精神科医がつかっている「ことば」セラピー

上月英樹

読むだけでこころの病が改善する！

自分自身、過敏で内向的な青年期を過ごしてきた精神科医は、みずからが時代を経て語り継がれてきた名言や新聞・雑誌の片隅の記事など、さまざまなことばに励まされ、支えられてきた。その経験から、日々診療に取り入れて、効果を上げている「ことばセラピー」を、さらに厳選して収録。こころが疲れたとき、不安や悩みがふくらむとき、壁にぶつかったとき……１１３のことばをつかって、自分でカウンセリングできる本。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 哲学・宗教・心理
• 出版社: さくら舎
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2019年10月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★★]

言葉の大切さがわかる本！
人生とはいかに良いカードを手に持つかではなく、手に持ったカードをいかに上手く使うかである

[ブクログ · ★★★★☆]

転職１ヶ月、慣れない仕事と環境に憂鬱になっていました。
【最初の３ヶ月はカウントしない】
なんだあ、みんな最初は慣れないもんなのかと心が軽くなりました。
自分で選んだやりたい仕事、頑張ろう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

私も名言マニアなので、基本的には楽しく読まさせていただいたし、感銘を受けた言葉も多かった。
ただ、物足りないと思ってしまったのは、患者さんに影響を与えた「他の人の」名言ではなく、「先生ご自身の」名言を紹介してほしかったこと。大変申し訳ないのだが、ちょっと人の褌で相撲を取る感じもしてしまったので…。実際に患者さんと応対している時には、先生ご自身も名言をたくさん発してらっしゃるはずなので、次回はぜひ、それらを紹介してほしいと思う。

[ブクログ · ★★★★★]

・人生は永遠の夢までの短い散歩(ファイナ・ラネヴスカヤ）
　Life is a short walk before an eternal dream

・人生とはいかに良いカードを持つかではなく、手に持ったカードをいかにうまく使うかである。
・人はみなそれぞれの器をもって生きています。形や大きさを比べるのではなく、満たすことに集中できる人が人生を楽しめるのです。
・人は嫌味なことをいうものと最初から思っておけばいい。
・なぜ容易くバカになるのか。理由ははっきりしている。人間は楽なことを選ぶ生き物だからである。私たちはできることなら責任なんか負いたくない。他人のことの心配なんてまっぴらである。難しいことよりも易しいこと。苦しいことよりも楽しいこと。不自由よりも自由。貧乏よりは裕福。まどろっこしいことよりはすぐに成果が見えること、に流される。努力をするのも金輪際イヤである。これらの諸条件を満たすものは必然的にバカになる。
・日記の初めの一行に「今日もいい一日だった」と書いてしまうのだ。
・今日が人生最後の日だったら今日やろうとしていることをやりたいか
・能力の差は5倍意識の差は１００倍
・心が変われば行動が変わる
　行動が変われば習慣が変わる
　習慣が変われば人格が変わる
　人格が変われば運命が変わる
　運命が変われば人生が変わる
・絶望の隣は希望です
・結婚は雪景色のようなものである。はじめは綺麗だがやがて雪解けがしてぬかるみができる。
・全部を取ろうとしてはいけない
　You cannot have everything
・A woman wears her tears like jewelry