驚異の小器官 耳の科学 聞こえる仕組みから、めまい、耳掃除まで

杉浦彩子

まっすぐ伸ばしても3.5センチ。小さな蝸牛はナノテク満載の超細密測定器! 雑音の中から声を聞き分け、音楽に感動する。原子1個分、約0.003度の傾きを感じる有毛細胞。ヘッドホン難聴やめまい、メニエール病。精神をも蝕む、耳鳴や幻聴。あらゆる耳の不思議を科学する。(ブルーバックス･2014年10月刊)

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 教育
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: ブルーバックス
• 電子版発売日: 2015年06月26日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 12MB

[ブクログ · ★★★★☆]

こういう本って、厚労省や文科省から助成金が出て作られているんですね…知らなんだ。しかしそれだけあって実生活に役立つ部分も多くあり、それは単なる小ネタ、伊東家的なものではなく、深入りしすぎず、それでいて各項目についていいあんばいにまで触れている、具合がぼくにはちょうどいいんですね。自分みたいに耳かきするたびに耳鼻科行く人が減れば保険料の抑制になるかもしれんしね。しかしあのロウソクがデマだったとは。結構いろんな番組で宣伝してたのに。