弁証法とイロニー 戦前の日本哲学

弁証法とイロニー 戦前の日本哲学

1,485円 (税込)

7pt

4.0

戦前期、「近代」を問う日本の知識人たちは何を思想的課題とし、何を思考し続けていたのか。田辺元の「弁証法」と保田与重郎の「イロニー」を二つの極に、三木清の「人間学」・萩原朔太郎の「デカダンス」の思想を媒介項とすることにより戦前期昭和思想の思想地図を大幅に書き換える。同時に、ハイデガー・ベンヤミンらと同時代の思想的営為として世界の哲学思潮の中に戦前期昭和の思想を位置づける画期的著作。(講談社選書メチエ)

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弁証法とイロニー 戦前の日本哲学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年09月20日

    ドイツの思想史において、ドイツ観念論の哲学者であるヘーゲルの「弁証法」と、ドイツ・ロマン派の論客シュレーゲルの「イロニー」の概念は、密接なかかわりをもっています。ところが日本の思想史研究のなかでは、この二つの概念が関連づけて論じられることはまれでした。本書は、じつは近代日本の思想史においても、「弁証...続きを読む

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