所をいくつか感じたのがやや残念。

    こうした性格の作品を、独立系の小出版社がノンフィクションとして出すのではなく、こんな大企業が小説として出版した、という事実にはいささか感銘を受けた。

    0
    2016年05月18日

    Posted by ブクログ

    著者は元某大手新聞社の記者職。
    ノンフィクションでなく敢えて小説の形態にしたせいか、設定は少々荒唐無稽ながらも要所要所で逆にリアリティと著者の本音が感じられる。

    ”ジャーナリズム”の本音と建前。
    高邁な理想と相反し、会社として利益を上げなければいけない構図。
    どんな家庭でも新聞を購読していた時代には確かに成立していたこの図が、公称部数をキープするための押し紙、残紙というトリックを使い砂の城と化している現在。
    現実から目をそむける”ジャーナリズム”の未来は果たして。

    0
    2016年01月26日

    Posted by ブクログ

    本書は、ノンフィクションではなく、「小説」である。
    大手新聞の元社会部記者が、敢えてノンフィクションではなく小説という形式、フィクションという形式を選択して書きたかった真実とは....

    マスコミ、特に新聞は「権力の番人」として機能することを目的として発展してきたはずだ。
    国民の知る権利を守り、時には権力者と反対する意見を展開することにより、社会変革すら引き起こすことがある。
    その高邁な理想をもっている新聞社が、販売戦略となると少し怪しくなる。

    バイクに景品を山積みし、新聞社主催のイベントチケット、野球の招待券をもち、いま契約している新聞の契約期間がきれたらでいいからうちで契約してくれと、時には懇願し、時には強引に取引を強要する。

    公称発行部数は実際の配達部数をカウントするわけではなく、新聞社から販売店に送付された新聞の部数。
    そして、実際に配達される新聞の中には、実際に顧客がお金を支払って配達されている部数と、配達されてもお金にならない部数、新聞契約の際に「いま契約してくれるなら3か月は無料で配るから」と契約時に持ちかけられたり、ホテルでご自由にお持ちくださいと山積みされる部数なども含まれる。

    もちろん、新聞業界には実際に家庭等に配達される部数と、強制的に販売店に配達される部数の差額、いわゆる「押し紙」または「残紙」は存在しない。
    しかし、なぜかオークションサイトには、配達された形跡のない、配送されたそのままの新聞紙が梱包用として売り出されている。

    その新聞業界の抱える真実。新聞社の表面にでてこない販売部門の真実を、元社会部の記者が明らかにする。
    実在する人物であるから、ノンフィクションという形では表に出すことができなかった、真実の闇であると私は思った。
    新聞販売店は、配送された部数の新聞代を新聞社に納入する。しかし、その費用には押し紙の費用も含まれる。当然、売り上げに入っていない新聞の原価も含まれる。そのため、すべての販売店が必ず全額を納入できるわけではなく、入金が滞る場合もありうる。しかし、新聞社には公式には押し紙は存在しない。
    そのため、中には販売店が支払うべき費用を、販売店を担当する営業員が.....

    全体を小説仕立てにするために、いくつかの他のエピソードも織り込まれ、また、強引かつ不公正な加入事例などにも言及され、また展開が早くとても読んでいて面白い。

    いま、まさに、いままで全く議論されなかった、「一部宅配新聞」への軽減税率の適用が、唐突に税調の報告に織り込まれたばかり。新聞は決して権力の番人などではなく、権力にすり寄る番犬であり、その飼い主は国民ではなく権力者であるということが白日に下に晒されている。
    そもそも、どれだけの新聞が実際に読者に届き、お金を支払って読まれているか。その事実を当の新聞社でも把握できていない現実。そこに税の優遇を与えるなどという話は、本来議論にすらなり得ない、荒唐無稽な話であるということが良くわかる。

    0
    2015年12月11日

    Posted by ブクログ

    何回か挫折して漸く読み切った まあ想定の範囲内のストーリー
    サラリーマンの習性p320
    利害が関係ないテーマには何とでも言える
    しかし不利益が自分に及ぶとなると大抵はまともでなくなる
    サラリーマンはやり直しがきかない
    一人ひとりの保身が積み重なって、組織全体を蝕む「がん細胞」になる

    0
    2019年01月02日

    Posted by ブクログ

    小説としての中身はともかく、当然のように語られる押し紙や残紙の実態がすごい、というかひどい。

    まさに「インテリが作ってヤクザが売っ」ているとしか言いようがない。

    0
    2016年12月20日

    Posted by ブクログ

    もっと大胆に内幕を暴くものかと思ったが、だんだんと小説っぽくなった。
    最後の方はドタバタ過ぎて落ち着いて読めなかった。
    テレビドラマならお笑いからのタレントが主人公を務めそうな内容。
    池井戸さんの作風のような最後は勧善懲悪の世界でした。

    0
    2016年08月16日

    Posted by ブクログ

    新聞社の闇に切り込む。業界的にはなかなかインパクトがあったのではなかろうか。小説としてはいささか底が浅いけど、そこはそれでw

    0
    2016年04月27日

小説 新聞社販売局 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    小説 新聞社販売局
  • タイトルID
    :
    60002220
  • 電子版発売日
    :
    2015年09月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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